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桜の木のしたには何が埋まっていると思う？其れはね…

20日は母方の祖母のお墓参りに行ってきました。

横浜の街の片隅にあるお寺で眠って居ます。

その後、一路青山霊園へ。

今から二年前、突然頭の中に知らない墓石のイメージが湧いて、青山霊園に行かなくては！！
と思い立った私は、母にこの話をしました。
母には全く心当たりが無く、伯母に聞いた所、私が二歳の頃、一度だけ青山霊園に連れて行ったことがあるそうで、母方の曽祖父の兄のお墓があるとの事でした。

早速家族で青山霊園へ、亡くなったのは私が生まれる五年前、お子さんもいらっしゃらないと言う事で、疎遠になっており、三十年程お墓参りしていなかった私達は名前すらよく知らない状態でした。
一度行かれた方はわかるかもしれませんが、青山霊園は物凄く広いんです
苗字だけで到底探せるものではありません。
事務所の方にも無理だと思う…と言われました。
その時、奇跡的に母が生前の住所を思い出したのです！
個人情報だから細かくは教えられないとしながらも、事務所の方が苗字と（田中←めちゃくちゃあるw）登録されている住所から場所を割り出してくれました。
早速行ってみると田中家が数件…でも私は一つの墓石の前から足が動かなくなり、悲しくも無いのに涙がわっと溢れ出しました。
動ける両親が墓石の後ろを見ると奥さんであろう方のお名前が…そこで、母がまた思い出し「これは大伯母の名前だ！！」と。
荒れ果てたお墓を綺麗に掃除して、何十年と来なかった事をお詫びしました。

またお参りに行かなくては…と思いながらもなんだかんだで二年の月日が過ぎてしまい、先日やっと行って来ました。

お墓……なくなってました…。
多分、無縁仏の供養塔に移ったのだろうと言う事て、五つある供養塔を順に探し、お参りして来ました。
母方の親族は色々と複雑で、遠縁のお墓の管理だとか、そういった事は母もよくわかってはいません。

後からわかった曽祖父の兄の下の名前はかなり珍しい漢字だったのですが、私の下の名の一部が使われていました。
因みに私の名前は父方の祖父の戒名からいただいています。

ここで余談。
先日、青山霊園にて家族バラバラで捜索していたとき、母が父に電話をしました。
全員が落ち合ってから着信がなり、父が通話ボタンを押すと…「そっちじゃないよ…」と。

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