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​お片付けと防災備蓄収納で、安心安全な家をお客様と共に創る暮らし整え師のやまぐちです。
家遊びが大好きな50代中3娘の母。家庭菜園/キエーロ/庭に集まる命との時間大切にしてます。
お片付けのプロ歴は10年、防災備蓄収納アドバイザー歴6年!建築系仲間と共に「家族の暮らし」を整えます。

 

 

 

無印のイベント

 

 

 

 

 

世界的建築家が考える、地球環境を考えた暮らしと防災

 
無印店舗で見かけたイベントポスター
 
 
9月にパパさんと情報収集のため
建材メーカー巡りをした週末に
無印のグランフロント梅田店のリニュアル
を知り帰りに訪れた際に見つけたポスター
 
 
面白そう!
 
 
直感で即申し込み。
定員30名程でしたが、当日訪れたら
50名近い方が参加されていて大盛況の
セミナーで密かに驚いておりました。
 
 
正直、建築家の坂茂さんのことも
よく知らないまま受講してたんですが
お話がはじまると共にその魅力に
どんどんとハマリっていきます。
 
 
最初の15分程は、坂先生のこれまでの
建築作品についてのご紹介や建築に
まつわるこぼれ話(これが面白いんですけどね)
 
 
そのFAX用紙の芯などでみかける
紙の筒、紙管をサイズや厚みを
巧みに生かし、
 
 
 
構造建材として
バージョンアップさせ多様する
建築物の造形美たるやなんたるや!!!
 
 
 

 

SHIGERU BAN

 

 

 

やまぐち、建築士でもなんでも
ないただの収納おばさんですが
その美しさにウットリ。
 
 
 
それもね、
 
 
ただの美しさやないんですよ。
 
 
 
地球環境に配慮しているところが
超・難い。
 
 
 
紙管ですが、その太さや組み立て
方法から構造物としての強度も
耐久性も兼ね合わせていながら
にして自然に戻るんですよ。
 
 
 
しかも、紙管は制作工場でサイズ
調整が可能、しかも世界基準で
創られている資材なので設計図
さえあればどこの国でもつくれる
そうです。
 
 

 

坂 茂 木の建築

 

 
 
そう、
 
 
そして、その汎用性の高さを生かし
てデザインされたのが!!
 
 
熊本地震でも大活躍し
2016年にはグッドデザイン賞
も受賞した避難所での間仕切りシステム
だったんですよねぇ・・・
 
 
避難所の間仕切りシステム
 
 
坂先生の作品とは全く存じません
でしたが・・・(;´・ω・)
 
 
初めてこの間仕切りシステムを見た時
とっても素晴らしいと思ってたんですよね。
 
 
通路幅にも無駄がない。
プライバシーも完全ではないけど
配慮されていてそれでいて秩序と
コミュニティが創れる余裕がそこにある。
 

 
 
なので、
 
 
間仕切りシステム組み立て訓練
 
 
防災士会での間仕切りシステム
組み立て訓練があるときいて
遠路はるばる三木まで車を走らせ
参加したわけです。
 
 
 
↑熊本地震の際に使われた間仕切りシステム
には無印と開発した段ボールベッド
カーテンに代わる布地を無印良品より
提供していただいてたそうです。
 
 
 
 
 
 
 
わたし達が知らないだけで
こんなところにも、
坂先生と無印良品の

強い絆は紡がれていたんですね。

 
 
 
 
そして、
 
 
坂先生のこの間仕切りシステムは
今では世界の難民キャンプや避難所で
活用されているそうです。
 
 
ウクライナでも組み立ててきたと
先生。
 
 
世界各国である標準基準の紙管を使い
これまた世界各国どこにでもある
ビールケースやコンテナ布などの
資材を活用してつくる間仕切りシステム
は工具なしで誰にでもつくれるため
主に現地の大学生らでつくられる。
 
 
 

紙管構造材のすばらしさのポイントはここにある。
 
 
ルワンダの難民キャンプに政府から
テント用にとアルミの支柱などが
配布されても、貧困からすぐにみな
支柱を売り飛ばし現金に換える
 
 
そして、
 
 
キャンプ場周辺の森林を容赦なく
伐採しほったて小屋をテントの代わり
に建てる。そうした乱獲により森林は
なくなり環境問題に発展する・・・
 
 
ですが、
 
 
 
