2016年追記 :ブログ移転&情報をまとめ直して整理しました 世界一周で使える虫除けの知識

 

 

 海外で買える虫よけについて多くのかた(1名)から、もっと、なにかありませんか、と問い合わせをいただいたので、、今回は多くの方(1名)のご期待に応えて、虫よけについてさらに書いてみます。

 

 

 

 

 

 

 さて、以前書いた海外での虫よけについての記事「日本の虫よけが効かない!? 「海外の虫よけについて」 」にも書きましたが、その虫よけの強さの指標となるものにDEETという化合物の含有率があげられます。

 

 

 

 

 

 

 

 この含有率が高ければ高いほど、虫よけとしては強力になります。では、このDEETの値が高ければ、一度塗れば洗い流すまで、効果は持続するのでしょうか。

 

 

 

答えは、残念ながらノーです。

 

 

 

 

虫よけというものは、このDEETという化合物の特性上、ある一定の時間ごとに塗りなおさねばなりません。

 

 

 

 

それでは、具体的にはどの程度の時間、効果が持続するのでしょうか。

 

 

 

 調べてみたところ、その含有率と効果時間には関係があり、おおよそですが、下記のようになるそうです。

 

 

 

 

・DEETの含有率ごとの効果時間

 

 

 

5%:90分

24%:4時間

50%:9時間

 

 

勿論、状況によってはこの表よりも効果時間が短くなることもあり得ますので、効果がきれてきたと思ったら(目安としては虫に一回でも指されたら)、塗りなおすことをおすすめします。

 

 

 

 

また、表を見ていただくと、DEETの値が増えるほどその効果時間が長いため、いっそのこと、

 

 

 

「DEET100%の虫よけ作ればいいんちゃうん?]

 

 

と考えられる方もおられるかもしれませんが、DEETは50%を越えたあたりから、その効果にはあまり大きな違いが見られなくなってしまうのです。

 

 

また、このDEETには

 

 

・身体に悪影響をおよぼすこともある(肌荒れなど。子供には特に良くない)

 

 

レーヨンとポリエステルを溶かす(これらが含まれている服の生地を溶かす。釣り糸なども溶ける)

 

という特徴があるため、あまりに含有率が高いものを多用するのも考えものとなります。

 

 

 

 

では、もっと身体によく、DEETの代わりになるものはないのか。

 

 

数年前、そのような考えのもと、研究はされていたようですが、今のところ(少なくとも私の調べた限りでは)、発見には至ってないようです。

 

 

なので、使用される方の肌の強さや虫の多さを考えながら、適切なものを使用していくのが一番かと思います。

 

 

 

 

※健康的なものではありませんが、ピカリジン(Picaridin)という化合物もDEETのような効果をもっています。まあ、同じようなものだと思われるので、DEETが含まれているものがないときはこちらを参考に虫よけを探してみてもよいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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虫よけの購入場所について知りたい方は

海外での虫よけの購入場所(虫よけ・追記2)

 

 

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明日は、「虫よけ、追記2」をお届けしますので、よかったら覗いてやってください。