ご無沙汰してしまいがちな太陽工機です。
1週間経ちまして。
あの状況、あの景色がゆめだったのではないでしょうか。
雪。数十年ぶりの福岡での大雪。
先週土曜日夜ヤボ用で天神おりまして。
話してたんですよ。
『 大雪？積雪?
いやいやいやいやいや
ないないないなーい。
だーじょぶ、大丈夫。だいたいくさ、大げさ。マスコミュニケーション騒ぎすぎ。騒ぐから市民がパニクるんですよ。』
と雪の気配のない街を歩いておりました。
1夜あけ、外に出る。
『 ふぁっ？』
いやいやいやいやいやいや
おいおいおいおいまじかまじかまじかすげすげなんやこればりゆきばりゆきちかっぱゆきーっ』
私が騒ぎすぎ。
まー朝から晩まで雪と戯れましたよ。
まさか人生で自分の家の前にかまくらつくる日がこようとは。
さて本題に。
本日は危機管理について。
一応日曜朝からカーショップに連絡するが、すべてチェーン売り切れ。
スタッドレスもサイズなし
ま。最悪タクシーでいけばいいか。
と、
ひとしきり遊んで飲んで騒いで夕方。
さ、明日のタクシーでも予約すっぺな
そこからがオオゴトです。
つかまらない。かからない。つながっても断られる。
でも明日は必ず出て加工しないと間に合わない。さてどうする。
結果、その加工の依頼主が私達を迎えにきてくれて（ スタッドレス車）工場まで送っていただきまして、なんとか間に合わせることはできました。
その間、大ちゃんコネクションでこの福岡チェーン大飢饉の中奇跡のチェーンゲットをはたし、その後の通勤もなんとか事なきを得る事ができました。
今回感じたのは危機管理はちゃんとしておかないといけないという事でした。
山の中の小さな町工場と謳っているくせにチェーンもないわけです。
いくら福岡は地震がない、雪も降らないと言われていても、こういう事がおこる。
雪で閉じ込められて帰れないかもしれない。
水が出なくなるかもしれない。
地震とかでライフラインがストップしたらどうする
など、最悪の事態に備えておかなければなあ
と痛感いたしました。
かもしれない運転です。何事も。
加工もそうです。
キリクズが飛んでくるかもしれないからメガネをしよう。
ここでこう加工するとワーク（ 加工する物 ）が動いてしまうかもしれないから念のためここもガッチリ押さえておこう。
とか。
その危険予知が重要なんですよ。
今回は色々勉強させていただきました。
神さまありがとう。
かまくらでも呑めたし。
さて、
息子が受験でして。
ま、受験の下見かなんかで妻とその長男が学校までいったときの夜飯のときのこと。
妻
『今日ね太郎（ 仮名 ）と学校までいったの。駅降りてからの道がね、すごいの。』
電車降りて、学校までの道のりは、その高校の生徒専用ルートみたいになっているらしく、左右は高い壁に挟まれ、クネクネしているらしい
眉間にシワよせて言うんです。
『 もぉね、怖いと。背後から、おっきな球とか転がってこられたらどうするとぉ?もぉ、あぶなーい、あの道 』
（ 以下 頭の中 ）
ｧ、ｺﾞﾒﾝ
ちょとまって。なんて?
はあぁ？
球ぁ?
車じゃなくて？
お、おっきな球って何？
『 おはよー』
『 あ、おはよー』
『 ちょー、おれ、今日の試験勉強、まじしてないんですけどぉー』
『 まじか、おめーそれヤベーよぉ』
…ｺﾞﾛゴロゴロゴロ➖
ん？
なんの音?
やべっ、何か来たっ、
た、球?
なんか球がきたーっ
あぶなーい逃げろーっっ
ってか。
なんだその的はずれな危険予測。
なにそのインディジョーンズ
心配なのはわかるが、
はっきり言おう。
ない。
それはない。
私は君が心配になってきた
（ 頭の中おわり）
『 それは危ないな。世の中いつなんどきどんなことが起こるかわからんけんね。
もし転がってきたときは、なんか壁際に寝そべってミヨーンて伸びる練習とかしたいたがいいかも。 』
妻
『 そうよね～』
（ そうよね～
ぢゃねー つの。）
食卓には
カチンカチンとスプーンが皿に当たる無機質な音だけが響いていた。
おしまい
最後にひとつ。
なにが、危機かって
この文を妻も読む という事が一番の危機なのかもしれない
『 今そこにある危機 』
完
ランキングやら、最近どげんでもよくなっておりますが、一応参加しとりますので
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