マルノコ定規 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

先日Cチャンを頂いてきたので 丸ノコ定規を作り替え


使用頻度が多い合板とボード用の3尺と6尺用


ボード用は

キッチン工事の際に余ったキッチンパネルがベース板

定尺が長いのがミソで 丸ノコの滑りも良い


Cチャンは脱脂し両面テープ止めし両端2発リベット止め

こちらはボード切りに使う 防じん丸ノコで引き 完成



工夫と言うほどでもないが

自分どんな定規にも尺と尺5寸飛びの印を入れてる

ちなみに尺が黒線 尺5が赤線と決めている

使い方は定規により違うが このボード定規は


ビスピッチ用に尺や尺5の印をボードに付け 貼り

後から打ったビス間に眼検でもう一発150、225ピッチが自然と決まる

あと裏返してCチャンをボードに当てると板幅が52.5mmになるよう 押さえ側を作ってある
意味は今での住宅は3.5寸柱がほとんど その半分は52.5mm

本職さんには使い道が解るかと そんな理由も有りでベースがキッチンパネル ちなみに黒いのはスベリ止めゴム

中下地のチョークライン用 コンセントスイッチ芯なども現場に合せ墨線し出来るだけ定規から寸法を拾う

今回は作ってないが9尺物もあり こんな定規ひとつでも作業効率が変わる


ツレに野丁メインの軽天ボード屋の親方がいる 色々教わり 彼のリズムというか流れのあるボード作業を見てると惚れ惚れする。足元にも及ばないし環境も違うが自分もそんな感じを目指してる。


余談ですがLアングル直と定規乗せでは丸ノコの切り込み深さが変わるため自分の防じんマルノコには定規厚に合せ切り込み深さを1発で変えられるよう上下にロックを付けてる

意味合いが違うがマキタで任意設定出来る丸ノコが発売されたが防じんに上下ロック機能を付ければ結構売れると思うのだが・・・何となくそれが出来ない理由も解る


かなり脱線してしまったが合板用は

9mmベニアがベース板で Cチャンはビス止め

滑り用に養生テープを貼ってあるがマルノコベースが綺麗なのが条件

後はボード用と同じ

9mmベニアにも意味があるのだが また脱線してしまうので伏せる

周りはCチャンではなく 薄木だったりベニアだったりですが

トラックに積んで置くと雨などで反ってしまい使いにくくなるので

Cチャンの形が反りの補強も兼ねてるので自分は昔からこれ1本

JIS材は現場で嫌われても 定規には最高で入手も毎回タダ 笑

あと時々シリコンスプレーをひと吹き

スベリが格段に上がるし雨対策も一役してるような?


端材利用なんで 普通に使えてもチップソーを新品に変える時のタイミングで作り替えます

こんなんですが定規なんで これがおかしいと仕事も変になるので作る時はビタビタ寸法で慎重に作り 運搬や保管にも気を付けている。

あと丸ノコのベース板幅やチップソーで違いがあるので たとえ同じ機種の丸ノコでも 人には絶対貸しません。


マルノコ定規程度で長文になってしまいましが 参考までに。。。