あれから8年か。
今でも鮮明に思い出す。
土曜の忙しい中僕はパーマを巻いていた。
地鳴りと共に大きな揺れ。
慌ててお客様と店の外へ。
情報収集しつつ、『とんでも無い事になるな』と肌で感じていた。
スタッフ達をなるべく早く帰して自分も帰宅した。帰り道見た塀や電柱が倒れてる光景は今でも忘れない。
計画停電が発表されたのを機に全国の仲間から連絡があり多くの乾電池、ホワイトガソリンなどが届いた。
本当にありがたかった。
幸いにも印西市は計画停電から外れてその物資は他の市へ寄付させてもらった。

津波、原発事故と先が見えない不安と恐怖の毎日

しかし東北の方々はもっと大変な思いをしてると奮起し日々を過ごしていた。

震災から2年後には少しでもお手伝いが出来ればと思い理美容師の仲間達と釜石まで行き現地の美容師さん達と触れ合って沢山お話をさせて頂いた。
自分達も被災し多くの悲しみを苦しみを背負いつつも美容師を続ける姿に人間としての強さ、理美容師の素晴らしさを感じた時間だった。

あれから8年、まだまだ困難な生活をされている方は多い。
決して風化させてはいけない。

大きな事は出来ないけど、目の前の人を幸せにし続ける事でより良い未来、復興の活力に繋がる事を信じて今後も頑張っていきます!

では。