私には私の人生があった⑤ 母の入院 | 北川ちほ「彼に愛され続ける可愛いあなたになる方法♡」

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そんなお悩みを持つ女性に、「尽くさず頑張らずに愛される、特別可愛いあなたになる方法」をコンサルティングやセミナーを通してお伝えしています。







④のつづきです。








休職中、腹痛も少しずつ良くなり
体調の良いときに絵も描くようになり

気持ちもかなり落ち着いてきていました。







前回書いた心屋の初級セミナーに
参加して以降、


小さい頃の記憶が少しずつ蘇っていて、




何のタイミングだったか忘れましたが、



意を決して
母にその時の気持ちを話しました。


  
 

小さい頃、

厳しい家のルールが辛かった。
怒られて叩かれたことが辛かった。
   

それがキッカケで、怒られることが怖くなった。




そんな話をしたら母は、
「そうだったんだ、それは悪かった」


みたいなことを言っていたと思います。






私は、自分の気持ちを言えたことで
満足していましたが、


それ以降も相変わらず

母の言う通りにしたり、
いちいち伺いを立てる癖は続いていました。









そんな中、母が入院することになりました。








その年、2016年の春にも
一度入院していましたが

検査で数値が良くなかったので
また入院することになりました。





私からすると母は昔から感情の起伏が激しいので
気づいていませんでしたが


あとで父から聞いたところ




この頃から、母は精神的にかなり不安定になっていたようでした。










入院したかと思ったら突然、
夜遅くに電話がかかってきて、

「病院から逃げるから今すぐ来て」と言われました







病院に着くと父も居ましたが、母は、

入院前に聞いていた説明と違うから許せない。

一度帰ってまた別の病棟に入る、


みたいなことを言っていました。






結局、病院の方が折れて本当にそうすることになり、
たくさん愚痴を聞きながら車で帰宅しました。








翌日に入院し、
たしかこの時は数週間で退院。





また家で母と一緒に過ごすようになりましたが、


この頃から私は、
母との関係が以前と違ってきているように感じていました。





それまでは、
私は母に何を言われてもとりあえずNOとは言わない。。


母がそれいいね、と言ったことをする。
  


そんな風に過ごしていましが、













自分の心と向き合うようになったら、



母が言うことと、
自分がしたいことが違う  

と感じるようになっていたのです。












今思うと自分にとっては
すごく良い兆候のはずなのに



その時の私は

「お母さんに逆らったら大変なことになるから、できるだけ穏便に過ごしたい。。」

という気持ちと葛藤していました。










そして同時に、
少しずつ母の身体も弱ってきていました。








つづく。