めざせ!グローバル人材?「我が子の多様な生き方を支える教育論」セミナー参加記
先週の土曜日は【インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢 小林りん氏 × ライフネット生命保険 岩瀬大輔 「我が子の多様な生き方を支える教育論」】に参加して参りました(≧∇≦)
なにしろ、8才ムスメに「彼氏や婿はジョリピを連れてこい!孫はハーフだ」などと寝言吹き込むだけでグローバル性の欠片もないわが家のこと。
赤子が眠る朝5時のリビングで通学路の危険箇所マップ切り貼り修正作業のち午前中いっぱい地区委員執行部会出席からそのまま直行という強行スケジュールで、セミナー会場でのフューチャー&グローバル感溢れるふたりのトークは別世界…カルチャートリップ!ってかぁちゃんがコレでは先が思いやられますが;^_^A
まず、タイトルからして良いですね。『我が子の多様な生き方を支える教育論』。子どもの可能性と人生の選択肢は無限にある、たとえどんな生き方を選んでも、その人生を生涯に渡って支え応援し続けるのが教育(親)だと。“多様であること”がマストなのがさすが(・ω・)ノ
無料セミナーの会場が、青山こどもの城
であることも素晴らしい\(//∇//)\
休日に子どもと遊ばず子育てセミナーに参加するというのは後味が良いものではないですが、ココならムスメ&マメも連れてこられて大喜び、子守り役の父さんも安心です。セミナーフロアに託児か見守り保育かキッズスペースがあればさらに良かったが、そこを補填する意味でもナイスアイデアd(^_^o)
会場までの道案内や机上のミネラルウォーターなど、ライフネット生命のスタッフの皆さんの細やかなお気遣いが嬉しく、暴走バギーで駆けつけながらもホッコリ席につけました(^人^)
小林りんさんは、アジア太平洋地域で、リーダーシップを発揮しながら幅広く活躍できる人材の育成を目指す『インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢
(以下、ISAK=アイザック)』のISAK設立準備財団代表理事であり、ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長兼COOの岩瀬 大輔さんとはT大時代のお仲間とのこと(=´∀`)人(´∀`=)
在学中のエピソードも交えたざっくばらんなトークは楽しいけれど、VERYどころかMartですらないカースト欄外子育てママにはハイパー過ぎる箇所は置いといて、以下覚えておきたい話ややたら活発だった質疑応答の答えをいくつかメモメモ_φ(・_・
【ISAKの選考基準】
●多様性に対する好奇心。
●成績はオール5よりも5.3.3でも良いから誰にも負けない5があること。
●サイエンスオリンピックに出場した、などマイナーでも特別な個性がある。
☆誰にも譲れない“強み”はISAKじゃなくても生きる自信につながります。
【仲間を集めやすい人とは】
●相手を好きになる能力
(短所より長所にフォーカスできる)
●巻き込むパワー
(“好き”“やりたい”の発信)
●助けられやすさ
(思わず手を差し伸べたくなるキャラクター)
☆友だち100人いる人ってその100人全員大好きでココロを開いてるのだそうな。まさにウチの代表(宇野愛子さん)のことだな~と超ナットク。
【インターネットとデジタルデバイスの与え方について】
●ICT教育と英語はもはや学校で教えないのはあり得ない最低限のリテラシー。親は価値基準を示した上でオープンにしていくしかない。デバイス上で学習したことを学校で復習する教育業界の変革である『反転授業』にもタブレットは必須。もう5年10年で、教育現場は想像を越える変化が起こる。
●某ゲーム開発者の話。『皆さんは今日、何回お子さんのことを褒めましたか?』。ゲームは一秒間に何回でも子どもを褒めている。承認欲求を満足させる仕掛けをこれでもかと盛り込んで開発しているのだから、子どもが夢中になって当たり前。
●ネット的な教育→有効活用できれば、いろんな世界を見せてあげられる。
☆ハサミは使いようかぁ。
【これからの教育界で求められる人材】
●多様な価値観や多様な考え方を受け入れられる
●自ら探求し発見する
●リスクをとることができる
●新しいことを始めることができる
☆上記、教師のみならず親もですね。リスク・・・とれるか!?
