夜空に咲く満開の花〜The future〜 中編 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2031年8月2日、市川市民納涼花火大会当日


 日奈子 「蒼ちゃん!お待たせ!!」

 髪をお団子にして朝顔と桜の花、麻の葉文が書かれている白の浴衣を着用し、下駄を履いて家から出てきた日奈子。

 蒼弥 「お・・・おう///(浴衣姿似合ってるな・・・)」
 
 顔を赤くしながら話す甚平姿の蒼弥。

 日奈子 「蒼ちゃん、甚平似合うね。」

 蒼弥 「日奈子も浴衣似合ってるぞ。」

 日奈子 「ありがとう!じゃあ会場に行こっか!」

 蒼弥 「おう!」

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 路線バスの中


 日奈子 「すごい人だね・・・。」

 蒼弥 「県外からもいっぱい来てるからな。」

 バスの中は車の混雑を避けた人でいっぱいになっていた。

 蒼弥 「そういえば環奈ちゃんはどうやって会場に行ったんだ?」

 日奈子 「環奈はお父さんとお母さんに送ってもらって会場に行ったの。」
 
 蒼弥 「そうなんだ。それにしても本当に人が多いな・・・・。」

 日奈子 「こんなに多いと離れ離れになっちゃうね・・・。」

 ギュッ

 蒼弥は左手で日奈子の右手を繋いだ。

 日奈子 「あっ・・・。」

 蒼弥 「離れたらヤバイからな。手を繋いでおこうぜ。」

 日奈子 「う・・・うん///」

 顔を赤くする日奈子。

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 同じ頃、環奈達は・・・・


 遥 「環奈ちゃーん!こっちだよー!」

 環奈 「あっ!はるちゃーん!みなちゃん!優ちゃん!」

 髪をポニーテールにして赤い牡丹柄の浴衣を着た環奈は夏海、有沙と一緒に遥達のところに行く。

 遥 「ねぇ環奈ちゃん、この子達はもしかして・・・」

 環奈 「この子達は私と同じオーシャンガールズのメンバーでお友達の弥柳夏海ちゃんと湊有沙ちゃんだよ!」

 夏海 「はじめまして!弥柳夏海です!」

 ピンクの浴衣を着て挨拶をする夏海。

 有沙 「はじめまして!湊有沙です!小学5年生です!よろしくお願いします!」

 髪をツインテール赤色の浴衣を着て挨拶をする有沙。

 遥 「こちらこそはじめまして!私は菊池遥です!はるちゃんって呼んでね!」

 このロングヘアーで紫色の浴衣を着ている美少女は菊池遥。環奈とは中学生からの親友。

 美波 「私は山内美波だよ!みなちゃんって呼んでね。」

 このミディアムボブヘアーで水色に花びらの浴衣を着た美少女は山内美波。環奈とは保育園の頃からの親友。

 優乃 「栗原優乃です!よろしくね!」

 この三つ編みで胸が大きく、黄色の浴衣を着た美少女は栗原優乃。環奈とは中学生からの親友。

 環奈 「じゃあみんな揃ったみたいだし、回ろっか!」

 みんな 「「「「「うん!」」」」」

 6人は歩きはじめた。

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 同じ頃、蒼弥と日奈子は会場に到着した。
 

 日奈子 「わー、もうこんなに人いる!」

 蒼弥 「まあ観客動員数が日本一になったことがあるからな。」

 日奈子 「蒼ちゃん、花火が始まる前に出店回ろう!」

 蒼弥 「おう!」

 二人は手を繋いで出店を回り始めた。




 
 環奈 「あっ!」

 フライドポテトを食べながら歩く途中に何かを見つけた環奈。

 美波 「どうしたの?カンカン?」

 鳥の唐揚げを食べながら聞く美波。

 環奈 「お姉ちゃんと蒼弥さんが手を繋いで歩いてる!」

 環奈が指をさした方向にはイカ焼きを食べながら手を繋いで歩く蒼弥と日奈子。

 有沙 「本当だ!」

 わたあめを舐めながら見る有沙。

 環奈 「何かいい雰囲気になってる・・・よし!尾行しよう!」

 有沙・美波 「「「さんせーい!!」」」

 遥 「ちょっと三人とも日奈子さんに気づかれたら大変な目にあうからやめた方がいいよ!」

 環奈 「大丈夫!お姉ちゃんはパパより洞察力高くないから気づかれないよ!じゃあ行こっか!」

 有沙・美波 「「うん!!」」

 三人は蒼弥と日奈子の後をつけるため、走り出した。

 遥 「絶対バレるよ・・・。」

 夏海 「うん・・・日奈子さんに見つかって怒られて必死に逃げ帰ってくると思う・・・。」
 
 優乃 「日奈子さん、怒ると怖いからね・・・。」


 
 日奈子 「んー!りんご飴おいしーい!」

 りんご飴を食べながら歩く日奈子。

 蒼弥 「(幸せそうに食べるな〜。)」

 日奈子 「蒼ちゃんもりんご飴食べる?」

 蒼弥 「えっ?俺はいいよ!自分で買って食べるから!」

 環奈 「お姉ちゃん、積極的〜!(小声)」

 有沙 「自分の食べかけのりんご飴を食べさせるってことは間接キスしようと考えてるんだ!(小声)」
 
 美波 「日奈子さん、頭良いね!(小声)」

 少し離れたところに隠れて二人を見ている三人。

 
 日奈子 「(三人共バレバレなんですけど・・・)あっ!蒼ちゃん、私喉乾いてきた。」

 蒼弥 「わかった。俺が買ってくる!」

 蒼弥は日奈子からお金を受け取り、出店に走っていった。

 日奈子 「さてと・・・何チラ見してんのよー!!!」

 走って環奈達のところに行く日奈子。

 環奈 「ヤバイ!お姉ちゃんが来た!!!」

 日奈子 「私の恋は見せもんじゃないのよー!!!!」

 怒りの表情を浮かべて走ってくる日奈子。

 環奈・有沙・美波 「「「うわぁぁぁーっ!!!」」」

 全速力で逃げる三人。

 日奈子 「まったくあの三人は・・・人の恋を何だと思ってるのよ。」

 蒼弥 「日奈子!買ってきたぞ!」

 二人分のジュースを持って帰ってきた蒼弥。

 日奈子 「蒼ちゃん、ありがとう♡」

 蒼弥 「日奈子、何かさっき誰かに怒っていたけど誰に怒っていたんだ?」

 日奈子 「環奈と環奈の友達。後をつけてたから怒って追い返したの。」

 蒼弥 「さっきの行動見られてたんだ・・・まあ日奈子と一緒だから恥ずかしくないけど。」
 
 日奈子 「ありがとう。蒼ちゃん///」


 何だかんだで距離が縮まっている蒼弥と日奈子でした。



 つづく




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 後編は29日18時に更新します!