今回は12月11日まで、池袋サンシャインシティで開催されています第32回東京ミネラルショーの模様をお伝えします。
まずは第二会場で行われている企画展、欧州の古代サイ「ディアセラテリウム発見から30年展示」から・・・
今回の企画展は、仏ブースこと”ELDONIA”のフランソワ.エスクイリエ教授が発見、研究された標本たちが展示されていました。
特にディアセラテリウムのキャストは本展示のために制作されたものだそうで、気合の度合いが違いました。^^;
展示はディアセラテリウムが生息していた新第三期中新世の哺乳類や鳥類が展示されており、来場者を釘付けにしていましたよ。^^
続いて古生物関係の各ブースの模様ですが、今回は撮影禁止のブースが多く、撮れてもSNSへの投稿NGも多かったのが時代ですかね。^^;
許可を頂いたパレオサイエンスさんは、レプリカを中心に実物化石の販売はいつもの通りでした。^^
目に飛び込んできたのはアンキロサウルス類のアカイナケファルスの頭骨レプリカです。
お値段も円安の影響か、驚きのプライスでした。^^;
後は伊ブースのZOICでは、謎の多いアンキロサウルス類?スピコメルスのスパイクやジュラ紀中期、モロッコ産ステゴサウルス類のアドラティクリットの尾のスパイクなど、マニア心をくすぐる標本がありました。^^
それでは今回の戦果報告です。^^
恐竜化石は北米ブースのG.へスレップFさんから、角竜類レプトケラトプスの歯冠2点と竜脚類ボトリオスポンディルスの歯冠を1点。※後日詳細をアップします。
オーストラリアのオパール屋さんさんから、白亜紀のシェルオパールを2点。
母岩付きの二枚貝は新宿ショーで見せて頂いたのですが、トリゴニアのオパールで予算オーバーだったので、お迎えしなかった標本です。^^;
もう1点の二枚貝シェルオパールは小さいのですが、片面が貝殻の模様を保持していて、透明ですが水をかけて光に照らすと緑や青の遊食が見られる標本で、お迎えした次第です。
アンモナイトと翡翠のIZUMI・泉さんからは北海道・幌加内産のマリエラ.オエヘルチ(セノマニアン期)をお迎えしました。
おまけで、北海道・古丹別産の果球?(サントニアン期)と
新潟県糸魚川産の翡翠を加工したものを頂きました。^^
来年は円安が円高に転換してくれると、財布に優しいんですがね。^^;
ではまた。