今はなき、東ドイツ(DDR)

子どもの頃、西ドイツに引っ越しますと言うと、東ドイツじゃなくて良かったわねと言われました。

なんで東ドイツはダメなんですか?と聞くと
まともに答えてくれる大人はいませんでした。

実際にベルリンの壁があった頃に、東ベルリンを訪れてみてわかったのは
圧倒的な貧しさと品不足でした。

統一から30年くらい経って、東ドイツが懐かしいと、ブームも起きているそうで、
旅行者にはわからなかった東ドイツの様子をベルリンのDDR博物館で見てきました。

色んな展示があって、オリンピックのメダル数とか(国家的にドーピングしてたんですよね)
政府高官の贅沢な暮らしとか、
割と政治的なものもありましたが、
面白かったのは、東ドイツの家庭の様子です。



キッチンは、何となく昭和の香りが。
私の子どもの頃と同じ時代だったのだと実感します。


食器棚の中には、有名なニワトリのエッグスタンドが!
各家庭に必ずあったといわれるほど普及していたそうです。
お土産にレプリカを買ってきました。


冷蔵庫の中身、瓶詰めや缶詰めが多いですね。


東ドイツの出生率とか、離婚率とか、固めの統計的な展示もありつつ

東ドイツのご夫人のワードローブをバーチャルで試着できたりします。




こんなの日本でも70年代に着てそう。

体験型の楽しい博物館でした。
ネットで事前にお安くチケットを買えるはずが、該当するチケットが販売されてなくて、当日窓口料金になっとしまったのだけが残念でした。

(日本から問い合わせしてたのに、回答がなかった~えーん



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