お仕事犬な日々 がんばれおじさん 編 | イヌソダチ 〜初心者TOUGH LOVE!

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犬も飼い主も一緒に育っていこー!

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今回は、
写真がない~。

昨日は
クッタクタながらも
朝から夜遅くまで
ディズニーランドで
遊びまくってきました。

ディズニーランドを出た周辺は
ダウンタウンディズニーという
エリアになっていて
色んなお店が並んでます。

そこに来ていた男性が
サービスドッグを連れていました。

男性は杖を持っていたけど
目は見えている様子。
盲導犬?かな?

ワタシと
シタノコ①が立っていたら
その後ろのほうで
男性が
つまづいて転んでしまいました。

たまたま
隣にいた女性が手を貸して
ゆっくりゆっくり
立ち上がる。

周囲に
ああ~、よかった。
という空気が広がりました。

そこで
その男性は
サービスドッグのリードを
引いて
「NO!!!」
「NO!!!」
と、
強いコレクションを入れました。

その途端
あたり一帯が
「Ohーーー!!!」
という、
ブーイングにも似た空気に。

ワタシたちの目の前にいた
若い女性は
凍りついた表情で
「オー、ノー!
なんてひどいことを!!!」
と大騒ぎ。

トラム(駐車場までをつなぐ
シャトルバス)に乗ってからも
何度も振り返って
文句を言ってました。

ワタシは
この見知らぬ女性に
物申す!ような
強い人間ではありません…。

同じ現場を目撃した
我が子、シタノコ①が
「ムカつく!あのお姉さん!」
と鼻息を荒くしてました。

シタノコ①は
犬がかわいそうとは
ちっとも思ってなかった。

よかった。

あの、目の見えない男性は
100%、自分のサービスドッグを
信頼してる。

体が不自由な自分の命を
その犬に預けてる。

なのに
犬が指示を間違えた。

具体的にどういう状況で
男性が転んだのか、
そこはワタシは見ていません。

信頼しているからこそ
自分が転ぶような
犬のミスは
許すわけにはいかない。

下手したら
大怪我したかもしれない。

だからこそ

犬に
同じ失敗をさせないために
厳しく
コレクションを入れる。

それを

うわっつらだけの優しさで

犬がかわいそうだとか
ひどい人間だとか

言うような
しょーもない大人になるな。

こんなこと言うワタシは
ダメ母なのかもしれませんが

あの男性を批判することで
「優しいアタシ」に酔う、
そんな
しょーもない大人になるなよ、と。

冷静に
公平に
何が大切か
きっちり見なさい。

そして

世の中のほとんどは
ああいう人。

譲渡会でも
ほとんどのお客さんは
目の見えない男性を批判した
あの女性の意見と同じ。

特に何の不自由もなく
普通に歩けていても
サービスドッグを連れて
杖を持って歩いているという
その絵ヅラだけで
哀れみの目で見られて
同情の声をかけられる。

なのに
犬にコレクションを入れると
途端に悪人呼ばわりされる。

男性は、犬のために
コレクションを入れるたびに
何度も
「ひどすぎる」だの
「虐待だ」だのと
言われてきたはず。

それでも
視線にも
中傷にも負けず
強い心で
コレクションを入れる。

まさに
タフラブ。

がんばれ!
負けるな、おじさんと犬!!!

世の中では

弱い人は
想像通り弱いのが、安心。

弱いはずの人が
毅然としていると
批判したくなる。

なのに

文句を言っていた女性は
トラムを降りる頃には
友達たちと
ゲラゲラ笑ってました。

ついさっきの怒りは
すっかり
忘れているようでした。

男性は、
あの
すごい視線とブーイングを
思い出しながら
どんな気持ちで
トラムに乗ってただろうか。

なーんか
阿藤快ばりに
…なんだかなあ。

そんな
ちょっとしょっぱい
ディズニーランドの
締めくくりでした。

今日、
友達ファミリーが
帰国していきました。

さあて。

日常に戻ろう。(笑)

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