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放課後エクスペンダブルズByデッドプー太郎

映画界の最底辺ブロガー。

ハリウッドのアホほど金かかってるけどさっぱりストーリーのない超大作が大好き。

「往年の日曜洋画劇場」のおもしろさをブログで再現!!
を目指しているけど映画ブログの中でも屈指の偏差値の低さを記録中。

淀川長治さん、ごめんなさい。

号泣必須!!
出血量の多いハートフルムービーは永遠!!
みんなでアドニス・クリードを応援だ!!

こんばんは、デッドプー太郎です。

公開初日(12月23日)に散々ツイートした通り「クリード」が最高過ぎた。

 

~あらすじ~

映画史上最も出血量の多いハートフルムービーとして有名な「ロッキー」の新シリーズという位置づけの作品でロッキーのライバルであるアポロ・クリードが生前、愛人に産ませた隠し子アドニスがいた。
アポロについて詳しい話は"DIE"sukeさんのこの記事を読んで!!

明日から真似したくなる黒人~アポロ・クリード伝説~

生みの母も死に、荒んだ生活を送っていたアドニスはアポロの本妻であるメアリー・アン・クリードに少年院から引き取られエリートコースを歩んでいたが、胸に秘める「ファイティング・アポロ・スピリッツ」が抑えれず、父のライバルであったロッキーの元を訪れてボクシングを学ぶ・・・。


「ロッキーの新作?もう7作目でしょ?それが傑作?」首をかしげる人もいるだろう。

どれだけ最高だったかというと

今まで映画を観てほろりと涙が出た事はあったが、思わす嗚咽が出た程だった。

実際、映画館のグッズ売り場で買った「クリード」タオルが涙でグチャグチャになった。

クリードタオル。涙を拭くという点でパンフレットより重要。

俺に限らず最初はガヤガヤしていた劇場内も後半に進むにつれてすすり泣く声が聞こえた。
Twitterで検索しても否定的な意見は皆無で誰もが「泣いた」「感動した」と絶賛していた。

観賞を終えた今、「クリード」を作るために「ロッキー」シリーズがあったのではないかと思える程だ。

自分は相当熱心なロッキーファンだが、これからはロッキー・バルボアが主人公の新作ではなく、「アドニス・クリードの新作が観たいな」と言えるほど心をカツアゲ&涙腺を崩壊させられている。

という事で未だにパンフレットを読むだけで思い出し泣きしてしまう心が不安定な状況
ロッキーマニアの俺が「クリード」のどこが傑作なのか解説してみようと思う!!
(ここ数日キャラに合わない熱量多めのツイートで申し訳ない。)

①「ロッキー」シリーズを観なくても名作!!

「ロッキーと言えば生卵飲んで走る」というイメージしかない人にでも
「クリード」は映画として素晴らしいので十分楽しめるし、熱い涙を流させてくれる。

ただし、「ロッキー」を復習した上で観れば・・・

生涯忘れられない1本になるぞ!!


②過去作の株まで上がる

一般的に「ロッキー」シリーズは「1」と「ファイナル」が傑作で2~5の評価は低い。
とりわけ娯楽色が強かった「ロッキー3」「ロッキー4」はネタにされることが多い。
しかし、「クリード」を観賞した後では・・・・

「~3」のアポロとロッキーのホットパンツで砂浜爆走も、
 

波打ち際で抱き合う二人も、
 

「~4」でのアポロのJBと共に現れる入場シーンも
 

アポロが死んだ後、アポロの勝負パンツを履いてでドラコとの戦いに挑むロッキーの姿も
 

全て泣けてくる。

特に気をつけて欲しいのは星条旗パンツ!!
言葉にすると自分でも信じられないが「クリード」ではパンツで号泣するぞ。

 

パンツを見て声を出して泣いたのは人生最初で最後だと思う。


③アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)はチャンピオンだ!!

