死んだ話が続いて

申し訳ないんですけども。

 

ここしばらく

家族を送る年が

続いていました。

 

 

最初は愛犬。

翌年、父。

その次、祖母。

で今年、実家の愛犬&義父。

 

犬も家族カウントです。

 

 

 

約4年前

愛犬が死んだのは

突然でした。

 

 

それでその子の亡骸が

まぁ、焼かれるじゃないですか。

 

炉に火がつけられると最初に

白い湯気のような煙が上がりました。

 

それで、

ほんとかどうか知りませんけど

係の方が「体の水分が最初に上がるので

ああいった煙なんです」っておっしゃって。

 

小さい体ですから

しばらく待ったらすぐ

灰とお骨になって戻ってきて。

 

それはそれは愛らしい

骨だったんですけど。

 

 

小さくて柔らかくて温かかった

彼女の身体は

 

水と炭に還ったわけです。

 

水は蒸気になって空に

灰とお骨は壺の中に。

 

 

それで、肉体というのは

形が変わるだけで

この世から消滅するわけでは

ないんだな、と。

 

 

 

 

 

あると思っていたものは

最初からなくて

 

無くなったと思ったものは

ずっとそこにあって

 

物事は絶えず変化しているけれど

何一つ変わっていなくもあり。

 

 

命についても

 

私はてっきりどこからか来て

宿ったり去ったりするものだと

思っていましたが

 

 

どうやら

そういう事でもないらしい。

 

 

 

みたいな事を

後付けですけど、多分この辺りから

思うようになったんじゃないかなと

考えています。

 

 

 

 

 

今日も素晴らしい1日を。

合掌。