2008年4月に始まったBaila Bailaも10周年を迎え、3月21日の記念イベントのあとにリリースされたこのVol.21で11年めに突入します(ジムやスタジオでの解禁は4月1日)。

 

そして、このブログではヒジョーに珍しいことですが、解禁に間に合わせてニューアルバム情報のアップですきゃー

 

Baila Baila vol.21のロケ地はドミニカ共和国のプンタカナ。ラテンをメインにヒップホップやハウスやボールルームなど、多彩な要素の入った曲を織り込んできたバイラですが、vol.21ではラテンカラーがグンと少なくなり、ボールルームというかBIGDANCEへの移行を思わせます。ひょっとしたら今後、ラテンより社交ダンスっぽい要素が増えてくるのかもしれません。

 

 

今回は、Vol.13で初登場した国森ゆきかさんと谷井恵利香さんのお二人が結婚・出産を経てママダンサーとして再び共演(谷井さんはvol.15&19を含めて4度目の登場)。それもvol.21のウリだと思いますが、とにかく目立っているのが9曲に出演しているMaria。テクニックもさることながら、熟女の目ぢからというのかオーラというのか…なんとメイン曲のSale el solで伊藤由里子さんを食ってしまっていますw。

 

ところで、上の動画には、BAILA BAILA vol.21 “Sale el sol”+10周年記念曲「Presage of love~恋の予感~」 by ジェフリーダニエル(Shalamar)というタイトルがついていますが、残念ながらPresage of loveは全く入っていません。アルバムには入っているのでその広告だけです。そしてさらに印税の関係なのか、Presage of Love のDVDは入っているのですが、音楽CDは入っていないので、そのままiPodなどの音楽アプリに入れることはできません(泣)。

 

今回は、各曲の背景が次々変わって面白いので、キャプチャ画像を紹介し、最後にPresage of Loveの歌詞と適当な訳を入れておきます。英訳も和訳もしっくりこないのは独断と偏見で意訳しました。

 

まず、曲名リスト。

まず歌詞はこちらのリンク先へ↓。

Baila Baila Vol.21

01. Un sueño de amor(愛の夢)
02. Forbidden Love (禁じられた恋)
03. No hay que llorar (泣かなくていいよ)
04. Doesn't Matter (関係ない)
05. Sabor para ti (私を味わって…という感じ?)
06. No other man (他の誰かじゃダメ)
07. Sale el sol (太陽が昇る)
08. Your Truth (あなたの真実)
09. Zoom Zoom (ズーム)
10. Su aroma vive (愛の残り香…みたいな…。)
11. Curación (ヒーリング)

 

曲名が表示されるのは最初だけなので、キャプチャ画像には肝心のサビの動きではなく、前奏のマーチのシーンばかりですが、それでも絵画みたいで素敵じゃないですかかわいい

 

 

 

私自身がダントツで気に入っているのがメイン曲のSale el solで、恐らくメロディやリズムも、振付を含めた人気度でも(空振りだったvol.14のスウィートラビリンスやvol.20のドミノとは違って)名実ともにアルバム中で一番の曲になるんじゃないかと思いますが、ひょっとしたら好みが分かれるかもしれません。

 

 

Presage of Love (恋の予感)

同梱されていたジェフリー・ダニエルのPresage of Love(安全地帯の恋の予感の英語でのカバー)は、音楽としてはやはり格上です。

 

Presage of LoveのDVDには、

Paso a paso(伊藤由里子さんによる振付けガイド)、

Vamos(ダンサーたちの踊り完成版)、

Jeffrey Daniel出演のPV

④2017年に各地のバイライベントでにわか仕込み(?)でこの曲を踊ったバイラファンたちの映像集

 

…が入っているのですが、バイラファン以外でも入手したいであろうジェフリー・ダニエルPV版はいつかこっそりYouTubeでアップされるかもしれません。もちろんシングルで出ているなら入手したいですが。

 

それにしても、アレンジもあるとはいえ、ジェフリー・ダニエルの映像…なんなのだ、このものすごい存在感は…。何度でも繰り返し見て、聴いていたくなります。

 

 

そして歌詞。DVDに入っていた歌詞カードはどう考えても何箇所か聞き間違えた英語になっていて、それを無理やり訳して不自然な日本語になっているので、これも独断と偏見でちょっと修正しておきました。これで、オリジナルの井上陽水の作詞にちょっとだけニュアンスが近づいた感じです。

 

Presage of love
How can it be
How can it be
That you become more beautiful to me
I'm sure you feel all eyes on you
You are looking better than
you have alright to

Tonight's the night
You are dancing in my mind
The rhythm of my heart
Is beating so inside me
Maybe it's just the presage of love
I don't know till I'm in your arms again

How can it be
Why should it be
That you can share your secrets with me
If I only knew that you love me too
I'd reach out to heaven
and bring you the moon

Tonight's the night
Don't stop dancing in my mind
The rhythm of my heart
Is beating more exciting
Maybe it's just the presage of love
I don't know till I'm in your arms again

Other guys they wait for you
Please don't make me wait for you
Tonight the stars will tell the truth

Neon lights up the Tokyo skies
Give me a sign
That I'm no longer dreaming
Drifting on an ocean of tears
Have no fears till you're in my arms again

Tonight's the night
You are dancing in my mind
The rhythm of my heart
Is beating so inside me
Maybe it's just the presage of love
I don't know till I'm in your arms again

 

ちなみに、安全地帯のオリジナル・バージョンを視聴したい方はこちら→安全地帯 恋の予感

歌詞は→恋の予感 歌詞

 

Presage of Loveの振付けはカッコいいのですが、かなり踊りにくいところがあります。由里子先生曰く「これは飽くまで歌ありきで作ってあるので、踊りやすさは二の次…」。

 

ちなみに、タイトルの発音はジェフリー・ダニエルの歌を聴けばわかりますが「プスィージ・オブ・ラブ」(イギリス英語の場合、プスィ-ジ・オブ・ラブ、となりにアクセント)です。

 

 

Baila Baila 10周年、おめでとう!