見事にロッキーから主人公の座を引き継いだ彼を一言で済ませてしまうと
「とんでもなく良い奴」

アポロ譲りのブラザー精神、年老いたロッキーをいたわるバリアフリー力、そして生まれる前に亡くなった父親への愛。

あくまでアドニスは愛人との間にできた隠し子である・・・

それを踏まえた上で、ラストの試合でボロボロになりながらロッキーに言う言葉・・・

だめだ、文章にしたら涙が出る・・・。

「ロッキー」シリーズは名言が多いが、今回のアドニスの名言は1作目の「エイドリアーン!!」よりも涙腺を破壊したのは紛れもない事実だ。

「息子にしたい芸能人」1位は福士蒼汰らしいが間違いなくアドニス・クリードを演じた
マイケル・Bジョーダンだろう!!

④やっぱりロッキーは俺たちのヒーロー!!

昨年の「エクスペンダブルズ3」でも「男のリトマス試験紙ぶり」を発揮していたスタローン。
齢70を目前にしても未だにギラついているが、今回のスライは違う。
見事なマイケル・B・ジョーダンにスターのバトンを譲った!!

本作のロッキーは孤独な老人。
かって生卵をがぶ飲みしてフィラデルフィアであろうがソ連の雪山であろうが激走していた面影はない。

あくまでアドニスのサポートに徹する枯れたロッキーに感動と同時に
「もしスタローンが死んだら俺は生きていけるのか?」と全然本作と関係ないところでも
涙が出てくる。

っていうか冷静に考えたらスタローンは十分高齢者だ!!

毎回映画が発表される度に無茶することを期待してきたが、これからは労わろう!!

長生きしてね!!少なくとも俺たちの心のアカデミー助演男優賞はスライだ!!

⑤信頼できる人間の定義

Facebookの友達の数やTwitterのフォロワーの数ではなく、「ランニング中に一緒に走ってくれる人が何人いるか説」
を提唱していきたい。

 
「いいね」の数2000万

 
リツイート数3000万
 
このランニングシーンでもバイクに乗ったDQNの一言でまた涙腺がダウンを奪われる!!


⑥本作の一番素晴らしいところ

アドニスがロッキーからボクシングを「教わる」だけなら普通の名作、
クリードのすごいところはロッキーもアドニスから「闘う」勇気を与えられるところ・・・

これは若干29歳(俺より年下!!)のライアン・クーグラー監督のすごさと同時にスタローンの年老いても頑固にならずいつまでも学ぶ姿勢を忘れない心の広さ・・・・・って

スタローン頼むから長生きしてくれ!!(泣)
 
 


最近の人気シリーズの新作の傾向として過去作を連想させるシーンを連発して古くからのファンを喜ばせる「最初から100点ではなく80点満点を狙った映画」、もしくは過去を帳消しにしてリブートすることが多い。

しかし、過去の作品を反映させた上で、傑作を作るのがシリーズへの一番の敬意なんだなと「クリード」を見て教えられた。

映画というか奇跡を見せてもらえた気分だ。これだけの人気シリーズが1作目に匹敵する傑作を世に送り出したのだから。


ロッキーファン改めてクリードファンとしてクリードがロシアでドラコの息子と殴り合う続編が製作されることを願う。

ありがとう。
スタローン
マイケル・B・ジョーダン
ライアン・クーグラー監督

そして、アポロ・クリード(カール・ウェザース)!!

 

 
 

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こんばんは、心は英国調査員、実際は底辺リーマンのデッドプー太郎です。

いろいろあってブログ更新ができていない。こんなに更新していないのはこのブログが始まって初めてだと思う。今現在、ちょっとした準備をしている。近い将来発表できると思うのでお楽しみに!!

作業ばかりしていて更新をさぼっていたら、なんと明後日(12月4日)に007の最新作「スペクター」が公開される!!