この紙管なら、売り飛ばせない。
そして、安価で1基7,000円程で
簡易テントが設置できるとあって
森林伐採の抑制にもつながったそうです。
 
 
 
紙管は構造材として活用されてますが
そもそも仮設は耐久年数30年と言われて
いるそうです。(日本の住宅は仮設級なんだとか💦)
 
 
 
ですが、
 
 
 
この紙管で創られた、
コミュニティスペースや病院は
住民に愛されパーマネント(永久)
仕様になっているそう。
 
 
 
そこに、があるから。
仮設も、仮設ではなくなる。
 
 
 
その上で、
 
 
 
建築家の意義を唱える坂先生でした。
 

 

紙の建築 行動する――建築家は社会のために何ができるか (岩波現代文庫)

 

こちらの書籍↑早速ポチリました。WWW
 
 
 
『地震だけで人は怪我しない。
建築で人は怪我をするんだ。』
 
 

海外の建築物の構造や年月を重ねる

価値とその美しさを高く評価しながら

日本の建てては壊すサイクルの短い

住宅や建築物の在り方を憂いでおられ

たのがとても印象的でした。

 

 

 

そして、

 

 

 

無印良品の代表取締役 金井政明さん

もまた、

 

 

 

これまでの日本は

 

 

外面消費(そとづら)

他人に見せる、見栄を張るための

大量生産、大量消費であったが

 

 

最近は

 

 

内面消費(うちづら)になり

自分のために、家族のための

自分たちだけのモノになってきている

 

 

 

これらで、無印が考える製品は

この先ずっと側においていたいモノづくり。

 

 

そう在るコトで、

大量消費を抑制していきたい。

 

 

 

っとおっしゃておられて・・・

年でしょうか?

なんともお二人の言葉に共通する何か

じーーーーーんとくるものが(TT)

 

 

 

 

地球と子供達の未来のために

できることを。

 

 

これまでやらかしてきた私達に

できることを。

 

 

 

 

防災を通してこれからの地球での

暮らしを自分たちの在り方考えるセミナーでした。

 

 

 

世界をみてきた人達だからこそのお話。

ほんの1時間程のセミナーでしたが

坂先生、金井さんお二人の話が

こんな間近で聴けてすっごいラッキー。

 

 

 

しかも、

 

 

 

今回のセミナー2回共参加してたのは

わたしともう一方だけで(昨日チラッと

お話してた最前列に並び無印の

携帯ポーチを携帯されていた方 Tさん)

帰りに通路でお会いして偶然?必然?

のご縁に立ち話。

 

 

 



すると、

 

 

 

本イベント企画をされている無印良品は

部門マネージャーの福岡さんにも

話しかけていただきリニュアルオープン

に掛けてのこれまでのイベント企画

に対する想いなども聴けちゃったりして

 

 

 

 

 

わたし、ついてる。

超絶、ついてる。

今日のわたしは、

凄すぎる。

 

 

 

 

 

 

 

と帰り道ひとりで口角アゲアゲで

ぶつぶついいながら帰ってました。WWW

 

 

 

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防災って、ひとりではできない

ものだと常々感じてますが

 

 

防災って、ひととひとを繋ぐもの

なんだな・・・

 

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と改めて。

 

 

 

防災やっててよかった。

そう感じた秋の夜です。

 

 

 

ひとりでも多くの方に坂先生さんや

金井さんのお話を聴いていただきたい。

 

 

また、

 

 

是非、

 

 

無印良品で企画していただけたなら

嬉しいです。( *´艸`)

 

 

 

みなさんも、これからの無印の

繋ぐイベントコミュニティ

福岡さんらチームでの企画

ワークショップ情報はお見逃しなくですよ!

 

 

↓↓↓

 

 

 

 

 

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兵庫県は人口46万人の尼崎市で、中3長女と次女で黒猫4歳のはちこ、この9月に家族になったキジネコ長男10歳の三ちゃんのお母さんです。2020年交通事故に遭う直前に、一般社団法人わんにゃん防災設立。事故後は手術2回4か月間の入院期間と2年のリハビリ期間を経て尼崎市を拠点に「わんにゃん防災」の活動再開。防災仲間をはじめ行政や専門学校の学生の皆様と共にペット防災教育普及とご家庭の防災備蓄率向上目指して日々邁進中です!

 

 

コツコツ積み上げ