【北欧的な教育が受け入れられる世の中にするためにはどうすればよいか】
●すでに現場レベルでの取り組みが始まっている。りんさんは、私立や国立の中学、高校の教育関係者や経営者を集めたワークショップを開催、一緒にムーブメントを起こそうとしている。
●文科省ではスーパーグローバルハイスクール
事業があり、カリキュラムを柔軟にした学校を作る試みがスタートしている。政府が日本の教育を変えようとしている数十年に一度の転機。教育評価が変わる風が吹いている。
☆初耳・・・一般の保護者に伝わっているのかな?
【グローバル人材を育てるためには、留学か大学受験か】
●東大ですら推薦枠が設けられ、センター試験がなくなるかもしれない世代で大学受験の意味に疑問符。
●りんさんは高校を1年時に奨学金を得て単身カナダへ。
留学直前にあわててベルリッツに3回顔出したのみでまったく英語がわからず、授業はもちろんテストの質問も解答も結果すらわからない、誰かがジョークを言ってみんなが笑うと一瞬遅れて笑うイケてない自分に最初の3ヶ月間毎日泣いて暮らしたが、その後同じく英語がわからないメキシコ人の女の子と仲良くなったことが人生の転機となった。日本を出て一度マイノリティーになる経験をすると、世界と価値観が変貌する。
●もし子どもが留学したいと言い出したら全力で送り出してほしい。
岩瀬さんは帰国子女だがりんさんの英語は高校から。それが今ではネイティブスピーカー並みに。幼いうちからの英語教育にはハテナで4才のご長男には英語も日本語も(笑)教えず、ひたすら本人が大好きな爬虫類と深海魚図鑑をめくる日々。日本人は『英語ペラペラなだけで何もやれない、仕事できない』ヒトも多いが、そもそも英語は“論理的思考能力”の上に積み上げるもの。語学以前に論理的思考能力を磨くべし。また、岩瀬さんには即興でジャズピアノが弾けたりもするし、りんさんは聴きとり上手。結論→『耳さえ良ければ』英語は中高からでもOKなのでは?
☆耳さえ良ければ論はハイパーだけどもw 留学から戻ってからの受験準備の大変さは置いといても、カルチャーショック受けるのが一番手っ取り早いのか。
【今の世の中で親が子のためにできることは?】
●日本は世界の中でも《しつけ》の評価が高い。海外ではトイレのスリッパをフツーに揃える日本人スゴイと賞賛される。日本文化の美しさと豊かさをしつけの中で継承したい。
●“勉強しろ”と言うよりも、黙って親自身が学ぶ姿を見せ続ける方が効果的。
●本人が好きなこと、やりたいことを全力で応援してあげる。
●いろんな可能性と豊かな選択肢を見せてあげる。
●情報を散りばめておく。たとえば家にどんな本が置いてあるか。押し付けるのではなく、自分で気づいて能動的に動いているかのように思わせる、さりげないキッカケづくりを心がける。
☆まさに我が意を得たりー。うんうん、共感です!
