藤波心オフィシャルブログ『ここっぴーの★へそっぴー』Powered by Ameba -2ページ目

東日本大震災から4年

東日本大震災から4年



あれから、もう4年の月日が流れてしまったのですね。

皆さんはどんな気持ちで今日を迎えられたのでしょうか。





私はあの日、地元兵庫県にいて、家に帰るとテレビからはまるで映画の様な津波で町が飲み込まれていく、恐ろしい映像が流れていました。


あの日の出来事が昨日の事の様に鮮明に思い出されます。


テレビでは、震災が近づいてくると震災や原発事故関連の番組などが放送される機会が増えていますね。


決して悪い事ではないのだけれど、まだ何も終わっていないのに、
終戦記念日の特別番組みたいな扱いをしているように感じるのは私だけ?
昔の出来事のように扱っているように感じるのは私だけ?


欲を言わせてくれるなら、まだ家に帰れない人もたくさんいて、大変な状況が続いているのだから、
震災前後だけじゃなくて普段から色々と伝えてほしいと感じてしまいます。



ツイッターでも、
「震災の話題、しつこい」
「いつまでも引きずってないで、さっさと気持ち切り替えろ」
みたいな悲しいツイートが目立ちます。



これが日本人の本質?


まぁ、そういえば、震災と原発事故当初からすでに、
いつまでも同じ映像ばかり流すから見飽きた、とか言っていたんだったっけ。


胸が痛いです。



あの日の地震と津波、そして原発事故、
悲しいでは済まされない、恐ろしい出来事の連続でした。



今、日本は地震の活動期に入っていると言われていて、いつまたどこで起こるか分かりません。



私は、今の自然の枠からはみ出て人間の欲を押し付けた様な生き方はもう限界だと思います、私達自身の為にも自然の中に生かされている立場として、
もっと自然の声に耳を傾け、寄り添っていくような生き方に方向転換する時だと思います。



あの悲しい出来事は、なかなか一歩を踏み出せない私達にとって、チャンスを与えてくれた、正しい生き方に気づかせてくれるてとても良いきっかけだったのではと思います。


一人一人の力は小さなものかもしれませんが、それが沢山集まれば大きな力に代わると思うんです。


自分に出来る範囲で、諦めないで続けると言う事もとても大切です。



今もまだ、家に帰れず避難を余儀なくされている方に私が出来る事は何もありませんが、また心から笑える日が来ることを祈っています。



そして、改めて亡くなられた方に心から御悔み申し上げます。



2015年3月11日  藤波心