皆さま、
こちらのブログではお久しぶりです。

レイチェルこと 見谷麗です。


タイトルにあるように
私は紙から卒業することを決めました。

というのも現在所属してる
社)日本ペーパーアート協会の
次期更新をしないことを決意致しました。


私が会員更新をしないことを心に決めたのは
昨年の9月でした。

しかし、協会の規約により
退会後5年間は同業種で働くことを禁ずるとあります。

これにより退会後5年間は紙を触ることができないのです。

ですので、去年の9月から
定期講習を行わせて頂いていた
カルチャーセンター等の引継ぎを行い、
その時点で受けていた2月までのお仕事が終わるまで
発表を控えさせて頂いておりました。


やめることを決意した9月は

ありがたいことに、
イベントに引っ張りだこ
企業様からの問い合わせも増え、
テレビ出演し、
クラフトムック本への出版の依頼の問い合わせがあった頃でした。

いえばノリにノっている時。
悩みました。


しかし、どうしても協会の目指す先と
私の目指す先が違い

自分の今後を考えた時に
これ以上協会に留まるよりも
前に進まなければいけない。
そう思いました。

協会には本当に感謝をしています。
協会で学ぶことが出来たからこそ、
沢山の方と出逢え、
学び、
そして今の自分を形成しています。

協会自体は素晴らしく
私自身の問題であるので、
どうか皆さま誤解なさらないでください。

誰に言われたから
何をされたから、ではなく
自分の頭で考え、自分で決めた事です。



ある方が以前夢に向かうまでの道のりを乗り物に例えて教えてくれました。

夢に向かうには乗り物に乗らないといけない。
その際に1本の電車ではなく、
途中乗り換えが必要かも知れない。

乗り換え地点でちゃんと乗り換えなければ、
どんどんゴールから離れてしまう。


そう。
今、私は乗り換え地点にいるのだと感じています。

協会に入るまで、
私はまるで梅田で何線に乗っていいのか迷っていたのだと思います。

それを例えば阪急線に乗ることを決め、
やっとまた夢への道へ進みだしたのだと思います。


そして今、
私は夢に向かうために
手段を変えるのです。


実は協会に入ることを決めた時点で
私はいつかこの協会をやめる時が来るという事は感じていました。

なのに実際、
協会をやめるという選択肢にたどり着いたとき、
正直悲しかったです。

事実、涙もたくさん流しました。

しかし、それが過ぎた後に
悲しみ以上に喜びを感じました。
だって
そう思えたという事は
それだけ私が夢へと近づけたということだから。


悩まなかったと言えばウソになります。
でもそんな時、
私が何も言わなくても
察し、支えてくれた友人たちがいました。

気が付けばたくさんの仲間たちに囲まれていました。


寂しいと泣いていた私は
どこにもいなくなっていました。


間違いなく紙のお陰です。


本当に今
協会の皆様には感謝しかありません。

今までありがとうございました!!!


そして誰より、
私の作品を愛して下さった皆様

本当に本当にありがとうございました。


皆様の笑顔を見ることが
何より私の喜びでした。


紙工作師として最後の仕事となった
HDC様でのお仕事。
今年1月グランフロントでさせて頂けたとき、
開店と同時にドドドドッ!という足音と共に
沢山の方が行列を作って下さり
96名様の枠が20分と経たないうちに満席となりました。

そして2月神戸の方でも100名近くの予約は満席。
グランフロントでできなかったから
とわざわざ足を運んでくださった方もいらっしゃいました。



あぁ、やっててよかった。


大切な私の子ども(作品)たちが
少しでも皆様のもとに笑顔を届けられたのでは、
そう思い、涙が溢れました。


人生無駄なものなんて一つもない。
たかが1年でした。
それでも
私がこの1年で得たものは
本当に沢山の人とのご縁と
多くの人としての学びでした。


私は皆に生かされているのです。


これにて、
紙工作講師 レイチェルとしての
幕を閉じたいと思います。


皆様本当にありがとうございました。




今後は、
daydreamer のレイチェルとして
歌に想いをのせて
皆様に笑顔を届けていきます。


そしていつか、
『育児は孤独』という言葉を無くし

そしてみんなが笑顔になれる世の中へ。


みんな、本当に本当に大好き。