60匹多頭飼育崩壊現場3月6日の記事について追記 | ココニャン一家の縁結び~収容犬猫の命をつなげ

ココニャン一家の縁結び~収容犬猫の命をつなげ

飼い主の居ない動物達の家族を探すブログです

1つ前の記事について追記です。




コメントを返す時間が無いと思い、

コメント欄を閉じさせて頂きました。




しかし、アメブロメッセージから、

たくさんメッセージが届いたり、

FBにも、ツイッターにもたくさんシェアして頂き、

心配してくださっている皆様に感謝しています。





メッセージの多くに





これは動物虐待です、とか、

なぜ通報しないのか、とか。

虐待放置していて腹が立つ、とか。

・・・・・たくさん書いてあります。







ごめんなさい・・・・

私も分かってます。





これは虐待です。

だから皆さんの力を貸して頂こうと思って、

ブログに書きました。




でもね、放置している訳ではない。




なぜ通報しないのか???




通報して、、、、

そしたら犬たちはどうなります???




よりおじいちゃんがイラついて、

虐待が激しくなるかもしれない。




ボランティアの出入りを

今後一切拒否されるかもしれない。





レスキューしないとならないのが

数匹なら、いくらでも何とでもできる。

でも40匹もいるんです。

目の前の事だけではなく、

全体の事を考えて、

ベストな事を選択していきたいのです。






あんなおじいちゃんでも、

おじいちゃんが敷地の外に少しでも出ると、

犬たちは吠えます。

1匹が吠えると興奮が高まって、

みんなが吠えます。





ご近所中、もう何年も

吠え声には非常に迷惑しているんです。






だから、私たちボランティアも

近所の家に挨拶に回ったり、

チラシを配布させてもらって、

この活動を理解してもらう事を

最初にやりました。




弁護士さんや、福祉の方にも相談して、

現場に入ってきてもらっています。




センターだって、指導に何回も来てくれている。





現場から、おじいちゃんが居なくなって、

犬たち40匹がもっと吠えるようになったら、

ご近所にも大迷惑です。

掃除も出来なくなって、そしたら匂いもたつ。。。





この活動自体が理解されなくなる可能性もある。

そしたら、どの子も救えなくなる。






それに、現場から一番近いボランティアでも、

自宅から現場まで1時間かかります。

私も1時間かかります。

ほとんどのボランティアが

自宅から2時間かけてお散歩に来てくれています。






もしおじいちゃんが居なくなったら、

40匹の犬たちの世話をする人が

居なくなってしまう。





現場に毎日通って、

40匹の犬たちの世話を出来る人が居なければ、

全頭助けてあげられない。






センターには収容できません。

センターだって、収容頭数はいつも満タン。

それを頼んで頼んで殺処分を延期してもらっています。





センターの犬たちは、

いつも殺処分と背中合わせになっている。

ぎりぎりの所で生きているんです。

収容頭数が満タンになって、

どうしても収容が難しくなったら、

殺処分しかないんです。





現場の犬たち40匹も収容できません。





ここの犬たちが一気に収容されたら、

その分、センターの声のかからない子は

処分の方向に行ってしまう。

というか、40匹なんて収容できないから、

現場の犬たちも

処分の方向に行ってしまうかもしれない。





1つ前の記事でも書きましたけど、

「全ての犬を助けること」を優先に考えています。





心配してくださるお気持ちは大変ありがたいです。

皆さん優しい気持ちでいっぱいで、

ブログを読んで、

たぶん胸が締め付けられる思いだったと思う。





ご心配おかけして本当に申し訳ないです。






現場の犬たちもセンターの犬たちも、

全頭助けられるよう、

それを考えてますので、

ご理解いただけますようお願い致します。