前回の記事にコメント下さった方、お返事出来なくてすみませんショボーン

前回の記事以降の経緯の記録です。
3月14日、前回効果の見られた抗がん剤(ニドラン)を注射して経過観察。
3月28日、同上。
この注射の翌日から体調が劇的に悪くなり、2〜3日で回復するようなら副反応だろうと想像出来たけどどうやらそれだけではなかったようで、緩やかに下降線を辿る一方でした。



4月10日、血液検査の結果、血小板の数値が下がり過ぎているため前回と同じ薬は使用出来ないとの判断で、最初に使用して覿面に効果が見られた抗がん剤(ロイナーゼ)を使用する事になりました。
ただ、このロイナーゼは数回使うと効かなくなる事が分かっている薬だそうで、嵐はこれで2回目だからまだ効果が期待出来るだろう、との判断でした。



前回よく効いてくれたロイナーゼでしたが、残念ながら2回目にしてすでにあまり効果が見られず、でも副反応は強く出たのか少し吐き気が出たようなので、すでに服用中のステロイドと抗生物質の他に、吐き気止めと、廊下のタイルに落ちていた薄い血痕(血尿?鼻血?)の対策に止血剤が新たに処方され、飲む薬は増える一方。
手を替え品を替え、何なら食べられるか探しましたが、ついに何も口にしてくれなくなりました。
日々緩やかに、嵐が自分でできる事は減っていきました。



4月24日(日)、病院の日でしたが、朝から自立歩行が出来ず、初めてお散歩に行けませんでした。
息子と2人で車に乗せ、病院でも先生と看護師さんに運んで貰っての診察の結果、抗がん剤治療は打ち切りとなりました。
前回よりも明らかに悪い現在の状況、使う程に効果の得られなくなる薬ですら前回すでに効果が見られなかった事から、無理を押して抗がん剤治療をしてまで副反応のリスクを超えるメリットがあるとは思い難く、残りの時間をしんどくならず過ごせる方を選択しました。

わずかな望みを捨て治療を打ち切るという事は、快方に向かう可能性はゼロであるという事。
こうなる事は想定していて、前日に子供達とも話し合い、家族での結論は出ていたので、大きなショックはありませんでした。
私は、です。
もうすぐ17歳、そのうち9年半を一緒に成長して来た息子には、つらい決断だったかも知れません。

娘は前週、希望していた専門学校に無事入学を果たし、月曜日からついに普通の学生生活が始まりました。
高校卒業から一年ブランクが出来てしまったけど、この一年家にいてくれて本当に助かりました。

子供達の登校してしまった静かな家で、寝たきりになった嵐と過ごす今ですが、介護と覚悟をさせて貰える時間に感謝しつつ、出来る事をしてあげたいと思います。

とりあえず呼吸の苦しさを緩和出来たら、と酸素吸入装置をレンタルしてみましたが、酸素の出ているマスクから嵐が顔をそらすので、絶賛格闘中ですえーん

コメント頂いてもお返事出来ない事、申し訳ありませんがご容赦ください。




最後まで読んで頂きありがとうございました音譜
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