録画してたレディ・サピエンス
を観たんだけど、古代の女性は狩りにも参加していたり権力があったりということが最新の考古学で分かってきたということで、男女の違いとして言われがちな「男は狩りに行っていたから目的志向型で、女は採集をしたり家で子供を見たりしていたから仲間同士のおしゃべりが重要」みたいな説は、その根拠が揺らぐことになる。。。
つまり、脳やら生物学的な仕組みやらによって形成されているとされてきた男女の違いのようなものが、思っていた以上に短期間の文化的なものや習慣によるものに過ぎないのかもしれないということだ(とはいえ、どこまでが生物としての反応でどこまでが人為的なものかなんて分からないだろうな)。
そして、中国古代の亡国の悪女妲己が実は女性将軍だったかもしれないという記事も見た(ナショナルジオグラフィック中国語版)。
こんな感じ↓
中国古代史に出てくる悪女といえば色気で王をたぶらかし堕落させひいては国が滅亡に追い込まれるというフォーマットですが、、、
こんな感じね↓
余談ですがファン・ビンビンほんとキレイ…昔々、サントリーの烏龍茶のコマーシャルで見たとき、誰このとてつもない美女?!って思った。
秦の始皇帝の母趙姫が史記で悪く書かれているのも後代の儒教の価値観によるものであり、中国古代王朝の妃が男性の王と同様に兵を率いていたという説もあるらしく、秦は女性の地位が高い文化を持っていたのではないかという話をNHKの番組で観た記憶があります。
男女観も時代によって変わるだろうし人間が思い込みを外して物事を見るのは難しいのでしょうね。https://www.natgeomedia.com/history/article/content-14280.html