相談内容
ここ数か月旦那の機嫌が悪いことが頻繁にあり面倒くさいです
3歳の娘も私たちの雰囲気を察してあからさまに笑ってふざけたり
「パパイヤ、ママがいい」とすべて私でないとだめで、無理させてるな、伝わってるんだろうなと思っています。
講座で教わった「感謝の表現」や「横に立つ」「旦那は味方」を鬼リフレインして自分としては頑張っていると思います。
が、ここまで頻繁だとつわり中や出産前後に吐かれた暴言も、歯を食いしばって水に流したのに
なんで私ばかりがと思う気持ちがあふれて止まりません。
また、旦那の機嫌が直るタイミングが旦那の趣味で外出するとき、
義実家に帰省するとき、旦那の友達が遊びに来るときなので
いいように使われている気がしています。
旦那の機嫌を自分の玉座に置かないと言い聞かせていますが、心が折れそうです。
私はどのようにいたらいいのでしょうか。
二条まりあの回答
「彼より弱者」な自分から脱皮すると
腹をくくる
今回の相談者さんは講座でしっかりお話を聞いてきた方なので
いろいろ背後の状況とか彼女自身の性格、旦那さんの特徴も分かった上でお話しします。
それでも、それぞれご自身の状況に照らし合わせて読んでいただければ、
みなさん独自の気づきにつながると思います。
男性によくある幼稚なタイプの旦那さん
この相談者さんの旦那さんは、子供っぽいタイプです。
いろんなご相談の中で垣間見えますが、そういうタイプの男性は少なくないです。
「僕がこんなにがんばってる」
「君もがんばってると思うけど、僕のほうががんばってる」
「僕のほうが偉い」「僕のほうが稼いでいる」
って言ったり、言わなくてもしっかり思っている。そういうタイプ。
そして男の人は、自分が守っている(と思っている)家を快適なものにしておいてほしいという願望をもっている。
だから「僕はこんなに外で頑張ってきたのに、なんでうちはこんなに殺伐としてるの?」という不満を持ってしまったりする。
妻側からすると、「こっちは命を守ることで必死なの!」っていうことですよね。
でもこういう幼い旦那さんからすると、愛する奥さんの関心は全部子供のほうを向いてしまっていて
自分に対する愛情を感じられない、自分のほうを見てくれない
こっちもっと見てよ。
ほめてよ。という状態になっているわけですね。
お互いのコンプレックスがぴったりかみ合っているご夫婦
自分はこれだけやっているんだから、自分のことを認めろという男
彼はまだ自分自身にOKが出せていない。
自己を肯定しきれていないから、他人からの承認を必要とする人です。
妻ができていないことを指摘したり、あげつらったりすることでしか
自分が尊敬されないって思ってしまっている劣等感を持ってしまっている人。
一方であなたも、なんでそういう旦那さんとくっついてるかっていうと
彼女もまた暴言吐かれたり、大事にされないという体験を通じて
腹の中に溜まりにたまっているのは「もっと私を尊重してよ」という思いであり
それを通じて、浮き彫りになっているのが「私には尊重される価値がない」という思い込みだったりします。
やっぱり相談者の方の中で
「仕事している旦那のほうがえらい」
「生産性のある彼のほうがえらい」
「彼のほうが偉くて、自分は価値がないんじゃないか」という思いがあったりするんですね。
結果、お互いのコンプレックスがぴったり凸凹にはまってしまっているご夫婦ということになっているんですね。
「彼より弱者」な自分から脱皮すると腹をくくる
そういう状況を前提にしたうえで、相談者さんがどうしていったらいいかというと
腹をくくるっていうことが大事
どこかで「彼より弱者」になってしまっているんです。
あなたが弱者の気持ちを持ってるから、アホがのさばるわけです。
それは彼にとっても幸せじゃない。
自分の扱いは自分が決めるんです。
彼があなたに対して無礼な扱いをしたのであれば、それは適切に怒るべきです。
旦那さんの機嫌が悪くならないように顔色を窺っている場合ではありません。
「あなたこのまえのあれ私に対して無礼だったよ」
「私にああいう扱いは受け入れられません」
「あの時はあなたにも事情があったと思うし、気持ちはわかるけれども、私たちお互いを踏みつけにするために一緒にいるんじゃないよね。もうやらないでね」と、きちんと怒る。
怒るためには
「弱者をやめる」ということが必要。
そして、最終「腹をくくる」ということが必要。
いろいろ働きかけた結果、ずっと旦那がポンコツだ、ずっと無礼がおさまらない。
ということだったら、愛しているし、大事に思っているし、一緒にいたいけれど離れるっていうことももちろんあるわけです。
現状、相談者さんの気持ちのフォーカスが旦那さんのほうにばかりいって、自分が自分のことをほったらかしにしてしまっている。
自分が自分を愛するということがとても大事。
旦那が自分を尊重してくれない。思いやりが足りないところに腹が立っているんだと思う。
それはそのまま自分が自分に言っていること。
ちゃんと怒る。
それはNOっていうことを毅然と伝えるということ。
「被害者」の立ち位置から抜ける
この人生は自分のもの
旦那であれ、子供であれ、「私の人生」に「私」が引き寄せたものです。
すべて「自分の人生」に登場しているものです。
子供を育てているのは自分だっていう主体性をもちましょう。
旦那がいようがいまいがすることは同じですよね。
いっこいっこの言葉ですごく傷つくこともあるし、本当に腹が立つこともいっぱいあります。
本当に男性は成長が遅いし、成長しきらないこともあります。
でも、あなたはあの人がいようがいまいがやることはやるわけでしょう?
子を育てていくという尊い仕事をしていくわけです。
これは自分の選んでいることです。
あなたはぜんぶほっぽりだして、出ていくという選択だってできるんです。
私たちはだれにもなにも制約されていないんです。
それでもあなたは放り出すことなく、その現実を選択している。
被害者のままで、やらされていると思って現実を受け止めていくのか
自分が選択していると受け止めてやりきっていくのか。
同じことをしていても、「自分が選択している」と受け止めるだけで
エネルギーの湧き方も違ってくるはずです。
一般的に男性の成長が女性に比べてのんびりなのは事実です。
そんななかで旦那様はひときはのんびりペースな方のようです。
あなたがそんな彼とパートナーシップを結んでいるのは
あなたと彼のコンプレックスがぴったりかみあっているからです。
つまり、あなたが変わればパートナーが変わるわけです。
ここはひとつ腹をくくって
「彼より弱者な自分」から抜け出しましょう。
大丈夫です。
あなたはあなたの人生の舵取りをしていけます。
♡パートナーシップの決定版!
現在受け付けている講座はありません。
12期の開講をお待ちください
恋愛、結婚、夫婦…
幸せなパートナーシップを築くために必要な
すべてをまとめた講座です。
”知る”か”知らぬ”かで人生は変わります。
今ある悩みを解消したい方。
今よりもっと幸せでいたい方。
貴女のご参加をお待ちしています。
Movie
二条まりあの真骨頂はおしゃべりにあります。
ながら聞きもお勧めです。
料理の最中、お掃除の時間、出勤お迎えなどの移動時間など、
ぜひ動画でお聞きください。
まりあに聞きたいことがある方は
是非こちらからご相談お待ちしております💓