こんにちは。

 ヘルスケアコーチ中原由美です。
 
この記事は、毎月、再掲載しています♡
 
アトピーや喘息を根本的に治癒させたい!人のための、
病態の理解を助けます。
 
アトピーって何?
喘息って何?
に答えを♡
 
 
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突然ですが、私、ナウシカが大好きです💕
 
アトピーを、ナウシカで説明しようと思います。
 
我ながら、この説明、今までの中でもダントツ、わかりやすいように思うのです。
 
 
 

 

 

なぜ、アトピーという症状(反応)が起こるのか?について、娘の自然治癒の道を探す中で、とてもたくさんの文献や書籍に触れたり、先生方のお話などをお聞きしたりしてきました。
 
 
 
自然治癒の軸を作れた!と感じた後に、改めて、娘の症状とこれまでの来歴を眺めながら、
 
ふと、
 
これだ!!
 
とつながった考えが、
 
このアトピーのナウシカ論です。
 
 
 
これは、比喩的な表現ですが、真実を例えるのに最適だったなと自負しています。
 
大事な事なので、2年ほど前に書いた記事ですが、加筆修正してお届けしますね!
 
 
 
 まずは、
ナウシカ知らない!って方のために
(いない?!)ちょっと前置きです。
 
ナウシカは、スタジオジブリの映画です。
 
(書籍もありますが、映画を見るだけで十分伝わります^^。

たぶん、見たことがなくてもわかる説明になっていますが、良い映画なので、一度は観てもらいたい。笑)

 

 
核戦争後の地球を舞台にした架空の未来の物語。
 
 
 
主人公のナウシカは、
風の谷という土地の領主の一人娘です。
 
 
核戦争終結後、世界は、腐海と呼ばれる瘴気を出す植物の森に覆われていきます。
 
腐海の森には、王蟲(オウム)のような独特の生態系を持つ生物が住んでいますが、人間にとっては猛毒の森で、防毒マスク無しには5分で肺が腐ってしまう死の森です。
 
 
 
人々は、腐海の森の毒を恐れ、腐海の森が世界を汚染し、人々を絶滅させるのだと信じています。
 
 
王蟲はその森の王者。一旦怒らせると、目が真っ赤に光り、命が尽きるまで走り続け、らゆるものを駆逐し続けます。そして、その亡骸から、新たな腐海が生まれます。
 
 
 
 
ナウシカは、物語の中で、【腐海の森】が存在する理由を突き止めます。
 
ナウシカは、独自の実験で、腐海の植物を綺麗な土と水で育てると、毒を出さない事を発見します。
 
地下室に、地下深くから引いてきた水を張り巡らせ、腐海の森の植物を育てる実験でその事実を証明します。
 
 
腐海の森の奥深くに墜落したナウシカは、流砂に飲まれ、腐海の森の地下に引き込まれてしまいます。
 
 
しかし、ガスマスクなしには5分で肺が腐る、腐海の森の地下には、浄化された土と、清浄な水と空気が生まれていたのです。
 
 
腐海の森は、実は地球を汚染しているわけではなく、地球の汚れてしまった土や水を浄化していたのです。
 
 

さて、ここからが本題ですけれど、
 
これを、アトピーという症状に置き換えて説明します。
 
 
まず、このナウシカの世界の地球が=私たちの体だと想定してください。
 
 
そして、少しずつ広がる腐海の森が=「アトピーの患部」です。
 
 
 
腐海の森の植物胞子が付着した森を、人間は焼き払い、なぎ倒し、駆逐します。
 
これが、唯一、人が腐海の森に対処する方法だと思われていたからです。
 
腐海の森は、人々を、この世界を汚染している汚染源だと思われていたからです。
 
 
人間の体のアトピー患部に対する対処法として、これに対応する処置は、
 
ステロイド剤や、免疫抑制剤を使用し、炎症の炎を消すこと、止めることでしょう。
 
 
ですが、事実は全くの正反対です。
 
 
 
腐海の森は、地球を汚染するためではなく、地球の汚れてしまった大地と水を浄化するために発生しました。
 
自らの肉体の中に毒を取り込み、それを吐き出すことによって、土と水の中の毒を抜いて、浄化していたのです。
 
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アトピーという症状も、この腐海の森の発生と実は理由が同じです。
 
