君が生きた証 第2章 #46 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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2020年1月2日


「父さん、母さんあけましておめでとう。」

「お義父さん、お義母さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

雄輔  「おー!リュウにマイちゃんに環奈!あけましておめでとう!」

環奈  「じーじ!ばーば!あけまちておめでと!」

涼子  「環奈、上手に新年の挨拶が出来てるじゃない。偉いわ♪」

環奈の頭を手で撫でる涼子。

環奈  「えへへ♪」

涼子に頭を撫でてもらい笑顔になる環奈。



「ところで母さん、まだみなみは帰ってきてないのか?」

涼子  「みなみはユウゴくんと一緒に帰ってくるみたい。」

「そうなんだ。そう言えば俺たちみなみの彼氏に会ったことないからな~。」

「ユウゴくんはどんな人なんだろ~。」

リビングでこたつにあたるリュウ、マイ、環奈。

ピンポーン!

涼子  「噂をすればみなみ達が帰ってきたわ。」

涼子はみなみとユウゴを出迎えに玄関に向かった。

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みなみ  「お兄ちゃん、お義姉ちゃん、環奈、あけましておめでとう!」

「おーあけましておめでとう。」

「みなみちゃんあけましておめでとう。そして隣にいる人がみなみちゃんの彼氏の・・・・」

ユウゴ  「はじめまして。みなみとお付き合いさせていただいている京本ユウゴです。よろしくお願いします。」

頭を下げてリュウ達に挨拶をするユウゴ。

「こちらこそはじめまして。みなみの兄のリュウです。」

「妻のマイです。この子は私とリュウくんの娘の環奈です。」

同じように挨拶をするリュウ達。

涼子  「みなみとユウゴくんもこたつにあたりなさい。」

ユウゴ  「えっ?いいですか?」

雄輔  「いいに決まってるじゃないか。さあ入って入って。」

みなみ  「ほら!ユウくんもあたろうよ♪」

早速こたつにあたっているみなみ。

マイ  「(みなみちゃんはユウゴくんをユウくんって呼んでるんだ・・・・・。)」

ユウゴ  「じゃあ失礼します。」

ユウゴはこたつにあたった。

リュウ  「(みなみから聞いたとおり真面目な性格だな・・・・・)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「二人はいつから付き合い始めたんだ?」

