君が生きた証 第2章 #62 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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2月中旬のある日


この日、岡田家と一緒に松本夫妻、小山夫妻、そしてマイの従妹の渡辺梨加が夕食を食べていた。


サユリ  「モグモグ!パクパク!ゴクゴク!」

「サユリちゃん・・・・・・めっちゃ食べてるね(苦笑い)」

「リュウくん、仕方ないよ。さゆりんは今妊婦さんだし、お腹の中には双子がいるから通常の三倍の食事をしないといけないからね。」

カズヤ  「ショウも大変だよな。サユリちゃんは元々大食いだったけど妊娠したらもっと食べるようになったからな。」

ショウ  「うん。でもサユリちゃんには元気な子供を産んでもらいたいから僕も張り切って料理を作ってるよ。」

リナ  「カズヤくん!ウチも早くカズヤくんとの子供が欲しいから今日の夜にしようよ!」

カズヤ  「リナちゃん!大きな声で言うなよ!恥ずかしいから!」

「そうだよ!環奈に悪影響与えたらどうすんだよ!あと梨加ちゃんも少し引いてるし!」

リナ  「あっ!ベリカちゃん下ネタ言ってごめんね。」

梨加  「大丈夫です。よくお笑いのビデオで下ネタを使う芸人さんを見てるんで。」

環奈  「ぱぱ、まま。ちもねたってなに?」

「環奈、お前はまだ子供だから下ネタのことは知らなくていいんだよ。」

「そうよ。環奈がもうちょっと大きくなったらママが教えてあげるね。」

ショウ  「そういえば今日ハルトとナナセちゃんも誘ったけど結局断られちゃったな。」

カズヤ  「仕方ないよ。ハルトは今日レースで鈴鹿に行ってて、ナナセちゃんも応援に行ってるからな。」

サユリ  「ななみんと裕也くんもヒロトくんの応援にロッテのキャンプ地の石垣島に行ってるしね。」

梨加  「そういえば前から気になっていたんですけど・・・・リュウさんはハルトさんと仲が悪いんですか?」

「梨加、何でリュウくんとハルトくんが仲悪いって思ってるの?」

梨加  「だってよく口喧嘩とか殴り合いとかライトセーバーで喧嘩したりしてるし・・・・本当にリュウさんはハルトさんと仲悪いんですか?」

「俺、ハルトと仲良しだよ。こないだだって一緒にハルトとラーメン食って、酒を飲んだし!まあメビウスさんが小説を面白くするために俺とハルトの喧嘩を書いちゃうから仲が悪く見られると思うんだよね・・・・・」

カズヤ  「おい!なに普通に制作裏話を話してんだよ!」

何だかんだで楽しい食事を続けていた時、マイのスマホに着信が入った。

「あっ!電話!ばっさーから。環奈、ママちょっと離れるからパパのところに行ってて。」

環奈  「うん!」

環奈はマイの膝から立ち上がり、すぐさまリュウの膝に座った。

それを確認した後、マイはツバサからの電話に出るためリビングから出て廊下に向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「もしもし?ばっさー。」

ツバサ『久しぶりまいやん、実は今度の日曜日に群馬で中学校の時の同窓会をやることになったの。』

「えっ・・・・・中学校の時の?」

ツバサ  「・・・・・うん。別に無理して来なくてもいいんだよ。女子テニス部の子達やそれにまいやんの初恋の人の加藤サトシくんも来るかもしれないし・・・・・・・。」

「うん。同窓会に行くか行かないかはリュウくんと相談して決めるから決まったらばっさーに電話するね。」

ツバサ  「わかった。まいやん、バイバイ。」

ツバサは電話を切った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「マイちゃん、おかえり。ツバサちゃんと何話してたの?」

