こんにちは。
今日は雨模様。
花粉も酷いですが、偏頭痛もヒドイです。
そんな方多いのではないでしょうか
娘まで頭痛で可哀想。季節の変わり目なのですね。
さてさて、
今日でギャッベ展4日目となりました✨
初日から今日までお買い上げくださいましたお客様、ご来店くださいましたお客様大変ありがとうございます。
また、出会いの1枚を見つけられたお客様の1枚1枚のギャッベ写真をおさめておけば良かったと今更ながら。
次回の課題です❗
まだ中間地点です。明日から残り5日間。
まだ気になってる方、ご覧になってない方、お近くの方、ぜひ足を運んでくださいね。
今日はほんの数枚ですが、今回来てるギャッベの紹介を。
ミニギャッベと呼ばれる小さめギャッベです。
40×40前後のものが多いです。
※写真のものは、本日お客様にお買い上げいただきまして、sold outとなりました。朝撮影したのですみません。
こちらは生命の樹を描いたギャッベ。
長寿健康の願いを込めて織り子さんが織り上げた1枚です。
木の梺にたたずむ2匹の羊がなんとも可愛いらしい。
羊やヤギは遊牧民にとっての財産でもあり、感謝の思い、またお金に不自由ない生活が続くように願いが込められています。
こちらはアマレ族の織る絨毯。
アマレはゾランヴァリギャッベの中では比較的ざっくりした織りで(それでも目は充分つまっています)、中でもこれは4分割で色を表したフォーシーズンと呼ばれるギャッベです。
日本でいう春夏秋冬を表したかのような季節を選ばないよくばりな1枚です。
化学染料では表せない色のムラ、機械織りでは楽しめないまっすぐでない直線やランダムな紋様。すべて、ほかにはない唯一無二のギャッベの特徴です。
これは229×174センチのリビングサイズの大きなギャッベですが、大の字で昼寝をするところを思い浮かべてください。
気持ち良いですよ~😍
人が寝転べる、くつろげるサイズのギャッベをお買い上げいただいたお客様が一番驚かれるのが、夏涼しい!ということなんです。
絨毯の上で夏でも心地よいお昼寝、バッチリできます!これはぜひ体感していただきたいですね✨
カシュクリ族の織る絨毯。
カシュガイ族の中でも一番手先が器用だといわれるカシュクリ族。
紋様の細かさはもちろん、さらに絨毯の裏側を見るとその織りの細かさが伝わります。
この風景はザクロス山脈の夕暮れか、はたまた朝焼けか。壮大な自然が伝わってきます。
ひつじたちもいい味をだしています😃
赤色は西洋あかねの根っこを使って、48時間ほどぐつぐつ煮込んだもの。
羊毛の状態などで変わる不揃いの赤色が素敵なグラデーションを生み出してマスネ。
こんな斬新な色合いの風景もあります。
ちなみにギャッベの風景画はランドスケープと呼ばれ、誰でも織れるものではないので、価値が高くなってます。
ピンクの木、日本で言えば桜かな。
四角い木もピンクや水色の木もひつじの色合いも織り子さんの遊び心なのかな、なんて想像するのも楽しいですね。
物事に決まりなんてなくて、壮大な夢や希望がある気がします。
※↑ルールは守るべきこと!考え方等に対する固定概念のことなので、誤解なきようm(_ _)m
縦長ギャッベなのでスクロール多目ですみません。
このモノトーンなギャッベは一切草木染めをしてない、原毛で織り上げたギャッベです。
とても落ち着いた色合いになってます。
白や茶色や黒やいろんな色の羊の原毛をつかって、描いています。
汚れに強いギャッベですが、草木染めしてない糸は、煮込んでないので油分が抜けてない分、さらに汚れにくいんです。コシも強く気持ち良い。
白は汚れそうだから、と懸念される方も多いのですが実は逆なのです✨
でも、そうと言われても汚れそうっていうイメージがあるので避ける方ももちろんいらっしゃいますし、ものすごく迷っても、やっぱりコレだ!と出会えたもの、それがすべてだと思います♪
↑こちらはルリ族の織るギャッベ。
カシュガイ族とは異なるルリ族ですが、カシュガイのカシュクリ族と並ぶかそれ以上のもので腕や歴史は確かです。
細かく、とにかく細かい織りで感嘆のため息がでるほど。
柄もいわゆるギャッベとはひと味ちがって、高級感を感じるものが多いですね。
とても魅力のあるギャッベが多いです。
最後はオールドギャッベと言われるギャッベ。
現地で40年ほど使われたものなどです。
イランの岩肌の地で土足で40年。その強さを実感します。
オールドギャッベだけを集めるコレクターさんなどもいるようです。
これは豹でしょうか。ライオンは王様の象徴、強靭な肉体と権力を持つもの。として描かれますが、豹もそうなのかな。
このギャッベようにかっこいいものから、ライオンでも間の抜けた可愛い顔のものがあったり、楽しめるものが多いですね。
もちろん、ライオンギャッベ以外のオールドギャッベもたくさんあって、オールドギャッベにして共通して言えることは、何十年使ってからでないと出せないコシや艶が感じられること。
その肌触りはとても気持ちの良いものです。
ということは、オールドでない新しいギャッベはこれから30年、40年自分たちで使い、ふみつづけることによって艶やかになり、コシが産まれるということ。自分たちの人生とともに素晴らしいギャッベが仕上がっていくことになるのです。
モノの溢れた使い捨ての時代だからこそ、使って踏んで心地よさとともに育てていただきたい、そう思います😃
ざっと紹介させていただきましたが、
このように1枚1枚物語のあるギャッベが400枚見ることができるギャッベ展。
吉田木工では25日まで開催しております!
美術館に来てるような、そんな気持ちになれること間違いなしですよ!
さいたま市北区別所町1122-3
手作り家具工房 吉田木工
048-664-5727
よろしくお願いいたします