ユウゴ  「去年の7月からです。」

みなみ  「うん。去年の4月にユウくんがみなみが働いてる店舗に転勤して来て、みなみが一目惚れしたの。」

「みなみちゃんの一目惚れから始まったんだ~。ユウゴくんはいつからみなみちゃんのことが気になり始めたの?」

ユウゴ  「みなみと一緒に仕事をしているうちにみなみが出すふわふわした雰囲気に毎回癒されて気になる存在になりました。」

「初デートの場所はどこ?」

ユウゴ  「お台場です。そこでみなみに告白して即OKを貰って付き合い始めました。」

「初デートで告白か~。俺達もそうだっだよね。マイちゃん♪」

「うん❤今でも私、あの時のことを鮮明に覚えてるよ。」

「そういえば父さん達はみなみとユウゴくんが付き合い始めたこといつ知ったの?」

雄輔  「俺と母さんは結構早くにみなみから報告を受けたぞ。」

涼子  「うん。一番最初に報告を受けたからね。」

「ところでみなみちゃんは堀ちゃん達にもユウゴくんと付き合い始めたことを報告したの?」

みなみ  「もちろん報告しましたよ!ミオナとトモヤさん、ヒロトさんとななみん
達にはお兄ちゃん達より早く報告しましたから。」

「はぁ!?お前そこは俺達に早く報告しろよ!俺達身内だろ!身内!」

みなみ  「だって~お兄ちゃんもお義姉ちゃんもお仕事が忙しくてなかなか会えなかったんだも~ん。」

「ところでみなみちゃん。ミサにユウゴくんと付き合い始めたことを報告したの?」

みなみ  「う~ん。まだしてないですね。」

「えっ?ちょっと待って。お前さ・・・・ミサちゃんと仲良しなの!?」

みなみ  「えっ・・・・・・!?」

「リュウくん知らなかったの!?ミサとみなみちゃんは会うと必ずイチャイチャするほど仲良しなんだよ!」

「だって・・・・みなみはよくミオナちゃんとかアスカちゃんとかヒナコちゃんとかヒナちゃんと仲良しのイメージが強すぎるから・・・・・マジで意外だわ・・・・・・。」

さりげなく樋口ヒナの名前を出すリュウ。

「で、話を戻すけどミサにはちゃんと報告したの?」

みなみ  「まだです。だってみさみさとはなかなか予定が合わなくて会えないから。」

「じゃあまた今度ミサに会えた時にちゃんと報告しないとね。」

「いやそれは止めといた方がいいと思うよ。」

みなみ  「お兄ちゃん、どうして?」

「今、ミサちゃんはユウキと離れ離れになってるし、それにユウキとの関係を恋人から友達に戻しちゃったからすごい機嫌が悪いし、もし言ったとしてもミサちゃんが複雑な感情を抱くと思うよ。」

「確かに・・・・・・」

「こないだマイちゃんと一緒に環奈をアスカちゃんに預けて都内の居酒屋で行われる忘年会に行った時にハルトがベロベロに酔ってミサちゃんにこう言ったんだ・・・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ハルト  「つーかミサちゃんはユウキと別れたんだろ?どうせユウキもフランスで修行しながら新しい女を作ってるかもしれないから俺が新しい男でも紹介してやろうか?」

泥酔して空気を読まない発言をするハルト。

カズヤ  「ハルト!そんなことを言うなよ!ミサちゃんが泣いちゃうだろ!もう酒はダメだ!取り上げだ!」

ハルト 「カズヤ、ふざけんじゃねーぞ!まだ飲み足りねぇーんだよ!」

ミサ  「・・・・・・・・・・・・・」

ダン!

空になったジョッキを音が出るくらいにテーブルに置いたミサ。

ハルト  「おい?どうしたんだ?みさちゃ・・・・えっ!?ぐわっ!ぶばっ!あギャー!」

ドガ!バキッ!ボコッ!

ミサはハルトにジャブ、左ストレート、アッパーを喰らわせ、ハルトは倒れた。

ハルト  「・・・・・・・・・・・・・」チーン

ミサ  「マジでふざけんなよむかっユウキくんはなぁちゃんと結婚する前に浮気しまくってたあんたとは違って絶対に浮気しないって信じてるから!今度ふざけたこと言ったらあんたの体をモーターバイクレースに二度と参加出来ない体にするからねむかっ

みんな  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

あまりの衝撃に口を開けて呆然とするリュウ達。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ってことがあったから止めといた方がいいぞ。」

「ちょっと待って!忘年会の時はハルトくんが泥酔して変なことを言ったからミサが怒ったんだよね。普通にミサに会って報告したら怒らないと思うけど。」

みなみ  「じゃあ明日みさみさに会って報告しよっと!」

「ところでみなみちゃんとユウゴくんはどこまで関係が進んでるの?」

ユウゴ  「11月から都内のマンションで同棲を始めました。」

「付き合い始めて4カ月で同棲するのは早すぎだろ!」

みなみ  「高校二年生の時からお義姉ちゃんと同棲してたお兄ちゃんにだけは言われたくない!」

「うっ・・・・・・・!」

「お義父さんとお義母さんはみなみちゃんとユウゴくんが同棲するのを許可したんですか?」

雄輔  「したよ。まあリュウとマイちゃんが高二の時から家で同棲をすることを許していたからな(笑)」

「そうですよね(苦笑い)」

環奈  「まま、どうしぇいってなに?」

「簡単に言えばお互いのことが好きな男の人と女の人が一緒に暮らすことよ。」

環奈の目線に合わせて喋るマイ。

環奈  「へ~。」

「ユウゴくん、うちのみなみは本当ワガママで物欲が高くて大食いで・・・・・」

みなみ  「ちょっとお兄ちゃん!さりげなくみなみの悪口言うのやめて!」

「腹がぽっこり出てる女の子だけど幸せにしてあげてね。頼んだよ。」

ユウゴに頭を下げるリュウ。

ユウゴ  「わかりました!みなみを幸せに出来るよう頑張ります!」





つづく





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