赤ちゃんに『お手玉』をあげたい4つのワケ(後半) |   ☆Petit Petit Planet☆~コドモ×エホン×オモチャ

赤ちゃんに『お手玉』をあげたい4つのワケ(後半)

アイコンママブロネタ「コラム」からの投稿


コラム

前回<赤ちゃんに『お手玉』をあげたい4つのワケ(前半)>では、赤ちゃんにおすすめの理由を2つご紹介しました。

後半では残りの2つについてお話します。


お手玉はいろんな遊びができる


3ヵ月~6ヵ月頃のねんねやハイハイの赤ちゃんは、口に入れる、投げる、振り回す、引っ張るといった遊びからスタート。

7ヵ月以降おすわりができる赤ちゃんになってくると、これに「ちょうだい、どうぞ」といった受け渡し遊びがプラス。

空の箱や袋を用意してあげれば、お手玉を「入れたり出したり」。

両方ともエンドレスでやりたがる遊びです。

投げるのが好きな赤ちゃんには、好きなだけ投げさせてあげて。

簡単な的やゴールを用意してあげれば、自分が投げたものが入らなくても、大人が拾って入れてあげるだけで大喜び。


1才半以降、おままごとあそびが始まれば、お手玉はクッキングの材料に。

子どもの自由な想像力は、お手玉をお団子、お餅、おにぎりはもちろん、お野菜にもハンバーグにもしてしまいます。

こんな風に、シンプルな形状で扱いやすいから、幼児時代は「見たて遊び・ごっこ遊び」のアイテムとして大活躍。


3才以降は、いよいよママと一緒に本格的な「お手玉遊び」の練習開始です。

一つ投げから始まり、二つ、三つと歌いながら両手で回せるようになったらカッコイイ!

スポーツのように競技大会や段位認定もありますから、本気でやればやるほど上達できます。


こんなふうに、お手玉は赤ちゃんから大人まで、長い長い年月を親子で楽しめるおもちゃです。


お手玉は手作りの温かさがある


既製品でもよいのですが、お手玉は自分で簡単に作ることもできます。

基本的にミシンを使わず、身の回りにある材料から手縫いで作れるので、普段あまり縫物をしない方でもだいじょうぶ!


初心者向け!俵型お手玉の作り方

ざぶとん型お手玉の作り方


競技や段位認定の際に使用するものでなければ、とくに規定にこだわらず、好きなサイズや重さで作ってあげてください。

中身は、やはり独特の香りと感触がある小豆や米などがおすすめです。

市販の豆類は、虫を防ぐために一度熱湯を通してカラカラに天日干しにしたものがベスト。

また、衛生面が気になってどうしても洗濯したい場合は、中身をアイロンビーズやボタンなどプラスチック製にするとよいでしよう。

いろいろな素材で作って、赤ちゃんと触り比べても楽しいですね。

一度作ってしまえば長く遊べますから、ぜひ手作りにもチャレンジしてみて。


生きる力を育てる昔あそび


お手玉、おはじき、けん玉、コマなど、日本に古くから伝わる玩具は、集中力を養い、手先を器用にしてくれるものばかり。

子どもたちの「生きる力」を、遊びを通して育てていたんですね。

伝承遊びの経験が少ない大人が増えている現代ですが、ぜひ赤ちゃんと一緒に昔あそびデビューを楽しんでください!


赤ちゃんに『お手玉』をあげたい4つのワケ(前半)

参考:日本のお手玉の会 

元のコラム記事を読む