前作「スカイフォール」がシリーズ50周年の集大成といえるベストアルバム的な内容だった。
まさかの実家で大暴れという
「ボンドー23 怒りのホームアローン特盛り」
ともいえるA級の皮をかぶったB級ポンコツっぷりに溢れていた。

参考 50周年だよ!!全員集合!!「007 スカイフォール」

さらにラストではおなじみの登場人物の新キャストが続々と発表されるという007の新たな歴史を感じさせる内容に俺を心のだんじり神輿を担いだ。

新作「スペクター」では初期007ではお馴染みの悪の組織「スペクター」が復活。

果たして数十年ぶりに登場した今回でもショッカーばりの「規模はでかいがポンコツ」っぷりを発揮するのか!?オッドジョブは!?気になって仕方ない。

とはいえ、50年以上の歴史を持ち「スペクター」で24作目となる007。
今から観ていくのはつらいのではないのか!?古参ファンからいじめられないか!?
「これだからにわかは・・・」とか言われやしないか!?

大丈夫!!007はこの53年間ずっとボンクラの味方だ!!

はっきり言って意識の高かった事は皆無だ。

というわけで今回は「スペクター」公開直前記念!!
一応全作観ているデッドプー太郎がシネフィルらしく多方面の角度から分析した上で007の見どころ、いや、イデオロギーについてひも解くぞ!!
 
1.歴代ジェームズ・ボンドの見どころ。

初代ショーン・コネリー。

 

やはり「ボンドといえばショーン・コネリー」という意見も多いが、果たして伝説ともいえる初代ボンドとは何なのか?良い風に言えば
・殺しのライセンスを持つ男
・ダンディな英国スパイ
・ボンドガールはダイナマイトバディ
・ボンドカーを初めてとしてびっくりアイテム
という007のフォーマットを形成しているが、実際のところは

ムカつく奴は射殺、視界にいる女は全てパコるというセックス&バイオレンスに溢れた作風に持ち溢れている。

全世界の童貞に「女は酒をおごればすぐにヤレる」という勘違いを植え付けた罪深きショーン・コネリー。

2作目の「ロシアより愛をこめて」が人気らしいが、誰もが「シーツの下は裸。身に着けているのは黒のチョーカーだけ」というダニエラ・ビアンキの痴女力にやられたというのが本音だろう。

大事な事だがコネリー・ボンドの最高傑作は間違いなく
「ザ・ロック」だ!!


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二代目ジョージ・レーゼンビー。
 
たった1作で終わったレーゼンビーボンド。
たまには思い出してあげよう。
「女王陛下の007」では広瀬香美もドン引きするほどゲレンデが溶けた!!

3代目ロジャームーア。
 
ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビーとワイルドなボンドから一転、優男風のボンドが登場。

「ワイルド・スピード」のドミニク役が突然ヴィン・ディーゼルからジョセフ・ゴードン=レヴィットに変わったかのようなイメチェンぶりに当時の007ファンは腰を抜かしただろうが、ロジャー・ムーアが現時点で一番長くボンド役を続けた事は事実だ。

コネリーではなくあえてロジャー・ムーアが一番良いと語る奴がシネフィルに多い。通ぶりたいならまずはムーアが007の間に出演した「冒険野郎」を観てから語れ!!

 

ちなみに俺も観てない!!

「死ぬのは奴らだ」で颯爽と現れたムーアボンドだが、ロジャー・ムーアの軽さに影響されたのかどんどんナンパになっていく。

水着連発!!おっぱい祭状態だった「私を愛したスパイ」から明らかに「スターウォーズ」の二匹目のドジョウを狙った「ムーンレイカー」で「やり過ぎた」と反省したのか次作「ユア・アイズ・オンリー」で急にシリアスになったのは笑っていいところだ。

運動が苦手らしいロジャー・ムーアのもっさりとしたアクションもポップな作風にマッチ。
余談だが「キングスマン」は明らかにムーアボンドを意識した作風だった。

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4代目ティモシー・ダルトン。
 

年齢的に降板したロジャー・ムーアから引き継いだティモシー・ダルトン。
火薬多め、暴力多めのハードボイルドアクションに!!英国紳士というより完全にベトナム帰りのすごい奴的なランボーっぷりに少なくとも俺は燃えた!!

ビジネス的な理由ですぐに終わったが個人的に高く評価したいダルトンボンド!!

