さいきん息子が甘えモードで

起きたそうそう 

自分で歩けないからおんぶしてくれ

やっぱりだっこがよかったからやりなおしてくれ

眠くて食べられないから食べさせてくれ

起きて食べれないから寝たまま食べたい

 

だのだの 

 

朝の支度のいそがしいときにぐずぐずとなるので

いらいらいらいらいらいらいら。

 

ほんとは自分でできるけど 

できないといってはやってほしいと甘えてくる。

そんな時期はいっときだろうし

なにやら不安やらいやなことやらがあって

それがそういう形ででてくるんだろうから

できるだけこたえてあげるようにこころがけてるけれど

 

いいかげんつきあってらんないぜ

母さんなんもできないじゃん!

 

って怒鳴った

 

わけでもないのに 息子大泣き。

 

男子って お母さんがいくら怒ってもへっちゃら〜

みたいなイメージだけどうちの子はほんと

ちょっとわたしが嫌な顔するだけですぐに察し

お母さんが怒ってるってことで悲しくなったり泣き出したりとナイーブ。

 

今回もわたしのイライラをすぐに探知したもよう。

 

寝てた旦那が なになにどうしたのとでてきて

 

「どうした〜? 大丈夫だよ。お母さんもお父さんもいるからね〜」

なんて声かけてて

 

いやいやいやいやもうそんなこといってらんないから

と旦那にもイライラ。

あーもう家でないと遅刻!うーうーうー

早くして早くして早くしてよー

 

そしてなんだかんだでどうにか家出発。

 

出発したら出発したらでまあなんか気分もかわり

ごきげんで登園。

 

ああよかった。

 

夜お迎えにいくと きょうはプールもあって楽しく遊んでたとのこと。

 

その夜もまあごきげんに過ごしてそして就寝時。

 

電気を消した暗がりのなかで息子が

わたしの顔をじーっとみつめて

 

「朝おかあさんが怒ったから 悲しい気持ちになったの。

朝から夜まで ずーーーーっと

悲しくてさみしい気持ちだったよ」

 

え!

 

びっくりした。

 

朝の騒動のことなんて

こどもは次に楽しいことがあったら気持ちはそっちに行ってしまって

忘れてっちゃうものかと思ったけど

いくら楽しそうにしてたってちゃんと彼のなかにもやもやで残ってるんだなあ。

上書きや帳消しになってるわけじゃなくて蓋をしてるだけにすぎないんだなあ。

だからちゃんとそのもやもやをどうにかしていかないと

積み重なっていっていつか大きな形になってあらわれてしまうかもしれないなあと

反省。

 

それにしても それをちゃんと

わたしに言葉で伝えてきたことにもびっくり。

よく言ってくれたものだ。

 

さいきん私が「気持ちを言葉にして伝えよう」キャンペーン中で

なるべく「うれしかったよ」「楽しいね」「悲しかったよ」「嫌な気持ちになった」

などとと 感情を言葉にする努力をしているので

息子も真似して言ってくれることも多くなってきた。

ありがたい。

 

我が息子のことだから

なんでもわかってるような気がするけどほんとは

ちっともわかってあげられてないってふとした時にまざまざ思う今日このごろ。