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『らーめん専門店 さかなや』

 

アンドレ・ザ・ジャイアント 人間山脈らーめん 1150円

 

豊橋市東脇4-1-31 (地図)

 

0532-33-2688

 

11:30~14:00 18:00~22:00(L.O.~21:30)

 

月曜 休

 

駐車場あり

 

見た目:今にも襲い掛かってきそうな丼顔はまさにモンスター!!

 

具:ネギ・メンマ・チャーシュー・フライドガーリック・じゃがりこ・刻み海苔・白髪ネギ・玉子

 

麺:極太縮れ

 

タレ:塩

 

感想:【Oi!ラーメン企画 第9弾】の6杯目。
豊橋市の【らーめん専門店 さかなや】の第2弾をご紹介します。
今回の出場選手は、フランス出身のアンドレ・ザ・ジャイアント選手です。
コンプレックスが武器になるなんて言葉をたまに耳にしますが、それは現代の話。
アンドレ選手の幼少期は、蔑視や迫害や偏見が当たり前に横行していた時代。
容姿に対して好奇の目で見られ、きっと辛い少年時代を過ごした事でしょう。
当時はまだ、病気で異常に発達した身体だとは認知されてなかったと思います。
今では巨人症という病気もメディアや医療の発達で多く知られる様になりました。
しかし、そんな病気と向き合って闘い、スポーツを様々経験したそうです。
コンプレックスを武器に変えた第一人者とも呼べるアンドレ選手。
プロレスラーにとっては大きな身体は有利になります。
でも、大きすぎるとノロマな木偶の坊に見られてしまうのも事実。
そういった先入観をも吹き飛ばしたのは、アンドレ選手の運動神経と真面目な性格。
スカウトされプロレスデビューすると、レスリングを基礎から学んで徐々に頭角を現します。
日本では新日本プロレスでヒールとして活躍した後、数年後に全日本プロレスへ。
全日本プロレスではベビーフェイスとして、ジャイアント馬場さんと大巨人コンビで活躍。
大きな身体で差別され、同じ悩みを持った馬場さんとは意気投合。
その活躍の最中に、46歳の若さで亡くなってしまったそうです。
大食漢で大酒豪、身体も人間としてのスケールも大きかったアンドレ選手。
因みに、WWE(当時はWWF)の殿堂入りの第一号がアンドレ選手です。
彼の活躍は過去のVTRでしか観たことはありませんが、これを機にもっと観てみます。
そんなアンドレ選手をリスペクトした1杯が今回の商品です。
それではいただきます。

 

タレは、探したのですが全く見当たらないのに味がする・・・これは世界8番目の不思議か!?
ではなく、レンゲで掬う事すら出来ないくらい麺に絡んだ状態で提供されてるからです(笑)
油そばらしくオイリーなので麺は啜り易いですし、固まらずよく解れているのも良いですね。
そして、オイル感があるのに魚介香る和風の風味だからさっぱりいただけます。

 

麺は、アンドレ選手の体重520ポンドに因んで茹で上がり520gあります。
底から表面にかけて、まさにジャイアントな身長くらい積まれていました。
そうなるとジャイアント・プレスくらい胃にドスンとくるのかと思いましたが、これが意外!
巨大な身体で確かな観察眼と根拠を積み重ねた計算された動き、プラス直感的に動ける天性。
そういったアンドレ選手の様に、量があっても飽きずに食べれてしまうんです。

 

具材は、アンドレ選手の髪型の様に刻み海苔がトッピングされています。
その量たるや海苔山脈の如しで、一杯で世界の海苔の収穫量の辻褄が合わなくなる程の量。
海苔というより化け物といった方がいいような感じですが、混ぜれば丼の中で海苔民族大移動!
都市型破壊怪獣ゴジラの様に海苔が大暴れしますが、箸でベアハッグしてやりました(笑)
さておき、海苔のお陰で良い感じにオイリーさを軽減してくれるのもナイス!
玉子がじゃがりこにネックハンギングツリーされてるのもユニークでした♪

 

丼で作られた顔や意外性のあるじゃがりこなど、1杯に込められたエンターテイメントは流石!
量だけでなく1杯におけるドラマ性やスケールの大きさもアンドレ選手の様でした。
アンドレ選手の様に全てが大きい選手は、世界のマット界においても現在は居ないでしょう。
今でも語り継がれるのは、それだけ偉大だったと言う事ですね♪

 

ありがとうございました