好きなあまりカラオケでAhaの「リビング・デイライツ」を歌ったらドン引きされた。
甘酸っぱい思い出だ・・・。

5代目ピアース・ブロスナン。
 
ショーン・コネリーの男くささとロジャー・ムーアのナンパが程よくアレンジされたボンド。

やがてマイケル・ベイ作品や「ワイルドスピード」シリーズに引き継がれる「実写版こち亀」路線が爆発!!

前述のとおり同じ時期にショーン・コネリーが「ザ・ロック」で嫌がらせかと言わんばかりにJB(ジェームス・ブラウンじゃないよ、ジェームスボンドだよ)力を爆発させたのはつらい所だが、「ゴールデン・アイ」での盗んだ戦車で走り出す間違った尾崎豊精神、「トゥモローネバーダイ」でワルサーPPKからワルサーP99に持ち替えた事、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」で長年Qを務めていたデズモンド・リュウェリンが引退と見どころはたくさんある。

ただし「ダイ・アナザー・デイ」だけは褒めると色々とややこしい(政治的な意味で)から沈黙を貫こう!!

ちなみに80年代生まれなら知ってて当たり前だがニンテンドー64版「ゴールデン・アイ」は神ゲームだ!!


6代目ダニエル・クレイグ。
 

金髪碧眼という事で盛大に叩かれた形ではじまったダニエル・クレイグ!!

フタを開けてみれば一作目の「カジノ・ロワイヤル」がまさかの傑作!!
超硬派、ストイックな男気ボンドが炸裂!!
名セリフ「ボンド、ジェームズ・ボンド」はいつもなら「出たよ~」と笑う所だが、「カジノ・ロワイヤル」だけは泣けた。

まさに現代版スパイアクション!!カッコいいの濃縮還元。
007が「ボーン・シリーズに成り下がった」とかほざくバカは金玉を潰されろ!!

2.おすすめ作品。

個人的に一番好きなのはとにかく渋かった「カジノ・ロワイヤル」だけど、硬派過ぎるのでこれが007だとは思わない方がいい。
次に観る007が「ムーンレイカー」だとショック死するぞ!!

 
 
「最初の任務は自分の愛を殺すこと」VS「遂に宇宙も制覇した」
これが007だ!!

というわけで、おすすめとしては50周年記念作だけあってお馴染み要素が詰まっている「スカイフォール」かと。クールなクレイグボンドがどんどんヤケクソになるところ、最後までボケにボケを被せるボンドとMのやり取りに爆笑しながらも、寂しくて涙が出てくるという不思議な感情も体験できる。

3.俺のボンドガール
007を観るたびに「一度くらいこんな女と思いっきりセックスしてぇな~」とクソみたいな独り言を言ってしまうが。個人的に好きなのはこの2人
1.エヴァ・グリーン(カジノ・ロワイヤル)
「ハリウッドの痴女の名」を欲しいままにするエヴァ・グリーンだがおっぱい関係なしでこの時のエヴァ・グリーンはよかった。

2.バーバラ・バック(私を愛したスパイ)
とにかくエロい。ちなみにリンゴ・スターの嫁

番外編:グレイス・ジョーンズ(美しき獲物たち)
信じれらないと思うがあのドルフ・ラングレンが惚れて優等生の道を踏み外すきっかけになった女性。

 
エクスペンダブルズ2にてバーで語っている女は彼女の事。

4.主題歌ベスト3
1.You Know My Name(カジノ・ロワイヤル)
→007というか映画史上屈指の名曲
2.The Living Daylights(リビング・デイライツ)
→カッコいい
3.All Time High(オクトパシー)
→むしろ「テッド」での方がインパクトが強いけど・・・

5.最後に「スペクター」を迎えるにあたって

50年以上の歴史を持つ007だが、一貫して
「楽しかったけどストーリーが思い出せない」
「オープニングで乳首が見えた見えないが最大の論点になる」

と安定した偏差値の低さで我々を魅了してきてくれた。

今までもこれからも先もジェームズ・ボンドはアクション映画好きのみんなの味方!!
というわけで「スペクター」は身構えずなんとなく観に行くくらいの軽いノリで観に行こう!!

