介護と災害に共通点を感じたコト。
暮らしを楽しむ
住まい方＋防災備蓄収納アドバイザー
のやまぐちです。
本ブログでは、暮らしをテーマに
日々実践していることやライフハック
な情報についてお話しております。
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絶賛介護期に入った
アラフィフのやまぐち。
今日も、母の家で2時間程
お世話をしてたわけですが
食欲に偏りがある母
兄と色々買ってもっていっても
「食べたくない」
「吐き気がする」
「色味が悪いからいや」
「かたいから食べれない」
「食べたことないからいいわ」
「置いといて」
いずれも自分が食べたいもの
なら食しますが、気に入らない
ものは色々ゆうては口にしません。
内心「子どもか！？」と
思わないでもないんですが
この年になるとそんなもん
なんだろうなぁと
半ば諦め、口にしないものは
日持ちするものでも食さないことは
理解できたので早々に持ち帰り
自宅で消費するようにしてます。
そんな母ですが、
元気だったころから好きな
ものだけは執着し欲します。
その一つが、甘酒。
甘酒の話をする度に、
「母のつくる甘酒は本当に美味しかった。」
と祖母の話が毎回セットでついてくる
ほど甘酒は大好き。
私からすると、甘酒だけでは
ダメだからと色々と栄養バランスを
考えて差し入れするのですけど・・・
結局、口にしない。
そして、今日もまた
甘酒が
シャインマスカットが
桃が
飲みたい食べたい買ってきて
と言うわけです。
シャインマスカットや桃は
母の出身地岡山県の名産品。
幼き頃から食べなれたもの
なんでしょうね。
こんなヨワヨワ状態になって
いても食べたいものに執着し？
いや、幼き頃の記憶に執着し？
家族との想い出に執着している
８８歳の母をみながら
きっとこの人は、
災害時で食料が十分に手に入
らない時でさえも、
「なんでもいいから、カロリー
摂取しエネルギー満タンにして
元気になろう！行動しよう！」
なんて、
死んでも思うわけなく
「死んでもいいから、桃や
シャインマスカット、甘酒が
飲みたい」
っていうんだろうな。
災害時の為に食べなれているものを
備えていきましょう。
を当たり前のように伝えてきましたが・・・
介護と災害時食に対する共通点
【食べなれたものしか、受け付けない。】
母の反応で改めて実感することに。
これは、きっと高齢者に限らないの
ではないかと思います。
老いも若きもみな共通する食に
対する想い。
だからこそ、
食べたコトない非常食を備蓄する
のではなく、食べなれた食材や
長期保存食を上手く取り入れた
家庭用防災備蓄の作り方を伝える
必要性があるんだと感じました。
母の介護と防災と。
これからも、母の介護を通して
生きた防災備蓄収納について
考え伝えていきたいと思います。
