こんにちは。
ヘルスケアコーチの中原由美です。
今日は、どうやってステロイドを止めたのか?
いわゆる「脱ステ」についてお話ししようと思います。
実は、私、ステロイドについて「脱ステ」って言葉があるのは、後から知ったんですよね。ゴメンなさい。
私にとっては、ステロイド薬は、最初から、使いたくない・頼りたくない薬だったから。
私は、もともとステロイドという薬に不安を持っていました。
自分でも使っていて、その効果は知っていたし、凄い薬だとも思っていましたが、この薬自体は、「対処療法」だと知っていたからです。
ステロイド薬は、塗り続けても、症状の根本治癒はありません。
植物アレルギーが治るわけでも、花粉症が改善するわけでもないのです。
ただ、肌の荒れやただれの症状やかゆみを抑え、見た目の改善をしてくれるだけ。
しかも、塗ったら、即日〜2・3日であっという間に症状がおさまっちゃう。
良く効くのです。ものすごく。。。
ってことは、薬として激烈に強いお薬だということですよね。
塗るほどに、皮膚のバリアが弱るのも、皮膚が薄くなるのも、実体験で経験済み。
そんな薬を、私の肌なんかよりももっともっと薄くて弱い子供の、赤ちゃんの肌に塗っても良いのか・・・。
でもですね、経験した方はよくわると思うんだけど、
確かに症状はよくなるし、
子供の症状が落ち着くと親もちょっと安心だし、、
もちろん、「お医者さん」にとっては、
安易に不安だから、怖いから、と、ステロイドをやめるのは悪化する原因でもあるから、勝手にやめたり、勝手に使ったりせず、必ず症状を診せて、指示に従って「使って欲しい」薬でもあるのです。
また、喘息の発作が一度起きてしまったら、吸入剤・気管支拡張剤だけではなく、強い炎症をステロイドで抑えるのでなければ、この症状を回復させられない、、、というしんどい状況もあったりするのです。
そういう事を考えていくと。。。。
何が正解なのか、、、
ずっと不安で、すっきりせず。。。
でも答えは出ずに、結局、焦るばかりでした。
その後、ステロイドを完全にやめる転機となったのが、
私は、体の仕組みを学び直し、
人の命がどう維持されているのかを知った時でした。
「これ(ステロイド)は、絶対的に体の負担だ。やめよう。」
って思ったんです。
それ以降は、迷いがなくなり、全部薬を捨てました。
どうやってステロイドを止めたんですか?ってよく聞かるんですけど、
私は、その時、ただ、やめたんです。
あったのは、ただの決意というか覚悟というか、命への確信だけでした。
ステロイドを止めて、
症状がその後悪化してしまったらどうしよう とか、
悪化した症状をどうやってコントロールすればいいのか とか、
そういうのは、はっきり言っちゃえば、あまり考えても意味ないことだと思ったのです。
ステロイドを塗る事によって起こる、体内の環境の激烈な変化が、さらなる健康危機を子供にもたらすとわかったから、ただただ、塗るのをやめたんです。