ウルトラマンティガ−NEW GENERATION− 第47話#3 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

乃木坂46・櫻坂46・日向坂46の小説と画像集を更新しています!
ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 前回までのあらすじ
 哲也はティガに変身してグローザムに挑むもグローザムの脅威の再生力によってあらゆる攻撃が通じず、凍りつけにされてしまう!
 GUDMも高志隊長、健一副隊長がグローザムの攻撃によって負傷し、聖司も高熱によって入院してしまい、現時点で活動出来るのは美波と美咲だけになってしまった。
 美咲が一人ティガが凍りつけにされているダムの前で悲しんでいるとそこにモロボシダン(ウルトラセブン)が現れた!




 
 ダンと美咲は焚き火を囲み、ダンは細い木々をへし折って火にそっとくべていた。


 
 ダン 「かつてのウルトラマン達も強敵に破れることがあった。しかしそんなウルトラマン達の窮地を人間は救ってきた・・・。」

 昔の自分の戦いを思い出しながら語るダン。

 美咲 「あなたは・・・・?」

 ダン 「ウルトラマンも人間も仲間がいるからどんな強敵とも戦うことが出来る。そして勝つことが出来る。」

 美咲 「でも哲・・・ティガはもう・・・。」

 ダン 「目を閉じてごらん?」

 美咲 「目を・・・?」

 美咲が目を閉じると哲也の声が聞こえてきた。

 哲也 「美咲・・・・俺は生きてる!」

 美咲 「哲也さん・・・。」

 ダン 「ティガを助ける方法は必ずあるはずだ。諦めてはいけない。」

 美咲 「はい!」


 
 ところ変わってダークプラネット暗黒城暗黒の間にて


 グローザム 「フン!この世界のティガはウルトラマンの息子が変身しているから少しは骨のあるやつと思っていたが話にならんかったな!」

 テンペラー星人 「グローザム、まだティガは死んではいないぞ。」

 グローザム 「分かっている!ああしておけばのこのこウルトラ兄弟が助けに来るだろう!現れたところを纏めて始末してくれる!」

 テンペラー星人 「ウルトラ兄弟もそうだが人間達も新たな対策を練ってくるぞ。」

 グローザム 「フン!何をしてこようが俺は不死身だ!歯向かってくるやつは全員凍りつけにしてやる!ハッハッハッハッ!」



 その頃、GUDMはティガ救出作戦とグローザム撃退作戦を立案し、翌朝実行に移すことにした。



 翌朝、美波はGUDMウィンガーのコクピットに乗って発進準備を行なっていた。


 美波 「哲也くん、待ってて!必ず助けるから!」

 コクピット内でそう誓う美波。

 美波 「GUDMウィンガー!発進!」

 GUDMウィンガーは基地から発進し、ティガが凍りつけにされているダムに向けて飛び去った。



 美咲 「私なら出来る!きっと哲也さんを助け出してグローザムを倒すこともできる!」

 GUDMローダーのコクピット内で自分に言い聞かせる美咲。

 美咲 「よし!GUDMローダー!発進します!」

 GUDMローダーは基地から発進し、GUDMウィンガーと同じくティガが凍りつけにされているダムに向けて飛び去った。


 キーーーーーーーン!


 ティガが凍りつけにされているダムに到着したGUDMウィンガー。

 美波 「参謀!マグネリウムメディカルビーム、準備完了!」

 GUDM作戦司令室にいる池澤参謀と通信を取る美波。

 ちなみに鳩山総監と池澤参謀は少し前からティガの正体が哲也であることを気づいており、そのことを高志隊長から聞いた哲也は二人に自らティガの正体であることを明かしている。

 池澤参謀 「よし!ウルトラテクノロジー解禁!」

 入院している高志隊長と健一副隊長の代わりに指揮を取る池澤参謀。

 美波はGUDMウィンガーをウルトラテクノロジーモードに切り替え、ティガに接近したその時、冷気ガスのカーテンからグローザムが姿を現した!