「実は・・・・今度の日曜日に中学校の時の同窓会をやるって連絡があったの。」

みんな  「「「「「「えっ!!??」」」」」」

梨加  「中学校の時の同窓会って・・・・まずいんじゃない?だってマイ姉ちゃんをいじめてた子達も来るかもしれないじゃん!」

リナ  「た、確かに・・・・・・・。」

梨加  「それにマイ姉ちゃんの初恋の人の加藤サトシさんも来るかもしれないし・・・・・・」

みんな  「「「「は・・・・初恋の人!?」」」」

サユリ  「えっ?まいやん、初恋の人がいたの!?」

「・・・・・・・うん。」

ショウ  「リュウは知ってるのか?マイちゃんに初恋の人がいたこと。」

「もちろん知ってるよ。加藤サトシくんのことはマイちゃんから聞いたことがある。」

カズヤ  「あ、あるんだ。」

リナ  「まあリュウさんにも初恋の人がいましたもんね。松井レナさんって人が。」

サユリ  「生駒ちゃん!リュウくんの前でレナさんの名前を言っちゃダメ!」

「いいよ。気にしてないから。」

梨加  「それで話は戻るけど同窓会行くの?」

「どうしようかな・・・・・せっかくばっさーが誘ってくれたし、でも行かなくていいって行ってくれたから・・・・・・・。」

「行ってきなよ。」

「えっ?リュウくん行ってもいいの?」

「うん。俺、行っちゃダメって言ってないし、久しぶりにツバサちゃんとソフト部の友達に会って楽しんできて。」

「ありがとうリュウくん。楽しんでくるね♪」

「おう。」

梨加  「リュウさん、本当に良いんですか?もしかしたらマイ姉ちゃんが初恋の人に会うかも知れないんですよ?」

「いいんだよ。俺だってこないだ早大の友人達と飲み会したんだからマイちゃんだってたまには楽しんで来てもらわないとな・・・・・」

そう言うリュウの体は小刻みに震えていた。

ショウ  「おい!体と発している言葉が連動してないぞ!!!!お前生まれたての子鹿状態になってんぞ!」

「リュウくん、本当に大丈夫?」

環奈  「ぱぱ、らいじょうぶ?」

妻と娘に心配される夫(笑)

リナ  「メビウスさんもリュウさんにツッコミしたよ・・・・・」

天井を見上げて話しかけるリナ。

「そうだ。ショウ、カズヤ、一緒にノンアルコールビール飲もうぜ。」

体を震わせながら冷蔵庫に向かうリュウ。

カズヤ  「お前絶対動揺してるだろ!!!わかりやすいな!オイ!」

「一応聞いとくけど加藤くんは結婚してるのか?」

「ソフト部の友達から聞いたけどサトシくんは大学卒業後、沼田市役所に就職して25歳の時に同い年の学校の先生とお見合い結婚したらしいよ。子供も一人いるみたい。」

「よかった~!!既婚者ならマイちゃんを絶対奪わないから安心したよ・・・・・。」

サユリ  「本音出たね・・・・・・(笑)」

リナ  「ところでまいやんはその加藤さんとキスしたことあるの?」

カズヤ  「リナちゃん!!」

「一応したことは・・・・・・・・あるよ。」

みんな(岡田家以外)  「ええっ!!??」

ショウ  「えっ?マイちゃん、リュウ以外にキスしたことあるのかよ!!ってかリュウはこのこと知ってるのか?」

「知ってるよ。マイちゃんから聞いたことあるし、さあ気を取り直してご飯を食べるか。」

と言いつつもリュウの右手は小刻みに震えていた。

カズヤ  「だからお前絶対動揺してるだろ!!!!!!」

ショウ  「まあそう言うリュウも中学の時にレナちゃんとキスしたことがあるけどな。」

カズヤ・リナ・梨加  「「「ええ――っ!!!」」」」

リナ  「リュウさんも他の女の人とキスしてるじゃないですか!まいやんはこの事知ってたの?」

「・・・・・うん。リュウくんから聞いたことがあるよ。」

梨加  「うそ・・・・。」

「まあレナちゃんに恋していたのは昔の話だから俺がこれからも愛していくのはマイちゃんだけだからね♪」

「私も~♪サトシくんに恋していたのは昔の話で今はリュウくんを世界で一番愛してるよ❤」

「俺もマイちゃんを世界で一番愛してるよ♪」

・・・・・チュッ

人前でキスをするリュウとマイ。

みんな(環奈以外)  「(また人前でキスしてるよ・・・・・・・この二人)」

リナ  「ねぇ環奈ちゃん、パパとママが毎日イチャラブしてるとこ見て飽きないの?」

環奈  「んーん。ぱぱとままがきちゅちてるのみててたのちいよ♪」

サユリ  「環奈ちゃんも将来はまいやんみたいに彼氏大好き女子になりそう(苦笑い)」


「とにかくマイちゃん、同窓会楽しんで来てね。」

「うん❤」




つづく




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