こんばんは、デッドプー太郎です。
傷も癒えてきたのでようやく書く気になってきた。
「超能力ユニット」という締め切り5分前に思いついたようなサブタイトル付きの旧シリーズはいかにもアメコミ!!な明るい世界観でそれなりに好きだった。
中身はさっぱりないが登場人物全員のノリがいい、ぐちぐち言わずに地球を守る。
それから約8年…あのずっこけ4人組がリブートされた…
圧倒的な反対意見とごく少数の肯定意見、ネットの情報に振り回されてはいけないが、ここまで叩かれるのは国会前でイマイチ中身のない戦争反対を唱えている連中並だ!!
あっちは大勢だけどこっちは4人だぞ!!優しくしてやれよと言いたいところだが、ここまで低評価の場合、大抵それなりに叩かれる理由がある…マジでひどいのか?
真実を確かめるため公開から1週間経過した10月18日に観に行った。
まずネットを見た時点で嫌な予感がした。
公開から丸1ヶ月経過した「アントマン」はまだ大きなスクリーンで公開していたが、「ファンタスティックフォー」はたった1週間しか経っていないのに60人しか入らないミニシアターでの公開だった。
そして昼と夜の二回だけ。
マーベル原作の映画のはずなのに扱いがヴァン・ダム主演作品のそれだった。
「悲劇そのものだな。」あの時の俺の気持ちはどう表せばいいだろう、
相手が50歳年上のおばあちゃん達との合コンに出向くようなNo Future感だった。
~ここから先は観た人にだけわかる当日の俺の心の描写~
「シリアスな世界観だなぁ・・・・今までのマーベル映画ではないのは確か。」
「前回のファンタスティックフォーは明るいテニスサークル的なノリなのに、今回は高校生クイズに出るクイズ研究会のドキュメンタリーみたいだな。じめじめとした青春・・・俺やん」
「とはいえ、若者の心をうまく描いているな。」
「で、いつヒーローになるの?」
「やっと、変身した!!って後4,50分しかないけど大丈夫!?」
「えっ!?あれだけ変身するまでを長く見せておいて、そこは端折るの!?マジかよ!!」
「パンツ履けや!!」
「これだけ伸びるって事はやっぱりちんちんも2mくらいになってるのかな?」
「だからパンツ履けや!!」
「後20分くらいしかないけどいつ戦うの?」
「急にアメコミっぽくなった!!おまえらさっきまでいろいろ悩んでたやん!!」
「なんかドラゴンボールみたいになってるんだけど・・・」
「もうパンツ履いてる履いてないはどうでもいいわ!!この突然ファンタスティックフォーであることを思い出したかのような展開はなんやねん!!」
「冷静に考えよう、何故戦っているの?過程を教えて!!過程を!!」
「全然地球救えてないやん!!」
「急にノリが明るくなったけど、どないしたん!?
さっきまで廃部寸前のクイズ研究会みたいなノリやったやん」
相手が50歳年上のおばあちゃん達との合コンに出向くようなNo Future感だった。
~ここから先は観た人にだけわかる当日の俺の心の描写~
「シリアスな世界観だなぁ・・・・今までのマーベル映画ではないのは確か。」
「前回のファンタスティックフォーは明るいテニスサークル的なノリなのに、今回は高校生クイズに出るクイズ研究会のドキュメンタリーみたいだな。じめじめとした青春・・・俺やん」
「とはいえ、若者の心をうまく描いているな。」
「で、いつヒーローになるの?」
「やっと、変身した!!って後4,50分しかないけど大丈夫!?」
「えっ!?あれだけ変身するまでを長く見せておいて、そこは端折るの!?マジかよ!!」
「パンツ履けや!!」
「これだけ伸びるって事はやっぱりちんちんも2mくらいになってるのかな?」
「だからパンツ履けや!!」
「後20分くらいしかないけどいつ戦うの?」
「急にアメコミっぽくなった!!おまえらさっきまでいろいろ悩んでたやん!!」
「なんかドラゴンボールみたいになってるんだけど・・・」
「もうパンツ履いてる履いてないはどうでもいいわ!!この突然ファンタスティックフォーであることを思い出したかのような展開はなんやねん!!」
「冷静に考えよう、何故戦っているの?過程を教えて!!過程を!!」
「全然地球救えてないやん!!」
「急にノリが明るくなったけど、どないしたん!?
さっきまで廃部寸前のクイズ研究会みたいなノリやったやん」
「えっ!?終わった!!」
・・・・・・。
これはヤバい、ヤバ過ぎる。誘ったホット・ケノービさんになんて謝ろうか・・・・。
おそるおそる隣を見てみると、
「ウルヴァリン・サムライ」のおじいちゃんのような表情でスクリーンを見つめるケノービさんがいたよ。
「なんていうかその・・・すいません。」
「いえいえ、こちらこそ・・・うん、すいません」
というお互いどんよりとした謝罪の言葉を交わしながら日本橋におもちゃを見に行った。
かなての評判通り製作時に明らかにトラブルが起こったような何とも言えない内容だった。
「若者たちの苦悩と葛藤を描きたかった」監督と「アメコミ映画らしく仕上げたい」20世紀フォックス。
両者の想いがうまく交わらなかった結果、世界中の観客を喪に服させる惨劇が誕生してしまった。
この中途半端さは何といえばいいのだろう、背伸びしたくてジェルで頭をばりばりに固めた中学生が文化祭のライブの後告白するような痛々しさがあった。
ともかく「現場では意見を言い合うのはいいが、仲良く映画を作ろう」というのは大切だと思った。
近い将来レンタルが開始されるだろう、その時はリビングで「ひでぇ!!wwww」と爆笑して観て欲しい。
ただ、これだけはわかって欲しい。世の中には俺のように前売り買ってまで観た人間がいた事を。
ケノービさんのように1800円払って観た人がいた事を。
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早い話がおっさんのおもちゃいじりです。
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