 美波はウルトラテクノロジーモードの高速移動でグローザムの冷凍光線を回避するが少しずつウルトラテクノロジーモードの制限時間が迫ってくる。


 その時、現場に来ていたダンはジャケットの胸ポケットからウルトラアイを取り出し、ウルトラセブンに変身した!

 セブン 「デュワッ!」


 グローザム 「フン!現れたな!ウルトラセブン!」

 巨大化したウルトラセブンの姿を発見したグローザム。

 セブン 「デュワッ!」

 ファイティングポーズを取るセブン。



 セブンとグローザムの戦いが始まり、セブンはグローザムを取り押さえてティガから引き離した。


 池澤参謀 「美波隊員!今だ!」

 美波 「マグネリウムメディカルビーム、発射!」

 美波が操縦桿のボタンを押すとウィンガーの先端からオレンジ色のレーザーが発射され、ティガのカラータイマーに命中し、ティガの身体に刺さった武器ごと氷が溶け、ティガが復活した!

 美波 「やった!」

 ティガ 「チャッ!」

 復活したティガはファイティングポーズを取ってセブンと共にグローザムとの戦闘を開始した。

 美波 「美咲、頑張ってね!」

 美咲 「はい!」

 美波からのエールを受け頷く美咲。


 ティガとセブンは息の合ったコンビネーション攻撃でグローザムを攻撃していき、少しずつだがダメージを与えていった。


 グローザム 「ハアアアアッ!」

 ゴオオオオオオオオッ!

 ティガ 「シュワッ!」

 セブン 「デュワッ!」

 グローザムの冷気ガスを連続バク転で回避するティガとセブン。

 セブン 「デュワーーーッ!」

 キーーーーーン!ズパァッ!

 セブンはアイスラッガーを飛ばし、グローザムの胴体部分を切断したが、すぐにグローザムの胴体は再生してしまった。

 グローザム 「無駄だ!俺は不死身のグローザムだ!」

 セブン 「ティガ、行くぞ!」

 ティガ 「はい!セブンさん!」

 ティガとセブンは合体光線「エメリウムゼペリオン光線」をグローザムに向けて放った!

 ビーーーーーーーッ!ドカーーーーーン!

 エメリウムゼペリオン光線はグローザムに命中し、グローザムの身体は木っ端微塵に砕け散った。

 グローザム 「フハハハハハッ!勝ったつもりか!?俺は不死身だと言ったはずだ!」

 グローザムの頭部がそう言うと体の破片が一箇所に集まり始める。

 池澤参謀 「今だ!ウルトラテクノロジー解禁!

 美咲 「ウルトラテクノロジーモード!ウルトラヒートハリケーン!スタート!

 美咲はGUDMローダーをウルトラテクノロジーモードに切り替え、灼熱の竜巻をグローザムの破片に浴びせた!

 グローザム 「うぉっ!?なんだこれは!?」

 灼熱の竜巻に巻き込まれて苦しむグローザム。



 グローザム 「俺は・・・俺は・・・不死身のはずーーー!!!ぐわぁぁぁぁっ!!!」

 ついにグローザムは断末魔の叫びを上げて、炎の中に消えていった。


 美波 「やったーーー!美咲!すごい!」

 美咲 「ありがとうございます!やったー!勝ったーーー!!!」

 喜びを爆発させる美波と美咲。



 病室にいる他のGUDMメンバー達も池澤参謀から作戦が成功したことを聞かされて、大変喜んだ。



 戦いが終わり、哲也とダンは山の中で会っていた。


 モロボシ・ダン 「哲也。」

 哲也 「セブンさん。」

 モロボシ・ダン 「仲間達を大切にな。俺が受けた悲しい思いだけは、君に味わせたくない。」

 哲也 「わかりました。」

 モロボシ・ダン 「じゃあ体に気をつけてな。」

 哲也 「はい。セブンさん、ありがとうございました!」

 哲也は去っていくダンの背中に向けて、頭を下げて感謝の言葉を述べるのだった。



 To be continued...



 いいね!も良いけど皆様の"コメント"をお待ちしてます!