ここ2週間ほど自転車に乗れていないのですが、この数日は腰痛再発でますます乗れなくなってますorz
という訳で、3Dプリンターで色々と試行錯誤しています。
参考リンク:
スマートタグ用を自転車に取り付けるためのケースは、当初はPLAフィラメントで作っていたのですが柔軟性の無さが課題でした。ボトルケージに取り付けるなどであれば良いのですが、サドル下に付けたい場合でなおかつサドルバッグやテールライトと共存させようとするとなかなかむつかしいモノがあります。
そこで思いついたのがTPUフィラメントです。
フィラメント自体はすぐに見つけたのですが、使っている3Dプリンターが対応するかは調べてみないとわかりません。幸いにも、我が家の3DプリンターはTPUフィラメント対応でした。
サドル下にAirTagやDIGLを取り付けるケースは実はすでに販売されています。下記のものなどがソレですね。
これらはすべて「サドル後方に突き出すように取り付ける」物になります。この取り付け方法ですと、例えばTOPEAKのQUICKCLICKや小型のオルトリーブを使っている場合に共存できません。
そこで、サドルの真下に来るように取付可能なケースが欲しいわけですがそんなモノは売られていません。あえて言えば、ペットの首輪用のケースが流用可能という程度です。下記の物などですね。
ただ、このタイプのケースもAirTag用は豊富にありますがFindMy対応のサードパーティ品にはほぼありません。という訳で「無いものは作ってしまおう」ということで拙いながらに3Dプリンターで作ろうと考えたわけです。
記事にしたのは下記のスマートタグを入れるためのケースですが、他にもDIGL用とAirTag用を作っています。
下記画像がそれで、左がDIGL用で右がAirTag用。真ん中はAIYOTO-B1です。
実際に入れてみると下記画像のようになります。
自転車への取り付けは結束バンドで、サドルレールに取り付けるのを前提に設計しています。
AirTagについてはわかりやすいように電池フタを上にしていますが、逆にしても入れられるようになっています。B1も同様ですね。DIGLに関しては電池フタを下側にしないとピッタリは収まりません。そのような設計にしたからですが、電池交換のことを考えると裏表関係なく入るほうが良かったかもしれません。
設計に使うソフトは「AUTODESK Fusion」であれば、商用使用しなければ無償で使えます。自分で使うものや仲間内で使うものであれば無償版で十分です。