もうすぐ入籍するので、
その準備として
戸籍謄本の取り寄せをしたのだけど、
届いたものをそのままにしていて
ふと思い出して今日開封してみた。
開けて、中身を見た瞬間
「あ、これやばい、泣く」
って思った。
一番最初に目に入ってきたのが
母の欄の【死亡】という文字で。
ただの事実なんだけど
改めてその文字とその時刻を
まじまじと見たら泣きそうになってしまった。
そこから他の欄に目を移したら、
母の出生日とその届出日が書いてあって。
届出人が「父」と書いてあった。
つまり、わたしのおじいちゃん。
お母さんが生まれたとき、
おじいちゃんが（おばあちゃんもかもしれないけど）
お母さんが生まれたことを届出たんだなあ。
「おじいちゃんもおばあちゃんも
きっと嬉しかっただろうなあ」
と思ったら
なんだか胸がいっぱいになった。
わたしの父の欄にも
父の父（つまり父方の祖父）が
出生を届け出たと記録されていて。
わたしのお父さんもお母さんも
こうやって生まれて
喜ばれてきたんだなあ
って、思ってしばらく眺めてた。
そして最後に
自分、わたし自身の欄を見たとき。
一気に涙がボロボロ溢れて止まらなくなった。
なんでかわからないけど、
自分が生まれた日を
文字で改めて見たら涙が止まらなくなった。
わたしの誕生日は「8月8日」なのだけど、
届出日が、母の誕生日だった。
母もわたしも8月生まれだから
誕生日が近くて。
届出日っていうのが
どういう仕組みで決まるのか、
自分で日にちを選べるものなのかどうか
よく知らないけど、
わたしの出生の届出日が
お母さんの誕生日だったんだ。。
って思ったら
さらに胸がいっぱいになった。
うまく言葉にできないけど、
あったかい気持ちになった。
なぜだか、わたし愛されてたんだなあって思えた。
まさか戸籍謄本を見て
泣くとは思わなかったけど、、
見られてよかったなあ
「わたし愛されてない」って思う赤ちゃんは居ない。
だけど、成長の過程のどこかで、
「わたしは（そのままでは）愛されない」
と、信じてしまうことがある。
それが、
「わたしは今までもずっと、愛されてたんだ」
と気づいたら、
今も、未来も、
「愛されるわたし」で生きていくことができる。
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