 
体(地球)に、毒やゴミがあふれ、
本来の浄化能力(自然の中での循環=肝臓や腎臓でのデトックス)では追いつかない事態が起きた時、一時的にこの毒やゴミの排出を肩代わりする存在(森=上皮細胞)が、デトックスを担当する(腐海の森=アトピー患部)ようになります。
 
 
腐海の森も、土と水の中に、浄化しなければならないものがなくなれば、正常な土地で、普通の植物と同じように、人間にも無害な森となりましょう。
 
体内も、ゴミや毒があふれた状態が解消されることで、アトピーは自然に完治するんです。
 
 
腐海の森が存在するのは、浄化をするためです。
それは、地球という環境そのものの汚染が原因です。
 
アトピーも、体内の浄化を助けています。
体内の環境が正常になれば、その症状も自然に消えます。
 
 
 
また、腐海の森には、王蟲という巨大な虫が生きています。森の守り神のような存在です。
 
一旦暴走すると、目が真っ赤になり、死ぬまで走り続け、あらゆるものを駆逐して、なぎ倒していきます。
 
 
ですが、冷静な状態の王蟲は、この破壊神のような姿からは想像もつかないほど、正反対の性質を示します。
 
青い目をしているときの王蟲は、慈愛に満ち、
傷を癒し、命を救い、命をつなげ、守るのです。
 
 
これも、私たちの免疫細胞と、体内環境の関係にとてもよく似ています。
 
免疫という仕組みは、一般には、外敵や異物を攻撃し、駆逐する殺し屋のようなイメージです。
抗原を見つけ、抗体を作って攻撃し、駆逐する。
 
 
でも、真実は違います。
 
免疫細胞の仕事は、体内の掃除です。
 
免疫たちは、「食べる」という作用を使って、私たちの体内を掃除しています。
 
 
私たちの体は、免疫たちの働きで、綺麗さを保つことで、つつがなく生かされているんです。
 
でも、この免疫細胞は、いろいろな刺激によって暴走します。全ては、環境次第です。
 
 
体内の環境が、免疫細胞たちが生きやすい環境になれば、暴走は自然と静まります。
 
免疫たちは、静かに、淡々と、食べながら、身体中をお掃除して一生を終えます。
 
 
炎症を起こすような刺激物質が溢れる環境が、免疫細胞たちの暴走を招くことで、アトピーのような異常な炎症が起こりますし、そこに、燃やさなければいけないものがたくさん(ゴミや毒)あればあるほど、炎症は長引きます。
 
 
けれど、この炎は消えない火ではないんですね。
 
体内のゴミや毒の排出が終われば、いずれ、必ず、止まります。
 
外からせっせと毒やゴミになるものを入れなければ、ですけれど。
 
免疫たちの本分はお掃除だから、どんなにステロイドや免疫抑制剤で、食べるのをやめなさい!という命令を出されても、食べることで掃除するという本分を死ぬまで止め続けるってことはできないんですよね。
 
 
ましてや、アトピーが発症する体内には、もともと、ゴミや毒が多いのですから、掃除も気合い入れて、本当は頑張らなきゃならないところなわけです。
 
 
ステロイドや免疫抑制剤は、この免疫たちの本来のお掃除機能を、強制的に止めてしまっている状態です。
 
ステロイドでの症状のリバウンドがあるわけではなく、止まっていた間に、毒やゴミが増えて、燃やされ、浄化されるべきもの、炎症を起こす物質が増えたってだけです。
 
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どんなにステロイドで、症状を止めたところで、体内の浄化が終わらない限り、本当の治癒はありません。
 
 
症状が出ないことと、体内が汚れていないことはイコールにはならない。
 
症状だけを止めることができてしまうからです。
 
 
これは、体にとっては死活問題で、とっても危ないことだと思うんですよね。
 
 
だから、わたしは、このしくみを理解した時、ステロイドを使わない事に覚悟が決まりました。
 
 
もちろん、この仕組みが理解できると分かると思いますが、
ステロイドさえ使わなければアトピーは治る!というモノではないんですね。
 
 
体のゴミ掃除、浄化をつつがなく終わらせるサポートをしてあげるべきなのです。
 
このアトピーのしくみ、分かって頂けましたか?
 
 
 
これは、命そのもののしくみと、大きく関係しています。アトピーを自然治癒で完治させたい!という人には必須で理解しておかなければならない部分ですね!
 

 

根本治癒、まずはココから!自然治癒のための知識軸を手に入れてくださいね!