迪化街のランドマーク的なこちらのビル。一階に小さな書店を発見。
一応ジャケ買い、ではないんですよ。中身は後日、お楽しみに!
よく見ると周辺のお店もちょこちょこ開いている。そして、チラホラ日本人のお客さん。
そうか〜私のような午後便出発の日本人客がお土産を買いに来る時間帯なんですね。店員さんも流暢な日本語で接客中。
それにしても、このエリアの商品は高いです・・・誠品書店の雑貨屋さんもなかなか高かったけれど、さすが観光地とはいえ、お土産にしたら喜ばれること間違いなしの可愛い雑貨がいっぱいで思わず足がとまりそうに。
友人へのお土産にこちらを購入。ノンシュガーのドライフルーツです。「有無糖的嗎?」と聞きまわって発見。マンゴーは時々ありますが、ドラゴンフルーツは珍しいので喜んでくれそう
そして、更に歩いて台北駅を通り過ぎ・・・
家族からのミッションがなぜか「胡椒餅を食べてきて!」と。どこかで「すごく美味しい」と聞いたのだそう。
初めての胡椒餅、うん、確かに美味しい。「中華風ハンバーガー」ですね。うーん、ただ、店員さんが“台湾一”くらい愛想無しだったのが残念でした 有名店だからかなあ。
そして、突然のハプニング・・・慌てて新光三越の無印良品で新しいトランクを購入。長い間世話になったこちらは台湾の土に 本を詰めて酷使しましたからねえ。
気を取り直して、帰国の途に。ホテルから空港MRT駅改札までは徒歩5分。台北地下街Y13出入口から入るとすぐです。エレベーターやスロープもあるので楽々。
空港は空いている時間帯でした。
中華航空、帰りに見た映画は『桃姐(邦題:桃さんのしあわせ)』。わずか1時間50分のフライトなので、ちょい早送りしましたが、行きと同じく香港映画、劉徳華(アンディ・ラウ)、そして号泣・・・いい話です
実は最近広東語も勉強しているので、余計に胸に染みたのかもしれません。アンディ、昔は濃すぎて苦手でしたが、よい役者さんですね・・・
関空につくと、先に台北を出発したはずのMさんと再会できたりして、時間と空間のねじれを感じるようなSF的展開がまた楽しかったです。
好朋友Mさん、Lさんがどなたか、もう分かった方もおられますよね 三人三様の台北旅行記、どうぞお楽しみ下さい。
あっという間、ではなく、もしかすると普段より長く、濃く感じた三日間だったかも。何となく観光、で行った時とは明らかに時間の流れが違いました。いつも私に足りない「軽やかさ」みたいなものに近づけた時間だった気がします。
中国語を勉強しているからこそ出会えた仲間と、中国語がわかるからこそ聞くことができ、見ることができ、食べることができるという体験をした。それを嬉しい、楽しい、幸せだと感じることができた。もともと語学好きではなく、オトナになってから仕事のために始めた中国語。やっとそういうシンプルな感覚を得られるようになったのかもしれません。
正直に言うと、台湾の中国語、そして繁体字にもこれまでそれほど親しみを持てませんでした。今回大きく心の距離が近づいたような気がしています。
何かのキッカケになってくれそうな、そんな台北旅行でした。さあ、まずは本、読みます