大津市の「いじめ・自殺」事件。


自殺した広樹君のご両親が 加害者とされる 同級生ら3人と


その保護者、 そして大津市を相手取り 約7700万円の 


損害賠償を求め 提訴しています。


本日 その訴訟の 第2回口頭弁論が


大津地裁(長谷部幸弥裁判長)にて 行われました。


たった36席の傍聴席をめぐり 約300人もの傍聴希望者が。


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自殺した広樹君のご両親は、 損害賠償を 請求してはいますが、


大津市の越市長が しきりに言う 「和解」 (お金での解決) を


望んではいません。  


広樹君の父親は このように おっしゃいました。


「息子が 13才という短い人生を 自ら 閉じなければならなかった


真相を 明らかにしてほしい


「学校ならびに 教育委員会の 記者会見を見ておりますと


もしかしたら息子は 学校に見殺しにされたのではないか との


気がしてなりません」 と。





今日の口頭弁論で 大津市側(越 直美市長)は 


相変わらず 「和解」 を 主張。


お金で解決するほうが 容易だからでしょうか。


市の中でも、 市長サイドと教育委員会で 見解にズレがあります。


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市長は、 「第三者委員会」を設け 再調査し、 その結果が出るまでは


公判期日を 延期してほしいとの 申し入れをしました。


不信感がつのっている 広樹君の父親は、 その「第三者委員会」の


委員を 原告側で人選したい と要求しました。 当然です。


今日の公判での 最大の驚きは、 加害者である少年3人が


3人とも  いじめの事実を 全面否認 したことです。


アンケートや目撃証言など、 これだけの事実が明るみになり


広く報道されており、 もはや言い逃れなどできない この状況で、


「いじめ」の事実を 全面否認するとは!! 


怒りを通り越して・・・ あきれてしまいます。




これまで 3人中2人は否認し、 残る1人は「認否保留」の姿勢を


示していましたが、 今日になって 3人 ( T ・ Ki、 K ・ Y、 T ・ Ko )とも


否認」したのです。


私は この行動に出た背景には 加害者3人の


モンスター・ペアレンツが 大きく関わっていると思います。


主犯格の男子生徒 “T・K”の母親は 当時 PTA会長でした。


昨年行われた 保護者説明会では 先生からマイクを奪い取り


「うちの子の方が被害者」と言わんばかりに がなり立てたそうです。


こんなPTA会長がいたら 学校側が恐れをなす様子が 目に浮かびます。



ここまできたら、 潔く「いじめ」を認めて謝罪し、 もしくは 嘘も方便、


悪ふざけの度が過ぎて こんなことになってしまった・・・というような


たとえ 演技であっても  深く反省している態度を 見せるべきところ、


全面否認とは・・・ 呆れて 開いた口が塞がりません。


広樹君の死を 悼むどころか これでは 「冒涜」です。



しかし 明日にも 加害者3人を 暴行容疑で 「刑事告訴」する方針とのこと。


広樹君の父親が 3回にも渡って 大津署に被害届を 出そうとしましたが


受理されませんでした。 


刑事告訴をすれば 断られることはなく 受理されるそうなのですが


そこまでの知識は 一般の人には わかりにくいものです。



学校側は アンケートを開示するまで 「いじめ」の認識を隠ぺいし


「いじめ」を「けんか」と認識していたと 馬鹿げた発言をする始末。


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先生方が 「いじめ」に “気が付かなかった”など 詭弁にすぎません。


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これまで 何人もの生徒が 先生に報告・訴えています。


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ある女子生徒が 「トイレでいじめられている」と 担任に報告し、


担任は トイレまで駆けつけています。 


一人に 多勢が よってたかっている 暴行現場に。


それなのに担任は ただの 「ケンカ」 と片付け 放置。


広樹君に聞いても 広樹君は「大丈夫」と答えるだけ。


恐怖で 本当の事が言えないと 何故 思わないのでしょうか。


完全に 「見て見ぬふり」をしていたことがわかります。


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広樹君の 「大丈夫」という 言葉を利用する 森山担任教師。


しかし 実際には 広樹君本人が 担任の森山に 電話をかけ 


涙ながらに 「何とかして下さい」 と訴え 助けを求めていたのだ。


それなのに まともに取り合うこともなく 詳しく調査もせず、


広樹君の自殺を 防ぐことができなかった 学校の責任は


非常に 重いです。



今も この学校に通っている 在校生が 不憫でなりません。




まともな教育者が一人もいない とても教育現場とは思えない 


この 大津市立皇子山中学校が  何と H21年、H22年度の 


文部科学省認定 「道徳教育実践研究事業」の 


推進校だったというのです。

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「道徳教育実践研究事業」 推進校ですって???


この皇子山中学校は 下記の様に 


「いじめのない学校づくり」 というスローガンを掲げています。


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又、 皇子山中学校は 推進校として 


下記の様な 年間指導計画を実施し  文部科学省に 


報告しなければならないのですが その義務を 怠っていました。


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又、 学校で月1回 生徒に対し 「善行迷惑調査」という


アンケートも実施するはずでしたが、 


それも 実際に実施したのは 一学期に一回でした。


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しかし 皇子山中学校の ホームページでは


「学校、地域、家庭の連携で、大きな成果を上げた」 と報告しています。


義務を怠り 広樹君の 「いじめ・自殺」 事件が 起こったことを


文部科学省は 何故 強く 追及しなかったのでしょうか。


これは 学校で起きたからといって 「いじめ」の3文字で片付けては


いけません。 暴行罪、傷害罪、恐喝罪、窃盗罪、自殺教唆罪・・・と 


あらゆる罪を犯した 立派な「刑事事件」なのです。 


広樹君の自殺から 9カ月経って やっとここまで 


大きな問題として 取り上げられるようになりました。


この事態発覚の遅れには 文科省の責任もあると思います。


これから文科省には 真相究明に 全力を注ぎ、


“ 学校と 教育委員会 ”に対し 責任を追及してほしいものです。


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こちらに写っているのは NPO法人「全国いじめ被害者の会」


代表の 大澤 秀明氏です。


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この大澤さんは 御子息(四男)の 秀猛君を 


いじめによる自殺で 1996年に 亡くされています。


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この 秀猛君は 長い遺書をしたためており


それによると 悪童連に お金を恐喝され続け


「お金がないので 死にます」といって 自殺したのですが


何と 無残な 胸のつまるお話でしょうか。

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大澤さんは 2006年に 「全国いじめ被害者の会」を設立し、


全国で いじめに悩む方の相談を受け 


「いじめ撲滅」のための 活動をされています。




今回 自殺した広樹君の父親とも お互い遺族同士として


1時間半に及び お話をされたそうです。


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昨日のブログで 「重大な報告を致します」と 申し上げました。



本音も自由に言えず 皆さまからの 貴重なコメントも削除される


アメーバ・ブログ。


これまで私が書いた 皇室問題などについても かなりのコメントが


削除されていると思います。




私の知人の与沢 翼さんが 突如 何の前触れもなく 6年間分の記事が 


あっという間に 削除されたと聞きました。


私も いつか このような目に 遭うのではないかと 危惧いたします。




そこで、 私は 誰にも左右されない 自由な


「メールマガジン」 を 始めることにしました。


こちらのメルマガでは 私の意見や 集めた情報を


誰にも 阻まれることなく 全てお伝えできます。




人々の心や気持ちを代弁し 弱い人たちの味方となり 


オピニオン・リーダーとして 日本を良くするため 


たたかっていこうと思います。





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後日 追加の募集をする際には また ブログにて


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