その他、りんさんのコメントで印象に残っているのが、ISAKのサマースクールの選考は女子の方が受かり易いのだということ。どちらかというと女の子の方がアピール力があって“自由”だからなんだそうだけど、そんな彼女たちが社会に出て子育てを始めると一気に“不自由”になり、すごいポテンシャルある方まで可能性のバーを引き下げるしかない日本って本当に残念な国ですね(´・_・`)
それにしても「次世代のアジアを担う変革者を育てる」というミッションを掲げ、従来の日本にはない理想の学校づくりに奔走するISAK準備財団代表理事の小林りんさんは同い年、同じ第二子0歳児を抱える産褥ママだって!(◎_◎;)
どうすればそんなハイパー女子が育つのか?という答えはご両親にあり、お父さまは40才で脱サラしてベンチャー、60才でやめたのち、引退生活に飽きたと63才で再び起業されたパワフルシニア。お母さまは破天荒(?)な夫を市役所の職員を勤めながら裏方で支え、30年間ボランティア活動に従事した後市長を二期勤められたというやっぱりパワフルシニア。
子育てに両親の影響はやっぱり大きいのねェ…とわが身を振り返りため息つくタイミングで、岩瀬さんから最後に絶妙な“とはいえ”。
なにしろ、8才ムスメに「彼氏や婿はジョリピを連れてこい!孫はハーフだ」などと寝言吹き込むだけでグローバル性の欠片もないわが家のこと。
赤子が眠る朝5時のリビングで通学路の危険箇所マップ切り貼り修正作業のち午前中いっぱい地区委員執行部会出席からそのまま直行という強行スケジュールで、セミナー会場でのフューチャー&グローバル感溢れるふたりのトークは別世界…カルチャートリップ!ってかぁちゃんがコレでは先が思いやられますが;^_^A
まず、タイトルからして良いですね。『我が子の多様な生き方を支える教育論』。子どもの可能性と人生の選択肢は無限にある、たとえどんな生き方を選んでも、その人生を生涯に渡って支え応援し続けるのが教育(親)だと。“多様であること”がマストなのがさすが(・ω・)ノ
無料セミナーの会場が、青山こどもの城
であることも素晴らしい\(//∇//)\
休日に子どもと遊ばず子育てセミナーに参加するというのは後味が良いものではないですが、ココならムスメ&マメも連れてこられて大喜び、子守り役の父さんも安心です。セミナーフロアに託児か見守り保育かキッズスペースがあればさらに良かったが、そこを補填する意味でもナイスアイデアd(^_^o)
会場までの道案内や机上のミネラルウォーターなど、ライフネット生命のスタッフの皆さんの細やかなお気遣いが嬉しく、暴走バギーで駆けつけながらもホッコリ席につけました(^人^)
小林りんさんは、アジア太平洋地域で、リーダーシップを発揮しながら幅広く活躍できる人材の育成を目指す『インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢
(以下、ISAK=アイザック)』のISAK設立準備財団代表理事であり、ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長兼COOの岩瀬 大輔さんとはT大時代のお仲間とのこと(=´∀`)人(´∀`=)
在学中のエピソードも交えたざっくばらんなトークは楽しいけれど、VERYどころかMartですらないカースト欄外子育てママにはハイパー過ぎる箇所は置いといて、以下覚えておきたい話ややたら活発だった質疑応答の答えをいくつかメモメモ_φ(・_・
【ISAKの選考基準】
●多様性に対する好奇心。
●成績はオール5よりも5.3.3でも良いから誰にも負けない5があること。
●サイエンスオリンピックに出場した、などマイナーでも特別な個性がある。
☆誰にも譲れない“強み”はISAKじゃなくても生きる自信につながります。
【仲間を集めやすい人とは】
●相手を好きになる能力
(短所より長所にフォーカスできる)
●巻き込むパワー
(“好き”“やりたい”の発信)
●助けられやすさ
(思わず手を差し伸べたくなるキャラクター)
☆友だち100人いる人ってその100人全員大好きでココロを開いてるのだそうな。まさにウチの代表(宇野愛子さん)のことだな~と超ナットク。
【インターネットとデジタルデバイスの与え方について】
●ICT教育と英語はもはや学校で教えないのはあり得ない最低限のリテラシー。親は価値基準を示した上でオープンにしていくしかない。デバイス上で学習したことを学校で復習する教育業界の変革である『反転授業』にもタブレットは必須。もう5年10年で、教育現場は想像を越える変化が起こる。
●某ゲーム開発者の話。『皆さんは今日、何回お子さんのことを褒めましたか?』。ゲームは一秒間に何回でも子どもを褒めている。承認欲求を満足させる仕掛けをこれでもかと盛り込んで開発しているのだから、子どもが夢中になって当たり前。
●ネット的な教育→有効活用できれば、いろんな世界を見せてあげられる。
☆ハサミは使いようかぁ。
【これからの教育界で求められる人材】
●多様な価値観や多様な考え方を受け入れられる
●自ら探求し発見する
●リスクをとることができる
●新しいことを始めることができる
☆上記、教師のみならず親もですね。リスク・・・とれるか!?
