レッスン動画は何のため?
尊敬するMayady先生の名言のひとつ
「なにを踊るかではなく、どう踊るかですよ」
私はスクールの存在価値って、この「どう踊るか」を伝える事に集約されると思ってます。
同じ振り付けでも、素敵に踊る人とイマイチになってしまう人がいる。その差を知り、埋める。
そこにしか価値は無いのだと思います。
私はたまにレッスンの動画を生徒さんに撮らせることがあるのですが、その主旨は
「覚えるという作業(なにを踊るか)」は重要じゃないので、次週までに自宅で自分で覚えてきてね、次回は「(振付に翻弄されず)どう踊るか」に集中しようね。
という事です。
「動画は復習するため」と思ってる人が多いですが
むしろ「予習のため」なんです。
まして、サービスなんかではありません(笑)
本来はレッスンの中で振付は覚えるべきで、動画を撮らせないスクールも多いし、それがデフォルトです。権利ではありません。
そもそもスクールは「なにを踊るか」のための存在ではないのです。
そちらが目的であれば、振付WSを受けるのが一番です。
最近複数の生徒さんから「今レッスンでやってる曲の、この部分のとき私レッスン行けてなくて、、動画もらえませんか?」的なお願いをされます。
気持ちはわかります。悪気がないのもわかります。
せっかくだから1曲完成させてハフラとかで踊りたいですよね。
でも、ダメですw
動画はレッスンに来る人のための補完であり、
レッスンに来ない人のための穴埋めではありません。
まずはレッスンにちゃんと来ましょう。
zoomでも受けられます。
そして逆に、レッスンにちゃんと来てる人は
あまり来てない人がタイミングよく動画を撮影できても
「自分より少ない回数で振付をゲットしてズルい!」
とか怒るのはダメです。
「なにを踊るかではなく、どう踊るか」
どちらが重要なのか、何がサロンに来る目的なのか。
何をもって損得を判断しているのか、本末転倒になっていないか振り返ってみましょう。
サロンはそもそも振付ではなく基礎のための場です。
なぜ振り付けも教えているかというと、振付を踊りたいというモチベーションによって「基礎の練習」をしてほしいからです。
ハフラやイベントのためではありません。
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