今を楽しく!
癌の定期検診でした。
今回も問題なし。
先生から
「次回の細胞診で問題なければ大丈夫でしょう」
なんてお言葉が♪
次回から検診の間隔が延びるって。
ちょっと嬉しい♡
子宮頸癌になって子宮全摘して2年。
「かわいそう」
「子供が産めない女はちょっと…」
心ない言葉も言われました。
私は「かわいそう」なの?
子供が産めない女はダメなの?
今でも言われた瞬間を思い出すし、生きてていいのか?なんて考えることあります。
知り合いの出産報告SNS投稿を見て、「おめでとう!」って気持ちもあるけど心がキュッとなります。
「知江崎さんも(年齢的に)そろそろ考えないと」なんて言われるときもあります。
事情を知らないその方に悪意はないんでしょうけど、子宮ないから出来ねーし(^_^;)
てか、余計なお世話だ!w
ま、今までの人生で感じることなかった"他愛もない一言"に敏感になりました。
でも私は大好きな演劇があったからリハビリも頑張れた。
1回目の手術後。
本当はアクションやダンスもあったのに、無理ない範囲で動きの変更してくれて、稽古スケジュールにも限りなく配慮してくれたKENプロデュースさん。
当時の座組の皆さんにはご迷惑をかけました…
結果、1回目の手術では癌を取りきれず、また腺癌の為、癌がどこまで転移しているのかわからず、闘病が長引くかどうか…って感じだったので、手術したことを公表してませんでした。
別にめちゃくちゃ子供が欲しい!と思ってたらわけじゃないけど、いざ「子宮全摘」と言う言葉を聞くと、なんとか温存出来ないものかと思ったわけで。
重粒子線治療、光線力学療法などなど…
自分で調べたり、知り合いから紹介してもらったり、いろいろ最先端治療はありました。
セカンドオピニオン、サードオピニオン…お金かかりますねーw
いろいろ考えた結果、自分で「子宮全摘」を選択しました。
入院中、私は演劇をやっていた方が気持ちが安定したので、無理をしない範囲で脚本書いたりしてました。
2回目の手術後の復帰作はTeamかわのじ。
痛みで蹲りながら演出したり、出来る範囲での出演でしたが、客演の皆様、何よりかわのじメンバーには本当に支えてもらいました。
そして、術後の結果がわかるまで待つよ!なんとでも対応するからね!とギリギリまで返事を待って下さったネコ脱出の高倉さん。
本当に有り難かった。
傷つけられた心が元通りになったわけではないけど、凹むより前を向こう!と常に自分に言い聞かせています。
私、明るくて強いイメージあるかもだけど、何でも言っていいわけじゃないんだよ?w
考えたって仕方ない!
健康が一番!
生きてるだけで丸儲け!
今を楽しく生きる!
癌を報告したときに父親が言ってくれた言葉。
「いろいろあるだろうばってん、命が優先ばい」
うむ。
その通りだ。
あ。高倉さんも同じ言葉かけてくれたなぁ…
因みに癌の告知は病院からの電話でした。
先生「お話したいことがあるのでなるべく早く病院に来てください。」
私「え。じゃあ明日にでも行きます。」
先生「明日は病院はしばらくお休み(←ちょうどGWだった)なので、早くて来週ですね。」
私「では、このまま電話で構いません。」
先生「えっと…電話ではちょっと…」
私「悶々と何日も過ごすの嫌なので、出来る範囲で構いませんので、お願いします。」
先生「…わかりました💧」
て感じでしたw
ま、ちょうど日比谷公園でビール売るバイトしてたときだったので、その後も続けてましたけどw
何の取り柄もない女ですが、これからも一人の人間として逞しく楽しく生きていきますので、今後とも知江崎を宜しくお願いしますw