_20190326_234023.JPG

 

_20190326_234155.JPG

 

_20190326_234302.JPG

 

_20190326_234417.JPG

 

1553383944936.jpg

 

DSC_5364-1.jpg

 

『創作らーめん 麺屋 すうぃんぐ』

 

タンパクトリ塩レモンらーめん(冷製) 880円

 

名古屋市東区代官町3-5 (地図)

 

052-935-8050

 

月~木 18:00~22:00 金土日祝 11:30~15:00

 

平日昼 休(カフェ営業の為)

 

駐車場なし

 

見た目:女子プロレスラーリスペクト作品らしく女子ウケ間違いなしのビジュアルですね♪

 

具:ネギ・レモン・鶏肉・玉子

 

麺:極細縮れ

 

スープ:レモン

 

感想:【Oi!ラーメン企画 第9弾】の11杯目。
名古屋市東区の【創作らーめん 麺屋 すうぃんぐ】をご紹介します。
今回の出場選手は、名古屋市出身の水波綾選手です。
水波選手は、2004年にデビューして今年で15年目を迎えます。
15歳でデビューしてまだ30歳の若さですから、未だ伸び盛りでもあります。
正式には2005年4月に引退し、専門学校へ通って2007年に復帰ではありますが。
元々は、あのクラッシュギャルズの長与千種選手の愛弟子。
それから仙女で里村選手の下で活躍し、現在は移籍してWAVEに所属。
WAVEの設立者のGAMI選手は山本小鉄さんのお弟子さんなので、そのDNAもあります。
つまり、女子プロレスラーながらにしてストロングスタイルも継承していると言えます。
長与千種・里村明衣子・山本小鉄と、素晴らしい系譜ですよね。
シングルとしてだけでなくタッグのプレーヤーとしても優秀で、数々のタイトルを獲得。
アニキと言うニックネームだけあって、変にキラキラしていない硬派さが良いですね。
そんな水波選手をリスペクトした1杯が今回の商品です。
それではいただきます。

 

スープは、温製バージョンと冷製バージョンのどちらかを選べます。
両方とも食べましたが、今回は冷製バージョンをご紹介します。
女将さんから胃休めになるスープとのご説明がありましたが、まさにその通り!
飲み口は軽く優しく柔らかくスーッと口に流れ込み舌に馴染んでいく感じ。
冷製ですから、レモンの風味と塩分が際立ちますが全く尖ってないんですよね。
普通は氷を浮かせるほど冷たいと塩分が目立って塩辛く感じてしまいます。
レモンの酸味もこんなにじわっと嫌味なく効かせるのも難しいハズ。
それを事もなげにやってのけるテクニックがファンタスティック!!
そして冷製の場合は、動物の油ですから凝固したり油特有の光沢を放った油玉になったりします。
勿論それも無く、塩分・酸味・油分を限りなく優しく、されどしっかり感じさせる仕上り。
瑞浪選手のイチジクの様に完璧なフィニッシュホールドを極められていました♪

 

麺は、冷製と温製では別々の麺を使用しています。
冷製の場合は極細の縮れ麺を起用していて、見た目はよくある冷麺の感じですが中身は別物。
噛むとキュッと引き締まった硬さがあるのは冷製ならではの特徴。
しかし、一般的な冷麺は歯切れが悪いのに対し、硬くても歯切れがメチャクチャ良い!
更には冷やすと麺が臭みを帯びたりしますが、逆に心地好い風味で包んでくれます。
で、中途半端に冷やすと麺に温かさが残っていてスープをぬるくしたりします。
当然これもクリアしていて、絶妙の茹で加減にしてあるのでスープにも影響は皆無。
細かい部分ですが、こういった1つ1つの仕事が丁寧なのが味の決め手ですよね♪

 

具材は、温かくても冷たくても合うのがネギの万能さ。
シャリシャリの食感と瑞々しさで、麺と一緒に口にすると旨さも倍増!
そして注目なのは、ネギ・塩・レモンのこの3つの組み合わせ。
ネギ塩レモンは、焼肉のタレや唐揚げにも使用されるくらい相性が良い事で認知されています。
つまりお肉に合うので、この鶏肉にもバッチリすぎるくらい合っていました。
香辛料も黒胡椒だけで単調にしてしまう冷製が多い中で、これは一線を画します。
香草なども交えた香辛料が使う事で、全体の引き締めと味の昇華を同時に実現。
1杯の中に様々な技術が施されていました♪

 

何処か屋号のスウィングジャズを連想させる音楽性のある1杯とでも申しましょうか?
加えて女子プロレスラーらしい力強さと、女性らしい繊細さも中に込められていた様に感じました。
また温製バージョンも記事にしますので、宜しくお願い致します。

 

ありがとうございました