自死遺族になってもうすぐ3年です① | こころのはっぴーらいふ

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心の「すき」をさがす旅
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少しだけ振り返ってみようと思います。


初夏の爽やかな朝、わたしの大切な弟が亡くなりました。

その日、わたしはいつもよりも清々しい朝を迎え、新入社員として入社したばかりの会社に出社しました。


母のメールに気がついたのは午前10時過ぎ。
ふと携帯を見たときでした。

「今すぐ帰ってきて」

それだけでした。


嫌な予感はありましたが、理由がないとさすがに早退できません。

「何があったの?」

「○○が亡くなった」


そのあとのことは覚えていません。


気がついたら泣き崩れていました。


会社の人に付き添われやっとのことで家に帰り、母と父と合流しました。

母は泣きながらわたしを抱きしめ、
父は「お父さんのせいでごめんな」と言って涙を流しました。
父の泣く姿を見たのはこれが初めてでした。

大変なことになったと思いました。



弟にはすぐには会えませんでした。

警察が現場検証を行っていたからです。



わたしはできれば何も見たくはありませんでした。
見たら現実になってしまうから。







少し辛くなってきたので、また次回へ続きます。







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