語るは恥(?!)だが役に立つ | ギャン父、毒母からの解放。アラフォーからの自分生き直しブログ

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自分の言葉で自己表現し、今と未来をより良く生きていきたい。回復途上ですが相談援助のお仕事もしています。書くこと話すこと…対話を通して人生の課題と向き合うお手伝いがしたい。ゆっくりまったり生きづらさから回復しながら生きてゆくのもいいもんだ♪

こまり。です。

もう10年ぐらい前になるのかな。
人前で怒りを爆発させて怒鳴り散らしたことがありました。

これ、本当につい最近まで自分は被害者だと思っていました。相手の対応が悪い( ;`Д´)
こんなろくでなしと出会わされて運が悪いのだ、とも。
今でもちょっと被害者の気持ちはなくはないのですが

相手の立場で考えると
人前で怒鳴られることはなかったなぁと。

このエピソードは今まで『被害者』として語ったことはあったけど
加害者(?!)として自分の欠点として話したことはありませんでした。

今月、研修会のお手伝いとして参加させて頂いた時に依存症家族の立場として自分語りをするなかで
初めて加害者であることを話しました。

そうすると
ある参加者が
『こまりさんのお話を聴いて、自分がパワハラしやすい傾向があるんだと気付きました。』
と語ってくれたのです。

凄いな。
自分の認めたくない部分を認めて
それをオープンに語れるなんて。

私なんてこのどつきまわしたエピソードから10年も放置していたのに(^_^;)

失敗を失敗と認めたプロセスを話すことが
誰かの気付きになる。
なんか色々頑張ったけど
もがき苦しんだけど
当時報われなかった自分が
報われた気がしました。

今まで自分で研修やセミナー企画してみてもあんまり人が寄って来なかったのは
かっこいいことだけ、正しさだけ伝えようとしていたからかもなぁとも思いました。
間違いをただすこまりさん。
正解を導き出すこまりさん。

そんな風になっていたかもしれないなぁ。

これからは
間違いを認めることができる
こたえを探す人に寄り添える

そんなこまりになろうと思います。

ちょっと諦めていた自主企画セミナーも
違った視点で作り直して再チャレンジしてみようかな、と私も勇気を貰いました。