皆様、ご機嫌麗しゅう。
Yoshiで御座います。
先週のMaking of CROSS"V"のブログコメントにて…
"配線で交差する血管を表現して「CROSS VEIN」"
と書いてくれた方がいましたが…
!!(゜▽゜*)ワオ
さすがです。一本取られました。
素晴らしい解答であったので、そういうことにしておきます(笑)
さて、本日もMaking of CROSS"V"を進めて参りましょう。
今回は、~第4章~ 指板のサイドポジションマークにLEDを組み込む工程で御座います!
これはアーティストの皆様も気になる部分ではないでしょうか。
自分でやるにはかなり難易度が高い工程でありますが、説明していきましょう。
1、指板を裏返します。写真の様にLEDを埋め込むスペースをルーター(一定の深さで掘れる小型の機械)で掘ります。
※掘る深さに注意しましょう。掘りすぎると指板を貫通して、表面に穴が空いてしまいます。又、せっかく埋め込んだインレイまで一緒に掘らない様に!
2、秋葉原の電気街で購入してきたLED(赤)をポジションマークの数だけ用意します。12フレットと24フレットには2個ずつ使うので忘れない様に。
そして、↓の写真の様に電気回線(プラスとマイナス)2本が干渉し合わない様にルーターで通り道を掘ります。
※カッコイイからという理由でLEDの色を"青"にするのはオススメしません。一度やってみましたが、青だと眩しすぎてポジションマークを直視出来ません!肝心なポジションマークの意味を成さなくなるのでご注意を(笑)
3、LEDのON/OFFスイッチ(スイッチ自体もLEDで光る)と10V電池、あと、過電流が流れない様にする為に抵抗器(Ω)を用意して、配線します。そして、学生時代に習得したはずのハンダ付けの出番です。皆様出来ますよね?笑
うまくいけば、スイッチONでLEDが点灯します♪
※使用するスイッチの種類によって配線の仕方は変わってくるので、ある程度電気回路の勉強も必要です。
4、回線同士を干渉させない為と、激しいギタープレイで回線を切断させてしまわない為にも、配線した上から接着剤を流し込みます。
5、接着剤が固まったら、はみ出た接着剤もろともヤスリをかけて指板の裏側を平らにならします。
これでCROSS"V"の指板完成です!
なかなか大変な工程でありましたね。
インレイとLEDにこだわらなければすぐに終わる工程ではあるのですが…
やはり自分のギターにはオリジナリティーを出したいですからね!
次回は完成した指板にフレットを打ち込みたいと思います☆
それでは、
耽美な旋律を、気高き貴方に…
Yoshiで御座いました。
【おまけ】
我が城の守護竜"せんべえ"の水飲みタイム。