キルギスから学ぶもの

中央アジアが好きです！中央アジアには自らのルーツを感じることができるからです。

池上彰の学べるニュースで中央アジアのキルギス共和国が取り上げられました。キルギス人は日本人に似た人が多いと言われています。日本人の形成に大きな影響を与えているのがシベリアに祖先を持つ人々です。

池上彰の学べるニュースで「キルギス人と日本人は兄弟だった。肉好きがキルギス人になり、魚好きが日本人になった」という言葉が紹介されていました。キルギス人はシベリアのエニセイ川上流から来たとされています。

日本人の34％はシベリアのバイカル湖西部にいた母親の子孫であるという説があります。バイカル湖西部は丁度エニセイ川の上流付近です。やはり、共通の祖先だったのかもしれません。

ちなみにバイカル湖東部に住むブリヤート人は日本人に似た人が多いということで知られています。

○キルギス共和国　中央アジアの資源国　
1991年にソ連から独立して1993年に国名を正式にキルギス共和国としました。綿花とタバコが農産物の主要輸出品です。鉱業では世界屈指の金鉱山であるクムトール鉱山があり、水銀は世界第3位の産出量を誇っています。レアメタルや放射性元素も産出され日本にも輸出されています。

近年、貿易収支の赤字は拡大！儲かっていません…。

○天秤外交
9.11以降始まったアルカイダ掃討作戦でアメリカは中央アジアの拠点を探していました。キルギスが手を上げた事でアメリカとロシアの基地がある世界唯一の国になりました。優位性を保ちたいロシアとアメリカの思惑につけ入る形で援助額を競い合わせました。

キルギスには援助金が大量に入りました！浅はかな欲深さです…。

○汚職問題
アメリカとロシアが軍事拠点としてキルギスに援助合戦を始めたことで利権を持つ者に大量のお金が流れました。汚職や不正がはびこり少数派のウズベク人から派生した暴動が政府が崩壊されるまでに拡大しました。現在では暫定政府が国の舵取りをしています。

1～3代大統領のアカエフ氏、4代バキエフ氏ともに不正や汚職が原因で追い落とされています。どうも、利権という甘い汁で道を誤り易い民族の様です。共通のDNAを持つかもしれない日本人もどこか似ているかもしれません。

日本もキルギスも利権が分散する仕組み作りが必要です！特別会計の事業仕分けが10月後半から始まります…利権の温床にどこまで切り込めるのでしょうか？

ほいじゃ