 
「007は二度死ぬ」にて髪を黒に染めただけで日本人と言い張ったショーン・コネリー


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こんばんは、デッドプー太郎です。

どこよりも早い年末特大号だ!!

 


なんつーかその・・・・今回は一味違う。悪魔超人編のモンゴルマン並みに強力なゲストがやってきた。

今までの俺たちがTOKYO DRIFTなら今回は「ビーパワーハードボイルドMAX」だ。

どれくらいすごくなったかはあなたの耳で確かめてほしい。

「ひどい」とか「いつもと同じノリ」とかそういうレベルじゃない。

放送事故だ。


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ビーパワーハードボイルド第25回「ジョン・ウィックでヨタ話」

こんばんは、デッドプー太郎です。

今更ですが9月12日のオフ会に参加してくださった皆様ありがとうございました。

年上の方も参加してくださった中でこんな事言うのも申し訳ないですが、
「世の中にはこんなに気持ち悪い人がたくさんいるんだ」
と我々感動と同時に寒気がしました。

「アベンジャーズ」や「マッドマックス」「ジュラシック・ワールド」など今年の話題作の話はほどほどに
「バーチュオ・シティ」の話で盛り上がるとは思いませんでした。

バーチュオシティ [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ共演の近未来アクション映画。
二人にとって「アメリカン・ギャングスター」は誇りに思っているだろうが、これは間違いなく「忘れたい思い出」だろう。

あの日の後日談ですが、せっかく横浜から神戸に来た"DIE"sukeさんですが、翌日は観光を一切せずに三ノ宮のネットカフェで漫画を読んで一日が終わったそうです。

これからもネットでもリアルでも底辺を突っ走っていくビーパワーハードボイルドなのでこれからもよろしくお願い致します&というわけで金貸してくれ!!

前回が映画の話も全くしないまま終わりそのまま2か月経過。

久しぶりの配信です。

今回過去最長の70分!!自分たちでびっくりしたよ。

キアヌ・リーブスがやってくれた!!というわけで
今回のビーパワーハードボイルドは俺たちの中で男気のストップ高を記録している「ジョン・ウィック」をピックアップ。

最高に熱い「ジョン・ウィック」の魅力を雑に解剖。

ついでに「ジョン・ウィック」も影響を受けたであろう往年のおすすめガンアクション映画も紹介。
「ゲッタウェイ」「ラストマン・スタンディング」「ダーティーハリー」「デスペラード」「タクシードライバー」という往年の洋画の名作から「男たちの挽歌」「泣く男」「GONINサーガ」とアジアの映画までシネフィルらしく意識高く紹介!!


たくさん映画観ているよ!!とアピールしたつもりが、気づけば千葉真一の話ばっかりしていました。

俺たちにとって理想の「ジョン・ウィック2」
キアヌ・リーブス、千葉ちゃん、クリス・コスタの三つ巴!!

カッコいいよ、千葉ちゃん!!というわけで実際のところ

「千葉真一でヨタ話」に仕上がりました。


"DIE"sukeさんより
「映画ソムリエはワンカップ大関みたいな映画を観て泥酔しろ!俺たちみたいに!」

※お詫び
千葉真一の海外での芸名である「JJ サニー千葉」についてJJは「Japan Justice」だと説明しておりますが、実際は「Justice Japan」でした。
間違った情報を流した事を千葉真一並びに視聴者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。

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こんばんは、デッドプー太郎です。

傷も癒えてきたのでようやく書く気になってきた。

公開前から噂の「ファンタスティックフォー」。


「超能力ユニット」という締め切り5分前に思いついたようなサブタイトル付きの旧シリーズはいかにもアメコミ!!な明るい世界観でそれなりに好きだった。

中身はさっぱりないが登場人物全員のノリがいい、ぐちぐち言わずに地球を守る。
それだけじゃなくジェシカ・アルバのお色気シーンもありで当時の俺は心もチンチンもビンビンになったものだ。


それから約8年…あのずっこけ4人組がリブートされた…

海外で公開するやいなやサイトでは炎上、日本でも東京で行われた試写会の写真がネットで掲載されていたが、ゲストの松井玲奈以外みんな死んだ目をしている。


お葬式のような沈痛な空気。


圧倒的な反対意見とごく少数の肯定意見、ネットの情報に振り回されてはいけないが、ここまで叩かれるのは国会前でイマイチ中身のない戦争反対を唱えている連中並だ!!

