年に161回行われるオナ禁行事

年に161回行われるオナ禁行事

笑いあり、涙ありのハンカチ無くしては見ることのできないブログです。

大切なものを忘れてしまったアナタへ、本物の愛が今ここに、、

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いっけね!遅刻遅刻ぅ!!



俺の名前は、染川・ジョージ・祐之介。特技は万引き。趣味はストーキング。まぁ、どこにでもいる普通の高校生だ。



時刻は11時32分17秒。やれやれ、また遅刻か。新学期からこれじゃ、先が思いやられるぜ。



走る俺。汗を拭う俺。挨拶してくる住民に肩パンチする俺。もう少しで学校だ。


しかし、曲がり角を50メートル6秒のノリで曲がった瞬間のことだった。





きゃーーーー!!!!!!




ドン★



何者かにぶつかってしまい、互いに尻餅をつく。


いてて、、き、君大丈夫かい?



謎の女「んも~!いった~い!何すんのよ!!!痴漢よ!!!」



俺は、このまま犯してやろうかという気持ち沈め押し黙った。



ぶつかった相手はセーラー服にお下げ髪。口に咥えたトーストにはマーガリンとヒジキが塗ってあるようだ。



謎の女「もう~!!!!」



ポケットからスッとハンカチを取り出す女。



何をするかと思えば、そのハンカチを思いっきり噛み、キィーー!!といったようなアクションをしている。



キチガイにはあまり関わりたくないな。早く逃げよう。しかし女は続けた。




美穂「私の名前は美穂よ!あんた何するのよ!いきなりぶつかってきて!訴訟よ!」




ブチッッ



情緒不安定な俺に早くも我慢の限界が訪れた。俺は癇癪持ちなのだ。強めの舌打ちをし、啖呵を切る。



あのなぁ!!ぶつかったのは悪いけどお前にも原因はあるだろ!?!?死ね!!!



美穂「ぶつかっといて開き直る気!?最低!!警察よ!!きゃっ!いけない!こんなことしてる場合じゃないわ!遅刻遅刻ぁ!!しぇい!!」



そう吐き捨てると、女は再び走って去った。



なんなんだあの女は。



この騒動でイライラした俺は、勢いに任せて高校を中退した。



~END~