【北欧的な教育が受け入れられる世の中にするためにはどうすればよいか】
●すでに現場レベルでの取り組みが始まっている。りんさんは、私立や国立の中学、高校の教育関係者や経営者を集めたワークショップを開催、一緒にムーブメントを起こそうとしている。
●文科省ではスーパーグローバルハイスクール
事業があり、カリキュラムを柔軟にした学校を作る試みがスタートしている。政府が日本の教育を変えようとしている数十年に一度の転機。教育評価が変わる風が吹いている。
☆初耳・・・一般の保護者に伝わっているのかな?
【グローバル人材を育てるためには、留学か大学受験か】
●東大ですら推薦枠が設けられ、センター試験がなくなるかもしれない世代で大学受験の意味に疑問符。
●りんさんは高校を1年時に奨学金を得て単身カナダへ。
留学直前にあわててベルリッツに3回顔出したのみでまったく英語がわからず、授業はもちろんテストの質問も解答も結果すらわからない、誰かがジョークを言ってみんなが笑うと一瞬遅れて笑うイケてない自分に最初の3ヶ月間毎日泣いて暮らしたが、その後同じく英語がわからないメキシコ人の女の子と仲良くなったことが人生の転機となった。日本を出て一度マイノリティーになる経験をすると、世界と価値観が変貌する。
●もし子どもが留学したいと言い出したら全力で送り出してほしい。
岩瀬さんは帰国子女だがりんさんの英語は高校から。それが今ではネイティブスピーカー並みに。幼いうちからの英語教育にはハテナで4才のご長男には英語も日本語も(笑)教えず、ひたすら本人が大好きな爬虫類と深海魚図鑑をめくる日々。日本人は『英語ペラペラなだけで何もやれない、仕事できない』ヒトも多いが、そもそも英語は“論理的思考能力”の上に積み上げるもの。語学以前に論理的思考能力を磨くべし。また、岩瀬さんには即興でジャズピアノが弾けたりもするし、りんさんは聴きとり上手。結論→『耳さえ良ければ』英語は中高からでもOKなのでは?
☆耳さえ良ければ論はハイパーだけどもw 留学から戻ってからの受験準備の大変さは置いといても、カルチャーショック受けるのが一番手っ取り早いのか。
【今の世の中で親が子のためにできることは?】
●日本は世界の中でも《しつけ》の評価が高い。海外ではトイレのスリッパをフツーに揃える日本人スゴイと賞賛される。日本文化の美しさと豊かさをしつけの中で継承したい。
●“勉強しろ”と言うよりも、黙って親自身が学ぶ姿を見せ続ける方が効果的。
●本人が好きなこと、やりたいことを全力で応援してあげる。
●いろんな可能性と豊かな選択肢を見せてあげる。
●情報を散りばめておく。たとえば家にどんな本が置いてあるか。押し付けるのではなく、自分で気づいて能動的に動いているかのように思わせる、さりげないキッカケづくりを心がける。
☆まさに我が意を得たりー。うんうん、共感です!
その他、りんさんのコメントで印象に残っているのが、ISAKのサマースクールの選考は女子の方が受かり易いのだということ。どちらかというと女の子の方がアピール力があって“自由”だからなんだそうだけど、そんな彼女たちが社会に出て子育てを始めると一気に“不自由”になり、すごいポテンシャルある方まで可能性のバーを引き下げるしかない日本って本当に残念な国ですね(´・_・`)
それにしても「次世代のアジアを担う変革者を育てる」というミッションを掲げ、従来の日本にはない理想の学校づくりに奔走するISAK準備財団代表理事の小林りんさんは同い年、同じ第二子0歳児を抱える産褥ママだって!(◎_◎;)
どうすればそんなハイパー女子が育つのか?という答えはご両親にあり、お父さまは40才で脱サラしてベンチャー、60才でやめたのち、引退生活に飽きたと63才で再び起業されたパワフルシニア。お母さまは破天荒(?)な夫を市役所の職員を勤めながら裏方で支え、30年間ボランティア活動に従事した後市長を二期勤められたというやっぱりパワフルシニア。
子育てに両親の影響はやっぱり大きいのねェ…とわが身を振り返りため息つくタイミングで、岩瀬さんから最後に絶妙な“とはいえ”。