先日より、終演後間もない”宇宙姫”にまつわる衣装小道具制作の
ココシカ話を抜粋で連載させていただいております。
今日は、多くの演者さんが舞台を所狭しとパフォーマンスをしてくださった
月からの使者の衣装から”被り物”について。
異星人とでもいうのでしょうか。
先に、赤いマントの着衣が決まっておりましたので、
何かを付けくわえることで、突飛なシルエットを表現できないものか、と考えました。
そして出来上がったのが、あのとんがり帽子スタイルです。
よくよくご覧いただきますと、とんがった耳がついており
全員揃いますと、なんとも異様な雰囲気になるのではないか?との狙いがありました。
そのため、帽子の先にドレープを効かせた生地をセットしようと思っていましたが、取り外し、より立ち耳が映えるようにいたしました。
1か月通しの公演。
途中で不具合が出ないよう、またキャストの皆様のストレスにならぬよう
素材、デザイン、スペックとも工夫をこらしています。
すべてのデザインを少しずつ違えたのは、作り手のアソビゴコロと
ご理解くださいませ。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。