あっちは大勢だけどこっちは4人だぞ!!優しくしてやれよと言いたいところだが、ここまで低評価の場合、大抵それなりに叩かれる理由がある…マジでひどいのか?

真実を確かめるため公開から1週間経過した10月18日に観に行った。

まずネットを見た時点で嫌な予感がした。

公開から丸1ヶ月経過した「アントマン」はまだ大きなスクリーンで公開していたが、「ファンタスティックフォー」はたった1週間しか経っていないのに60人しか入らないミニシアターでの公開だった。

そして昼と夜の二回だけ。

マーベル原作の映画のはずなのに扱いがヴァン・ダム主演作品のそれだった。

「悲劇そのものだな。」あの時の俺の気持ちはどう表せばいいだろう、

相手が50歳年上のおばあちゃん達との合コンに出向くようなNo Future感だった。





~ここから先は観た人にだけわかる当日の俺の心の描写~

「シリアスな世界観だなぁ・・・・今までのマーベル映画ではないのは確か。」

「前回のファンタスティックフォーは明るいテニスサークル的なノリなのに、今回は高校生クイズに出るクイズ研究会のドキュメンタリーみたいだな。じめじめとした青春・・・俺やん」

「とはいえ、若者の心をうまく描いているな。」

「で、いつヒーローになるの?」

「やっと、変身した!!って後4,50分しかないけど大丈夫!?

「えっ!?あれだけ変身するまでを長く見せておいて、そこは端折るの!?マジかよ!!」

「パンツ履けや!!」

「これだけ伸びるって事はやっぱりちんちんも2mくらいになってるのかな?

「だからパンツ履けや!!」

「後20分くらいしかないけどいつ戦うの?」

「急にアメコミっぽくなった!!おまえらさっきまでいろいろ悩んでたやん!!」

「なんかドラゴンボールみたいになってるんだけど・・・」

「もうパンツ履いてる履いてないはどうでもいいわ!!この突然ファンタスティックフォーであることを思い出したかのような展開はなんやねん!!」

「冷静に考えよう、何故戦っているの?過程を教えて!!過程を!!」

「全然地球救えてないやん!!」

「急にノリが明るくなったけど、どないしたん!?
さっきまで廃部寸前のクイズ研究会みたいなノリやったやん



「えっ!?終わった!!」




・・・・・・。

これはヤバい、ヤバ過ぎる。誘ったホット・ケノービさんになんて謝ろうか・・・・。

おそるおそる隣を見てみると、



「ウルヴァリン・サムライ」のおじいちゃんのような表情でスクリーンを見つめるケノービさんがいたよ。


「なんていうかその・・・すいません。」

「いえいえ、こちらこそ・・・うん、すいません」

というお互いどんよりとした謝罪の言葉を交わしながら日本橋におもちゃを見に行った。


かなての評判通り製作時に明らかにトラブルが起こったような何とも言えない内容だった。
「若者たちの苦悩と葛藤を描きたかった」監督と「アメコミ映画らしく仕上げたい」20世紀フォックス。

両者の想いがうまく交わらなかった結果、世界中の観客を喪に服させる惨劇が誕生してしまった。

この中途半端さは何といえばいいのだろう、背伸びしたくてジェルで頭をばりばりに固めた中学生が文化祭のライブの後告白するような痛々しさがあった。

ともかく「現場では意見を言い合うのはいいが、仲良く映画を作ろう」というのは大切だと思った。

近い将来レンタルが開始されるだろう、その時はリビングで「ひでぇ!!wwww」と爆笑して観て欲しい。
ただ、これだけはわかって欲しい。世の中には俺のように前売り買ってまで観た人間がいた事を。

ケノービさんのように1800円払って観た人がいた事を。

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