メディカ出版主催の沼野尚美先生によるスピリチュアルケアセミナー、

「末期がん患者へのスピリチュアルケアと家族ケアのポイント」 

を受講しに行ってきた~。

保助看法の一部が改正されて「卒後研修の努力義務化」がスタートしたので

昨今いろんな研修とかセミナーを見かけますが、意外と食指が動かない。

(学会に参加してハンコをポン!ってもらうとかだけじゃ意味ないし、

興味ないシンポジウムは寝てしまうし~)

そんな中でかねてより行きたいと思っていたセミナー。期待はかなり大。

別に、今は、臨床離れてるから、そんなに頑張って研修受けなくてもいいのはわかってるんだけど。

今年は、前半、いろいろありましたからねぇ。。。。

すこし、整理をつける意味でも、「こころ」が渇望してました。

講師は沼野尚美さん。神戸の病院でチャプレンをされている方。

パワポとかの資料がない講義は久しぶりで、あれ?どうやって講義ノート取ってたっけ?

みたいな感覚に一瞬なりましたが。

しかし、自分、ものすごい集中力!!

あっという間に午前の部終了。

沼野先生のテンポよい講義は、

ほろっとさせたり、大笑いさせたり。

1日がほんとあっという間。

すっかり先生のファンになってしまったんで、思わず昼休みに著書を購入(笑

でもね、まじめな話、先生のお話は、生きていく上での大切なトピックがとっても満載でした。

末期がん患者のケア云々でなく、

ほんとは、みんな聞いた方がよいのではないかなぁって思った。

先生の講義で印象に残ったものですが、

911の時の愛する息子へ最期の言葉を伝えた話を例に出し、

「アメリカ人にできて日本人にできないのは何故?

それは、日ごろ使っていない言葉は人生の最期には出ないんです」

う~ん、ぐっときた。

家族には常日頃言わないとだめだね。と、再認識。

そういや、わたし、このセミナーのあと、

武蔵小杉でドイツレクイエムの合唱あわせなんですよね~

(なので会場に楽器持参)

私の個人的印象だけど、今日の先生の講義を受けて思った印象は、

ドイツレクイエムがしっくりくるな、と。

特に第7曲目に真理が隠されているような。。。

せっかくなので歌詞をペタリ↓

第7曲「幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは」 

Selig sind die Toten,die in dem Herrn sterben,von nun an.

Ja, der Geist spricht,

da sie ruhen von ihrer Arbeit;denn ihre Werke folgen ihnen nach.

(Offenbarung Johannis 14, 13)

幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるもの、今よりのちに。

「然り」と霊も言いたもう、「かれらはその労苦から[解かれて]休まん。

かれらの行い、のちより従うなれば

(ヨハネの黙示録 14:13)

出典 ウィキ



うぉーっ、一日長い。。。