建具のカタカタ音 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

今日は下職のサッシ屋さんに頼まれ予定してたサッシ入れ替えしたお宅のケーシング枠の取り付けに

あいにくの天気だったがギリ雨をしのげた玄関先で枠長が2間との事でトラック荷台も突貫延長
と本線仕事はこれだったんだけどブログ的にはこちらの方が面白いかと
 

先日の強風日に隙間風で障子がカタカタ音がして眠れなかったとサッシ屋さんが鴨居溝と建具の間にモヘヤや隙間テープみたいなのを貼って直してたのを横目で見てたが隙間が狭いのか貼ればはったで建具の動きが重く動かしてるうちにテープも剥がれ そのうち心も折れたようで 「何かいい方法ないかなぁ」と

 

良い方法かは解らないけど旅館さんでよくやったのが有るけど 

材料もサッシ屋さんの車の中に全部有りそうだからやってみようか

 

障子・ふすまのカタカタ音なら用意するのはクリアーファイルまたはペットボトル あと自分はステープル持ってるけど一般の方はホッチキスで十分

 

まず2枚同時に角を半丸にしてクリアーファイルをこんな形にカット

 

そしたら建具上の両サイドにホッチキスで貼るだけ

 

障子入れちゃうと見えなくなるので手が鴨居溝代わりだけど

ファイルが鴨居溝の中で板バネ的に押し合って入るので建具が振れても音はしなくなる

角を丸くするのは建具を引いた時の抵抗引っ掛かりを無くすため

 

基本はファイル2枚重ねで溝幅と建具の隙間が広い場合は3枚4枚と重ねる事で隙間と押し力がUPするが だからと余り重ね貼りすると動きが重くなったり鴨居が反ったりしてると途中で引っ掛かり重くなったりするのでその場合はペットボトル

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オススメは炭酸水のボトル 硬いので同じ1枚でも押し力がUPするので有効

 

どちらにしても手でゆすったりして状況合わせで調整すれば良いが この方法で今まで止まらなかった音はない