「エイリアン」や「ブレードランナー」、最近では「プロメテウス」でお馴染みのリドリー・スコット監督の日本・大阪を舞台にした刑事アクション映画です。主演もマイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作と大変豪華なキャスト。


ブラックレインにおける日本の描写はこの映画の見せ場であり、異様な迫力があります。リドリー・スコットが撮ったなだけあって、大阪の街並みがブレードランナー調なのがとても印象的です。
後半出てくる南港ポートタウンも何となくブレードランナー!

ナイトクラブでマイケル・ダグラスと喧嘩した高倉健さんがホステスやアンディ・ガルシアと酒のんでカラオケでシャウトしながらドンチャン騒ぎをするシーンは観ていて本当に楽しくなります。

また、高倉健さんがうどんを食べながらマイケル・ダグラスに説教するシーンは泣けます(´;ω;`)
とにかくこの映画はマイケルと健さんのやりとりがホントいちいち熱いって言うか、特にラストの健さんとマイケル・ダグラスのやりとりはもうホント男泣き必須なんです!!

この作品で忘れてはならないのが松田優作さんの存在です。
いや忘れたくても忘れられない優作さんの鬼気迫る凄まじい演技!
この作品は松田優作の遺作でもあり、癌と闘いながら撮影にいどまれたとの事。病気の事は当時、ヤクザ役で出演していた竹内力也さんしか知らなかったそうです。


内田裕也とガッツ石松(お二人とも若い!)が迎えに来た時点でオカシイに決まってますやん。気付けよマイケル・ダグラスも。