その日はいつも通り21時頃、私が
子3人を連れて寝室へ行きそれぞれの
希望の絵本を順番に読んで
恐らく21:30頃全員眠りにつきました。
そのまま私もウトウトして少し眠ってしまっていたようです。
そして22時頃、隣で寝ていたはずの三男が
何故か座っているのがうっすら見えて
その後に嘔吐物の臭いが
して私は目覚めました。
あ、吐いちゃったんだな...熱もなかったのにどうしたんだろう...と思い...
嘔吐の量はごく僅かでシーツには付いてなくて
パジャマに少し付いただけだったので
私も身体を起こして『とりあえず着替えようか』と
声をかけました。
また少しオェッと吐きそうな感じも
ありました。
でも泣くでもなく、抱っこをせがむでもなく
どこかボーーっとしていて目も虚ろ...
眠いのか、吐いてビックリしたのかな...
『◯◯くん?』と名前を呼ぶと
ふん?とか弱い返事が返ってきましたが
これが救急搬送される前の
最後の呼びかけに応じた場面になってしまうとは
この時はまだ予想すらできませんでした
パパにヘルプを頼むべく大声で呼びますが
返事がありません
(普段違う部屋で寝ていました)
パパの寝室を見てもいない
三男は聞いているのかいないのか、
眠いだけなのか、やはりどこか虚ろでしたが
とりあえず抱っこで一階へ連れて行き
上のパジャマを脱がせて
口の周りの吐瀉物をウェットティッシュで拭いたりしてると
もう一度今度は少し多めの量を
嘔吐しました。
胃腸炎なのかな...夜何食べたっけ...
とか考えつつパパの携帯に電話しました
私『どこにおるん?💢三男吐いてるんやけど💢』
パパ『今日友達が帰省してて近くの居酒屋に少し顔出すって言ってたやん💢』
私『(あ、さっき、言ってたな)あ、わかった。じゃあ良いわ』←完全に忘れてました
まぁそれなら嘔吐くらい1人で
対応できるしと一旦電話を切り
2回目の嘔吐の処理をしようか
着替え増えたな...と考えたりしてましたが
この辺りからなんかやっぱり様子がおかしい事が
確信に変わり始めます
『◯◯くん?』と呼んでも今度は
応答は無くボーッとしています
目は開いてるけど目線は合いません
上の服を着替えさせようと頭から
被せた服に手を通すように促しても
いつもなら眠くても通してくれるはずの
腕は全く力が入ってなくて
息子の腕じゃないみたいに
脱力していました
これは何かおかしい!
救急車か?シャープ8000番か?
いや、後で後悔したくないから
これは救急車!と思い人生で初めて119番を押しました
すぐに電話が繋がり
『救急要請して良いのか、分からないのですが』
と前置きして事情を説明すると
『すぐに救急車いきます。呼吸はしてますか?吐瀉物が喉に詰まって窒息してませんか?』
等々色々質問されましたがその質問で
逆にパニックになってしまいそうでした。
電話の最中にパパが帰ってきて
私の慌てぶりと様子がおかしい三男を目の前に
パパもかなり緊張した顔になっていました
ひとまず、伝える事は伝えて後は
電話を切って救急車を待ちます...
到着までは7-8分だったと思いますがとてつもなく長く感じました
熱性痙攣とかだと長くても数分で収まると
前知識があったのに三男はずっと
目線も合わず身体が脱力している様子が
続いていました
長くなったので、救急車が来てからの話は
また次回...