さて、上にも書いたようにBaila Bailaは10周年を迎えました。全国のスポーツジム(ティップネス、コスパ、アクトス、グンゼスポーツ等)を通して今もファンが増え続けているBaila Bailaですが、これは社長の廣瀬元彦さんのプロデュースもさることながら、やはり伊藤由里子さんの存在が鍵だったと思います。

 

Dスタジオでは由里子先生の名で慕われる伊藤さんは、ふだん直接会えない人にとってはカリスマの塊みたいに見えるようですが、先生や先輩ぶったところは微塵もなく、本当に気さくでいつも冗談を言っていて、その場の空気を一気に温めてしまう人。それが伝染するのか、Dスタジオのインストラクタたちも、そんな人だらけで、とてもいい気がスタジオに満ちています。

 

イベントで招かれて訪れるスポーツジムなどでも、早く来て入場整理券をとった人が最前列を占領していても、必ずローテーションを行い、どの人も最前列に来れるように配慮されます。

 私もDスタジオでのノンストップBailaで久々にタオルを使う曲になり、ひとりタオルを持参してなくてタオルハンカチを使おうとしていたら、「取りかえっこしましょっかまるちゃん風」と言ってもらったことがあります。また、二人ずつジャンケンで2組に分かれるときにあぶれてたら「じゃ、私としましょう」と言ってくださったり。こういう例はいくつもあるのですが、些細なことでも即座に細やかな気遣いをされる感性に遭遇するたび、ホントに愛すべき人だなぁと思ってしまいます。

 

また一方で、捨てがたいのが由里子先生のマンガチックなキャラ。DVD作成時などの何度も間違えた失敗談なども含め、自虐ネタの笑い話も多く、vol.12を買った人は交換前の不良品(?)DVDでご存知かと思いますが、由里子先生だけがステップ間違えて固まってたシーンとかありましたが、ああいう役回りも意外としっくりくる人なんです(?)。

 また、イベント用に誰かが選曲・アレンジしてくれたらしいノンストップBailaのCDを再生しながら、「なるほど、今度はそう来たか…」とひとりニヤニヤしながらデッキと会話している姿なども、きっと気づいてウケてた人は私の他にもいると思いますかお

 

そんな、一見どこにでもいそうな"面白くてやさしいおねえさん"が、エアロビクスで世界タイトルを取りまくっていた頃の映像、あの動きの精度の高さでも意識の高さがわかるように、BBT(バイラバイラ・トレーナー)たちの指導でも妥協はないようです。Extra Baila Bailaのレッスンでも、レッスン生の名指しのダメだしこそはありませんが、その日の参加者のレベルに合わせて、細い指導が入ります。引き出しは無限という感じです。

 

Dスタジオでレッスンを受け持っているトレーナーたちは、ほとんどがなんらかの受賞経験のあるダンサーたちですが、由里子先生のことは、リーダーでコーディネーターという大御所だからというのではなく、純粋にリスペクトして信頼しているという空気が満ちています。

 

2008年春にBaila Bailaが始まったときには、それがどんなふうに花開くのかは未知数の船出だったと思いますが、10年たった今、初年よりもますます多くの人たちをダンスを通してハッピーにしていることは確実です。10年前を知らない私なんかでもちょっと感無量です。

 

私は2013年にジムでVol.11からの参加、vol.18からDスタジオ心斎橋にも通っていますが、Baila Bailaに出会えて本当によかったと思います。長年、手頃でいいダンスレッスンがみつからなくて、とりあえずジムのエアロで妥協の日々でしたが、過去に諦めていたいろんなジャンルの詰った(由里子先生の言葉でいうと「雑種の」)Baila Bailaのお陰で、生活に鮮やかな色がつきました。由里子先生やDスタジオ、フラックスの皆さんに感謝です。

 

Happy 10th Anniversary, Baila Balia!!

 

12月のお誕生日の少し前に、Dスタジオ心斎橋に届いたお祝いのお花の横でポーズをとってくださった由里子先生です。

 

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シューズ情報です。

 

FREDDYの2018年春夏新作のミドルカットシューズ。税込み15,000円です。

私は同タイプのローカットを使い始めたのですが、まるで足袋のように軽くて驚いています。しかもいつぞやのジムで試着したイタリア製とは違って、幅も柔軟性があって動きやすい。動物の皮は入っていませんかわいい。気に入りました。

 

これまでRykaのデザインと軽さが好きで、楽天のEndlessTripで何足か買って、Vol.20ではローカットを使ってたのですが、Vol.21で踊るにはグリップが強すぎて、Un sueño de amorやSale el solでは床にひっかかって踊りにくさMAXなので買い換えました。

 

とりあえず、週明けの練習用にとモニシャンのダンススニーカーをAmazonから取り寄せたのですが、これはSabor para tiのようにキックボールチェンジで後ろ足で蹴り出すときに、かかとのフィットが甘いのが気になりました。(ターンはしやすいし、5000円というリーズナブルな価格なので、気に入っている人も割といるようですが。)