ロッティ＆アビィ家
と
コハル＆あびぃ家
から来ちゃいました
フォトバトンとなー?!
実は携帯ぶっ壊れたり
データをCDRに移動させてたりで
手持ちの写真が少ない
それでも良ければ…という事で
暫しのお付き合いをば
ちょっと
飼育係らしからぬ
重い話もあるので
苦手な方はスルーして下さい！
オーランド 2ヵ月
我が家に来た日の写真
おーちゃんと出会ったのは
先代犬を亡くして
100日目の日
阪神大震災の震災遺児だった
先代犬
この子を亡くしたショックは大きく
二度と動物は飼わないと
当時強く思ってた
なのに…
100日法要の帰りに
ふと入ったペットショップに
おーちゃんはいたんだよね
小さな毛玉
こちらを見て無邪気にはしゃぐ毛玉
実は
今だから言えるけど
何の感情も湧かなかった
本来は、犬、大好き
仔犬はもっと大好き
でも
かわいい♥とか
全く思えなかった
おかーちゃんが
家に犬がいない暮らしは
寂しくて仕方ないと
逆だね（笑）
おーちゃんを気に入り欲しがった
「高いし…」
生き物をローンやクレジットカードで
買うのは嫌
でも何故かこの日
私の財布には
40万という大金が入ってた…
(いつも入ってへんで!!)
あれよあれよと契約は進み
興味のなかった私
我に返った時には
既にうちの子になってた
今思えばすごい経緯だと思う
ただ…
私(飼育係)にとって
偶然の出会いではなかったと
まだ近い将来あんな事が起こるとは
思ってもみなかったけど
彼が、私が壊れてしまわないように
送り込んだ子なのかと…
おーちゃんが生後半年の9月
(上の写真の頃)
その彼が実家に帰省中
心不全で急死
享年32歳
先代犬が亡くなった夜も
一緒に泣いてくれた
おーちゃんがうちにきたときも
言った通りになったろ？
と、喜んでくれた
彼が亡くなる前
(おーちゃんが来る前)
突然、私に色んな事を話はじめた
俺が例えばいなくなっても
一人で生きていけるようになれ
とか
遺言じみた話
その中に
きっともうすぐ
お前はまた犬を飼うよ
と
私はこの一連の会話を
何を急にそんな話をするのか
不思議で仕方なかった
亡くなってから暫くは
半狂乱になって
仕事にも行けずご飯も食べれず
生きていく意味もみいだせず
一日中泣いてた私に
黙って寄り添ってくれてたのは
おーちゃん
まだ1歳に満たない赤ちゃんなのに
ずっと横に寄り添って
声をあげて泣けば顔を舐めてくれた
この子は
私がこうなる事を知って
我が家に来たんだ
彼が最期に私にくれた
優しさだったのかもしれないと…
私の住んでる地元で生まれ
宝塚へ2日だけ旅行をし
(ペットショップへ)
地元(我が家)へ戻ってきた
それがわかった時
彼が話してた意味を
理解したのかもしれない
このままじゃダメだと
ようやく少しずつ
前向きに考えれる様になって
私の悲しい思いを
背負わせたらダメだと
本当に可哀想な事をしてしまったと
今でも後悔
(プラッキングしてる頃の写真)
おーちゃんとちゃんと向き合えてからは
今までにないほどの
破壊王っぷりと
ガブリエル
小悪魔どころか悪魔が見え隠れ
躾やアレルギーに
振り回されているうちに
忘れたわけじゃないけど
心、穏やかに過ごせる様に
そして
たくさんお友達もできて
ワイヤーの集まりにも
参加させてもらった!!
思い出して
悲しくなった時は
いつもおーちゃんと出掛ける事にした
そんなこんなで
一緒に歩んできた9年
シニアになって
落ち着いてきたと思ったら
夜中に飼育係の腕に
噛み付いてぶら下がるという
新手の遊びも未だ健在
(蔵出し写真)
噛み付かれたには訳があります（笑）
私の元に来てくれて
ありがとうね
ずっと寄り添ってくれて
ありがとうね
また笑えるようにしてくれて
ありがとうね
生きていく糧を私にくれて
ありがとうね
あなたが
あのペットショップにいなければ
私は今居なかったかもしれない
こんな楽しい面白い皆にも
会えてなかったかもしれない
本当に彼が
おーちゃんを私の元に
送り込んだなんて幻想かもしれない
でも
私は今でも信じてるよ
だって
「お前はまたもうすぐ犬を飼うよ」
そう言ったから
これからも一日でも長く
一緒に楽しく過ごせる事だけを
私は願ってるよ
心配な事はたくさんあるけど
きっと私より先に逝く時
彼が迎えに来てくれるはずだからね
「あいつどうだった？」
って聞かれた時に
「結構楽しかったで!!」
っておーちゃんが言ってくれるように
まだまだ
楽しんでいこーね
はぁ…書いてはみたものの
おもーい話なんで
書くことも話す事もないだろうと
思ってて（笑）
最初で最後の当時のお話
長々とお付き合い
ありがとうございました!!
これからも
おバカーな飼育係とおーちゃんを
生暖かく見守って下さい